CLOSE

SEARCH

株に関する数値をわかりやすく説明すると

これまでは、情報を集めてくる方法についてご紹介してきましたが、ここからは集めてきた情報を使って、実際に企業を分析する方法について数回にわたってご紹介していきます。

 

これまでも度々難しいワードが出てきたと思いますが、これからはローマ字も複数出てきます。

例えば、「PER(株価収益率)」であったり、「ROE(自己資本利益率)」など、日本語に翻訳してもよくわからないものが複数で出てきます。

そうなると、「難しそう…やめようかな…」と思われるかもしれません。

正直、わからなくても株を買うことはできるのですが、わからないと取らなくてもいいリスクまで増してしまいます。

 

例えば、比較的わかりやすいチャートだけを見ていたら、実はとんでもなく株価は割高になっていたにもかかわらず、チャートだけ見ていたら安かったので買って見たら大損した…

なんてことも起こるかもしれません。

 

確かに、これらのローマ字や難しい日本語は、見ると「うー…」っとなってしまいがちですが、それぞれ「意味」と「計算の仕方」があり、計算自体は中学生でもできるくらい簡単です。

また、ヤフーファイナンスにすでに計算された数値がのっていることが多いです。

 

さらに、ここでご紹介するワードは、日本でもここ数年で浸透してきたものです。

浸透したきっかけは、インターネットによって情報が普及したことと、村上世彰氏が率いていた村上ファンドがこれらの数値を元に「おたく安すぎじゃない?」という行動をしたためです。

ということは、この数値を知っていれば「お買い得な会社を見つけられるかも?」っという思いで頑張っていきましょう。

 

1.売上と利益

まず、一番わかりやすい売上と利益についてからご説明します。

売上とは、「一個の価格 × 売った数」のことです。

利益とは、「売上 ー 原価」ということで、「どのくらい儲かったの?」ということです。

ただ、この原価にも様々あるので、詳しくは「そもそも売上と利益とは?」をみてみてください。

 

2.利益率

次に、売上と利益がわかったところで、利益率というもの分かります。

利益率は、「利益 ÷ 売上 × 100」で計算でき、「%」で表されます。基本的に高ければ、高いほど良いです。

→「利益率」をもっと詳しく

 

3.総資産

次に、総資産です。

総資産とは、その会社のすべての資産のことで、現金・工場・機械などをすべて足したものです。

例えると、皆さんのお財布や電子マネーの残高、家、スマホ、服などの価値のあるものすべてを足した合計です。

しかし、この資産を買うにはお金がないといけません。

このお金は、「会社の利益」からか、「株主のお金(=資本金)」からか、「金融機関から借りたお金」からか選ぶことができます。

 

 

4.純資産

次に、純資産です。

総資産のうち、「会社の利益」と「株主のお金」を足したものです。

負債のように借りたお金ではないので、会社を解散しない限りは基本的に、会社の中に残り続けます。

ただ、会社が解散するときになったら、純資産は株主に分配されます。

 

 

5.負債

次に、負債です。

金融機関から借りたお金」のことで、総資産を買ってもいいのですが、何かの費用(人件費や家賃など)に使うことも可能です。

ですが、負債は借りたお金なので、いつかは返さなくてはいけないお金です。

 

 

6.PER(株価収益率)

突然英語が出てきてすみません…

PERと書いて、「ピー・イー・アール」と読みます。

時価総額(1株の株価 × 発行済株式数)÷ 純利益」で計算することができ、「〇〇倍」と表されます

要するに、「何年間純利益を貯め続ければその会社をすべて買うことができるのか?」ということが分かります。

よく似たような会社を比較するときに使います。低いとその会社は「割安」ということになります。

→「PER」をもっと詳しく

 

7.PBR(株価純資産倍率)

PBRと書いて、「ピー・ビー・アール」と読み、

時価総額 ÷ 純資産」で計算することができ、「〇〇倍」で表されます。

要するに、「今、会社を解体したとして投資家は、何倍になって返ってくるのか?」ということがわかります。

たいてい、1倍を割っていると、「割安」ということになります。

→「PBR」をもっと詳しく!

 

 

8.ROE(株主資本利益率 or 自己資本利益率)

ROEと書いて、「アール・オー・イー」と読みます。

純利益 ÷ 株主資本 × 100」で計算することができ、「%」で表すことができます。

要するに、「僕たち投資家が投資したお金で何倍の利益を出しているのか?」ということがわかります。

なので、競合と比較するときにROEが低いと、「競合の方が投資家のお金を使ってうまく運用している」ということがわかります。

→「ROE」をもっと詳しく!

 

9.まとめ

最後に、数値を使って企業を分析する方法についてまとめると、

・難しそうに見えるので初心者はここで挫折しがち!しかし、よく見てみると意外と簡単

・売上と利益のうち、利益は、売上から原価を引いたもののこと

利益率とは、何%儲かったのか?ということがわかり、利益率は高ければ高いほど良い

総資産とは、「その会社のすべての資産」のこと

純資産とは、基本的に「会社の利益」と「株主のお金

負債とは、「金融機関から借りた」お金のこと

PER(株価収益率)とは、「何年間純利益を貯め続ければその会社をすべて買うことができるのか?」ということがわかる

PBR(株価純資産倍率)とは、「今、会社を解体したとして投資家は、何倍になって返ってくるのか?」ということがわかり、1倍を割っていると割安

ROE(自己資本利益率)とは、「投資家が投資したお金で何倍の利益を出しているのか?」ということわかる

この記事のKeyword:
w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
Bitnami