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その企業がお買い得かがわかるPBRとは!

PBRとは、「ピー・ビー・アール」と読まれ、日本語にすると「株価純資産倍率」です。

一言で言うと、「時価総額は純資産の何倍ついているのか?」と言うことなのですがどうして、純資産の何倍の時価総額がついていのかを知る必要があるのか…

ということを今回紹介していきます。

PBR」は自分で計算することもできるのですが、ヤフーファイナンスでれば、右下の「参考指標」の6段目に、「PBR」が書いてあります。

一見難しそうに見えるけど、本当はわかりやすいPBRについて、ご紹介します。

 

 

1.そもそもPBRって何?

PBRとは、「時価総額 ÷ 純資産」で計算できます。

まずこの式を分解してみます。

「時価総額」とは、「1株の株価 × 発行済株式数」で計算できます。

意味としては、「この会社の全ての株式を買うにはいくらかかるのか?」です。

「純資産」とは、、「資本金 + 資本剰余金 + 利益剰余金」とも計算できますし、「総資産 – 負債」でも計算することできます。

意味としては、「会社に株主からのお金とこれまでの会社が作った利益の蓄積」という意味と、「負債を返した後に会社に残るお金」とも取れます。

以上を考慮するとPBRとは、「負債を返した後に残ったお金などの純資産に対して何倍の時価総額がついているか?」ということがわかります。

 

例えば!

1株の株価が100円・発行済み株式数が200株・純資産が10,000円の会社A
1株の株価が100円・発行済み株式数が200株・純資産が40,000円の会社B

があったとします。

会社AのPBRは、100 × 200 ÷ 10,000 = 2倍
会社BのPERは、100 × 200 ÷ 40,000 = 0.5倍

ということになり、会社Aであれば時価総額が純資産の2倍となり。会社Bであれば時価総額が純資産の1/2倍となります。

すると、会社Bの方が全ての株式を買い取っても同じ額の純資産があるということになります。

というように、基本的に低いと「お買い得」ということになります。

では、どうしてこの2社はPBRが異なってくるのでしょうか?

 

 

2.PBRはどうして会社ごとに違うの?

PBRは、株価によって変動します。

株価は、この会社は成長していくことで業績も良くなっていく!すると利益が増えてその一部が純資産となる!と判断されると自然に上がっていきます。

すると、同じ純資産であってもPBRは上がっていきます。

一方株価は、この会社は成長していかないだろうと判断されてしまうと、自然と停滞か下がっていってしまいます。

すると、同じ純資産であってもPERは下がっていきます。

では、このPBRはどういったときに使われるのでしょうか?

 

 

3.PBRってどう言う時に使うの?

PBRは、その企業の将来性を見たり、似ている事業を行なっている企業を比較するときに使われます。

PBRが高ければ、株主は純資産よりそれだけ期待しているということになり、解散しても返ってくる額が少なくなるので、リスクをとっているということになります。

また、似ている事業を行なっている企業同士で比較し、お買い得な方を買うという時に使います。

 

 

4.PBRにまつわる世の中の定説

ここで世の中の定説として、「PBRは1倍を下回らない」というものがあります。

これは仮に、1倍を下回ってしまった場合、「この会社の全ての株式を買っても負債を返した後に残った純資産の方が高い!」

ということになり、「この会社の全ての株を買っても、それよりも多くの純資産が残っている」ということになります。

でも会社は日々、売上を上げて利益をを生み出していますよね?

なので自然と純資産も増えていくはずなのに、それが評価されていない!ということになってしまうため、基本的にPBRは1倍を下回らないとされています。

ただ、PBRを下回っている企業は複数あり、特に不景気になると優良企業であっても下回ってしまうことがあります。

 

 

5.まとめ

最後に、PBRについてまとめると、

PBRとは、「負債を返した後に残ったお金などの純資産に対して何倍の時価総額がついているか?」ということがわかる

PBRは一般的な通説として、1倍を下回らないとされている

・不景気になると株価が下がるのでPBRが1倍を下回ってしまうことがあり、そういったときはたいていお買い得

 

→PBRと紛らわしい?「PERの説明」も参考にしてください。

→またまた英字3文字!の「ROEの説明」も参考にしてください。

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w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
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