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実際に財務諸表を読んでみる ただその前に…?

これまでは財務諸表についてご紹介してきました。

ではこれから実際の財務諸表を読んでみよう!と思った時に、

「そもそも財務諸表ってどこにあるんだっけ?」

「見つけたはいいけど何んでこんなにたくさんあるんだ?ってか長くない?」

となると思います。

そこで今回は、実際に財務諸表を読むためのについての最初に一歩について紹介します。

 

 

1.財務諸表の探し方

まず、財務諸表を探さなければいけません。

しかし、「会社名 財務諸表」とグーグルや検索しても、出てくるのは「決算書」や「決算資料」というものではないでしょうか?

実は企業は、財務諸表も含めた決算書というもので、会社の家計簿を発表しています。

ちょっと紛らわしいですが、投資家としては、財務諸表だけで見せられても、

「え?どうしてこういう数値になったの」ということになります。

例えば、これまで順調に売上と利益が伸びてきたら、順調に伸びた理由も気になりますが、突然利益が減っても驚くと思います。

なのに、説明がなかったらちょっと不親切ですよね?

そこで、財務諸表だけでなく、なぜそうなったのか?なども含めて詳細に書かれているのが、決算書となります。

 

この決算書には、「決算短信」「有価証券報告書」「決算説明会資料」「決算補足資料」などがあります。

この決算書を探すには、「会社名 IR」を検索してみるとすぐに見つけることができます。

IRとは、「Investor Relations」の頭文字で、企業の株主に対応部署のことです。

というと、一見株主にしか読めない気がしてしまいますが、株主でなくても読めるので是非色んな企業を読んでみてください!

 

(ちなみにこの方法は、海外の企業でも有効です。例えば、「Apple IR」と調べるとAppleの決算書が出てきますし、キットカットを作っているネスレも「Nestle IR」と調べるとNestleの決算書がでてきます。ただ、全て英語ですがw)

 

 

2.決算説明会資料

まず、決算資料の中でもつかみやすいものが、決算説明会資料だと思います。

これは、株主総会で発表された際に使われるもので、グラフなどを使って説明されています。

例えば、ソーシャルゲームの「モンスターストライク」を作っているミクシィの決算説明会資料を見てみましょう。

すると、「売上や利益」「これまでの売上の推移」「売上原価」「販管費」「事業の状況」「決算予想」などが書かれています。

 

このように、目でわかりやすく説明しているのが、決算説明会資料になります。

 

 

3.決算短信

次に、決算短信を読んでみてみましょう。

決算説明会資料とはうって変わって、文字ばかりの資料になります。

ただ、決算説明会資料ではわからなかった説明が記載されています。

ここでもミクシィの例をとって決算短信をみてみようと思います。

すると、「経営成績・財政状態に関する分析」「企業集団の状況」「経営方針」「連結財務諸表」がのっています。

この中の「連結財務諸表」がこれまでご紹介してきた「財務諸表」となります。

 

 

4.有価証券報告書

次に、有価証券報告書を読んでみてみましょう。

有価証券報告書については、決算短信よりさらに詳しく書かれています。

有価証券報告書決算短信の違いは、決算短信の方が「速報」で、有価証券報告書の方が情報が確実になってから公表されます。

ここでもミクシィの例をとって有価証券報告書を見てみようと思います。

すると、決算短信より長めでかつ、特に第4の【提供会社の状況】は、決算短信にはのっていない項目です。

例えば、大株主のところ見ると、誰が株式の何%を持っていて、どのくらいの資産を持っているのか?なんてこともわかったりします。

 

5.まとめ

最後に、財務諸表を読んでみる前に

・企業の財務諸表を調べるときは決算書を見ることでわかり、「企業名 IR」で検索すると出てくる

・決算書には、決算短信、有価証券報告書、決算説明会資料がある

・中でも最初は、決算説明会資料を読むとグラフなどが入ってきて視覚的にわかりやすい

決算短信は、決算の速報にあたる

有価証券報告書は、決算のが確実になったら発表されるもので、決算短信よりも詳細が書かれている

 

財務諸表の見方

貸借対照表の見方

損益決算書の見方

キャッシュフロー計算書の見方

→次は、決算説明会資料の見方を説明しています。

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w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
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