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未上場の株にも投資ができる株式型クラウドファンディングとは?

「湯〜園地」でも話題になったクラウドファンディングですが、クラウドファンディングにも様々な種類があります。

 

そのクラウドファンディングの中でも、今回は2015年の法改正でできるようになった新しい形の、株式型クラウドファンディングについてご紹介します。

 

株式型クラウドファンディングは、2015年に今後の日本の戦略について、政府によって策定された「日本再興戦略」の「成長資金・リスクマネーの供給促進等」でも触れられおり、政府も後押しをしているものです。

 

 

1.クラウドファンディングとは?

インターネットのサイトを使って、これまではできなかったような、様々な人からお金を集めることができるサービスです。

 

このクラウドファンディングには、大きく購入型クラウドファンディングと投資型クラウドファンディングがあり、その中でも株式型クラウドファンディングは、投資型クラウドファンディングの一つです。

 

2.株式型クラウドファンディングとは?

株式型クラウドファンディングとは、様々な人からお金を集める時に、お金を受け取る対価として、株式を渡すというものです。

 

株主とは、その会社の持ち主になるということです。

その会社の持ち主になることで、経営に参画できたり、配当金を受け取ることができたりします。

 

詳細は、以下の株式型クラウドファンディングのメリットでもご紹介しています。

 

3.証券会社で売っている株式と株式型クラウドファンディングで売っている株式の違い

 

通常、株式を買おうとすると野村証券やSBI証券で購入しますが、では株式型クラウドファンディングで売っている株式とはなにが違うのでしょうか?

 

簡単に言ってしまうと、上場しているか未上場であるかの違いです。

上場しているとすぐに自分の持っている株式を売却することができますが、未上場だとすぐに売却することができません。

また、上場している企業に比べて未上場企業だと情報が少なく、投資した会社が突然倒産してしまったりすることがあります。

 

さらに、未上場株式の詐欺も横行していて、そのためのルールがしっかり定められています。

 

4.株式型クラウドファンディングのルール

・登録した会社でないと扱うことができない

株式型クラウドファンディングでは、第一種少額電子募集取扱業者というものを金融庁に登録しなければいけません。

これに登録されれるまでにまた、最低でも資本金を1,000万円が必要だったり、社内の体制もしっかりしたものでないといけません。

 

・1年間に集めることができるのは、1億円まで

1社が1年間に集められることができるのは、1億円までです。

ただし、1億円までなら年に何度でも調達することができます。

例えば、1,000万円、3,000万円、5,000万円とお金を調達することが可能です。

 

・1人が1社に投資できるのは、50万円まで

1人が1社に投資できる限度額が決まっており、50万円までとなっています。

 

・インターネットでの募集のみ可能

投資するには、基本的にはインターネットでの募集となっています。

電話などで募集することはできません。

 

5.株式型クラウドファンディングのメリット

次に株式型クラウドファンディングのメリットについてご紹介します。

 

上場した時に、大きな利益を得ることができる

もし投資した企業が上場した場合、投資した分の株式の価値が一気に上がり、儲かることができます。

 

配当金を得られることもある

投資した企業が成長してきて、利益を出し始めると、その利益の一部を配当金として受け取ることができる可能性があります。

 

創業者の夢を応援するだけでなく、一緒に追いかけることができる

他の購入型クラウドファンディングなどでも夢を応援することができますが、一回限りで終わってしまうことがあります。

しかし、株式型クラウドファンディングでは、株主として創業者と一緒に夢を追いかけることができます。

また、議決権を持つことができるので、株主総会で、会社の意思決定に携わることができます。

 

価格が日々変動するわけではない

上場していないので、株価の変動が毎日気になったりすることはありません。

 

6.株式型クラウドファンディングのデメリット

次に株式型クラウドファンディングのデメリットについてご紹介します。

 

倒産してしまうと価値がゼロになる

倒産してしまうと貸付型クラウドファンディングとは異なり、価値がゼロになってしまう可能性があります。

 

すぐに投資した分を売却できない

未上場企業のため、投資した分をすぐに売却することができず、長期間での投資になります。

売却するには、上場するか、他の人に買い取ってもらうか、企業が買収されたりしないと難しく、売却しても利益が出るとは限りません。

 

1億円までしか調達できない

1年で1億円までしか調達ができないので、急成長するベンチャーには足りない可能性があります。

 

7.株式型クラウドファンディングの始め方

株式型クラウドファンディングは、各株式型クラウドファンディング業者に口座を開設することで始めることができます。

現状は、Fundinno(ファンディーノ)の1社しかありません。

 

8.まとめ

最後に、株式型クラウドファンディングについてまとめると

・株式型クラウドファンディングは、未上場企業に対して複数人で投資できる

・第一種少額電子募集取扱業者に登録した会社でないと扱うことができず、日本だと1社しか存在しない

・1年間に集めることができるのは1億円まで、1人が1社に投資できるのは、50万円までしか募集することができない

・インターネットでの募集のみ

・上場した時に、大きな利益を得ることができたり、配当金を得ることができる可能性がある

・創業者の夢を応援するだけでなく、株主として一緒に追いかけることができる

・価格が日々変動するわけではない

・倒産してしまう可能性もあり、価値がゼロになる可能性や投資した分をすぐに売却できない

・証券口座を開くことは無料なので一度開いてみてはいかがでしょうか?

 

購入型クラウドファンディングのビジネスモデル

w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
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