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〜不安でクラウドファンディングするか悩んでいる君へ〜

 

このサイトは基本的に金融を身近にすることを目的としているメディアなので、必然的に会社側よりも、投資者向けの記事が多いのですが、俗に言うCtoCであるクラウドファンディングの領域は取引をする二人ともが法人でもなく一個人なのに、メディアはどちらかというと消費者・投資者の立ち位置側個人に向けた記事が多いような気がします。俺らだって個人なのにな。もっと優しくしてくれって感じだよな。

そんな感じでクラウドファンディングするか悩んでる人たちにエールを送ります。

 

 

1.クラウドファンディングについてもう一度

 

クラウドファンディングとは詳しくこちらで説明していますが、改めて説明します。

 

クラウドファンディングというのは、会社だけでなく、一個人が、公共性や福祉性の高いもの、または、斬新で今までなかった製品を作りたい!けど資金が足りないぞ!?という時に、「みんなー!オラこういうのやりたいんだ!!オラに力を分けてくれー!!」って言って「おぉ!そのアイデアすげえ!力分ける!」という感じで共感してくれた人(支援者になる者)から資金を集める、そのやりたいこと実現に向けた新しい資金調達方法です。

 

今の中高生や女性の方達にはわかりにくくなってしまったので、その方達に向けてわかりやすくいうと、”仲良し5人グループの女子大生グループのうちの一人が誕生日を迎えるので、日頃の感謝を込めて高価なプレゼントをあげたいんだけど、一人でそれ全額出すのはきついから「5人で割り勘しよう」”って呼びかける感じです。

厳密にいうと、クラウドファンディングは女子大生の例のように支援者の数や目標額が決まっているわけではないので(共感してくれた人の数だけ支援者を募ることができ、資金は目標額以上の額を集めることも可能)、友達の誕生日の割り勘は狭義の意味でのクラウドファンディングです。

 

また、クラウドファンディングは自分の掲げる夢に共感してもらうことが第一なので、自分勝手なプロジェクトはまず通りません。

 

例えば、「ウユニ塩湖1週間行ってみたいからみんなクラウドファンディングしてー!」では通りません。

これでは完全にくれくれちゃんですね。乞食かっていう。

誰がお前の休暇のためにお金払うんだって大顰蹙(だいひんしゅく)を食らって最悪友達がいなくなります。

 

ですが、「VR360°カメラで撮影したウユニ塩湖の景色をアフリカの子供達に見せてあげたい!」

だと通る可能性があります。

公共性(アフリカの子供達に素晴らしい景色を見せてあげたい人たち)と福祉性(貧しい地域の子供に投資する)という点でとても相性がいいです。

しかも、アフリカの子供達のために自分たちが実際には行けないけど、プロジェクト主が代わりにやってくれることで、資金援助した支援者たちも誇らしい気分になれます。

いいことづくめなのでいいかもしれません。

 

ちなみにテクノロジーを使ったプロジェクトはウケがいいです。

これは言わずもがな世界共通の事実で、テクノロジーだけ累計資金額が一桁違います。

 

 

資金の集め方についてですが、プロジェクトをサイトに載せるのは無料でできます。

資金が集まった場合のみ料金が発生します。

資金の集め方には2種類あって、”All or Nothing”と”All-in”があります。

前者は資金目標額達成しなかった場合、支援者に全額返金するタイプ。全額返金する場合など手数料はかからないので安心してください。

後者は、目標達成したか否か関係なく、プロジェクト主に資金が届けられるタイプです。

 

 

 

どちらを選ぶかはプロジェクトによるので、自分のプロジェクトとよく相談して決めましょう。

クラウドファンディングサービス会社によっては1プロジェクトにつき担当者を一人つけてくれるところもあるので、担当者に相談するのが一番いいです。

(各クラウドファンディングサービスを比較した記事はこちらURL)

 

2.クラウドファンディングをするメリット

 

ここでどうして自分がやりたい公共性が高くて福祉的なことなのにクラウドファンディングを勧めるか、クラウドファンディングのメリットについて説明します。

 

2-1.在庫管理しなくていい。

製品を作る上で一番怖いのが在庫。

自分で同人誌をコミックマーケットで作ったことがある人、学校の有料の部誌を発行したことがある人、ちょっと転売ビジネスをかじったことがあって、在庫を抱えて転売をしていた人、アパレルでバイトして毎シーズン訪れるセールに嫌気がさしている店長。

とにかく物を売る上で一番忌み嫌われるものが在庫。

例えば、売れると思って店長が仕込んだソース焼きそばのイチゴ味、水素水、変な味のジュース…。

流行が過ぎるのは早いものですぐに消費者は飽きてしまいます。斬新なだけではリピートしてもらえないのです。

そして次に来るのがおきまりの叩き売りセール。俗にいう”在庫処理”ですね。

「在庫処理のため大特価!!」なんてスーパーで見かけたことあるんじゃないでしょうか。

在庫を抱えるくらいなら赤字でいいから売ってしまえ!

ビジネスでは当たり前です。売れないのに場所だけとって邪魔だからその場所に新しい売れるものを配置したほうがいいに決まってるから。

 

というわけでいかに在庫が忌み嫌われるものかわかっていただけたでしょうか。

 

しかし、クラウドファンディングでは在庫の心配がありません。

物を作って売るクラウドファンディングは購入型クラウドファンディングという部類なのですが、購入型クラウドファンディングでは、支援者へのリターンをそのまま製品にする場合が多いです。

(基本、支援する額が増えるとリターンの商品も×2,×3と増えていきます)

なので支援者=購入者。

もう買ってくれる人数と個数がわかっているのだから、無駄に作ってしまって在庫を抱える心配がない。

製品が完成したらそれを支援者の自宅に送りつけ、それでおしまい!!

在庫地獄から抜け出せるのです!

割とこれは画期的なアイデアだと私は思います。

市販されない分(プロジェクトによっては市販分作るところも)、プレミアもつきます。

 

2-2.自分でお金用意しなくていい。

 

何かと足枷になる金銭的問題…。

お金がなくて惨めな思いをしてきた人はたくさんいるでしょうし、これからもたくさんいます。

でも、クラウドファンディングでは、支援してくれる人がいるので、全額自己資金で準備しなくても、支援者から募った資金を充てることができます。

(ものによりますが、もちろんプロジェクト主が自分で資金をしっかり準備しておくのもプロジェクト成功のためにも重要です。)

※アメリカのデータですが、アメリカのクラウドファンディング”Kickstarter”が発表したデータでは、自己資金が全資金の30%を超えていたプロジェクトの成功率は、そうでないプロジェクトの2倍でした。



2-3.応援してくれる人ができる

不安になること、心細くなること、努力してる人なら誰しもなると思います。

ひとりぼっちだと心が簡単に折れてしまいますが、クラウドファンディングでは名前も顔も知らない誰かが名前も顔も知らないあなたの夢に共感して支援してくれます。

 

”誰かが自分のことを応援してくれている”

この実感が与えてくれるパワーはすごいものだと思います。

それに、なかなかできない経験ですよ。

 

3.クラウドファンディングをするデメリット

いいことづくめに見えるクラウドファンディング。

もちろんデメリットもあります。

 

3-1.責任などのプレッシャーはある

 

まず、資金調達の間だけでもすごいプレッシャーに見舞われます。

All or Nothingにした場合、既に支援してくれた人たちの思いを裏切るまいと、目標額に届くように必死に告知し続けなければなりません。

その時のプレッシャーといったら…。

良く言えば人のために頑張る、悪く言えば、他人のために頑張る、なので、そのプレッシャーがいいか悪いかはわかりませんが、ひたむきに夢の実現のため、応援してくれた人のために頑張るのは代え難い経験だとは思います。

また、資金調達後も調達後で、プレッシャーはあります。

クラウドファンディングを資金集めで終わり勘違いしている人が多いのですが、クラウドファンディングは、支援してくれた人たちに結果を報告するまでがクラウドファンディングです。

資金調達が終わった後さっさと音信不通になってしまう非常に残念なプロジェクト主もいるので、応援してくれた人をがっかりさせないようにしてほしいと思います。

プロジェクトを発表する時には予算の内訳は決まっているので、資金後はお金の使い道を心配する必要はありません。ただ、予算よりもオーバーしてしまうということは有り得ますので注意しましょう。

 

 

3-2.手数料を取られる

 

プロジェクト主にとっては残念なことに、仲介料(手数料)が取られます。

支援者とプロジェクト主を仲介するクラウドファンディングサービス会社というのは仲介料で利益を得ているので…。

会社によりますが、手数料は概ね平均20%ほど。

手数料を抜いて資金繰りを考えないととんでも無いことになってしまいますよ!(普通の担当者だったら教えてくれるので心配ありませんが)

3-3.やり方や態度によっては友達がいなくなる

 

これは気をつけていただきたいのですが、時たまに、思いが先走って、相手のことを考えず、支援を迫ってしまう人がいます。

そうなると、支援したくなくなるどころか、友情や知人関係にもヒビが入ってしまい、終いには友達がいなくなる…なんてこともありますので、押し付けずクラウドファンディングをやることをおすすめします。

人は理屈や力ではなく、感情で動くとドラゴン桜を描いた三田紀房さんも言ってました。

そんな壮大なストーリーじゃないぞ…と思うかもしれませんが、案外人生はドラマティックなのでそれくらいのつもりでいきましょう。

大事なのは”共感”です。

 

4.まとめ

 

今回は番外編ともいえるクラウドファンディングを考えている君へという語り口調で記事を書きました。

素敵かどうかなんて夢物語ではなく、多くの人に賛同してもらえるかどうかが鍵です。

みんなが喜びそうなおもしろクラウドファンディングする方を楽しみにしています。

 

 

この記事のKeyword:
佐藤友佳

Author: 佐藤友佳

投資に興味がある女子大生(仮) 投資をしたくても何から始めていいのかわからずにここまで来てしまった。 二十歳になるのでそろそろ本格的に始めようと思っている。 勉強も兼ねてライターとして記事を書いている。 優雅で豊かな生活を送るのが夢。
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