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不動産小口化商品のリスクって?

前回、初心者で少額でも不動産投資ができる不動産小口化商品の良い点についてご紹介しましたが今回は、不動産小口化商品のリスクについてご紹介します。

 

 

1.そもそも不動産小口化商品ってなに?

まず、不動産小口化商品のおさらいです。

不動産小口化商品とは、「不動産」を持つ権利を「小口化」(小さく分割)した商品です。

要するに、「不動産を一つ買おうとするとどうしても高くなってしまうので、みんなで一つ買うことにしよう!」という商品です。

投資した分を売却しても利益は出ず、不動産に入居している人が月に1回払ってくれる家賃を配当する形になっています。

この不動産小口化商品を作り販売できるのは、厳しい規制を乗り越えた不動産特定共同事業者のみなっています。

 

 

2.商品数が少ない

不動産小口化商品の場合、商品数が少ないので、投資を初めたばかりの方などには、お勧めなのですが、不動産小口化商品を複数持つことでリスクを分散させることが難しいです。

 

そのため、余裕資金で行なったり、不動産小口化商品 + 他の株や投資信託などでリスク分散することがお勧めです。

 

3.投資資金を下回ってしまう可能性

不動産小口化商品は、「運用期間が終了して売却した時に得たお金は、不動産会社(特定共同事業者)ではなく投資家優先的に支払いますよ!」という契約によって、基本的に投資資金を下回らないようになっています。

しかし、以下のようなケースは投資資金を下回ってしまう可能性があります。

・地震や落雷などの自然災害による不動産の損壊

・空室率上昇、賃料の急激な下落による賃貸利益の減少

・不動産市場の急激な悪化

 

ただ、企業にもよりますが、不動産価格が3割以上下落しない限りは、投資資金を下回ってしまう可能性は低くなっています。

例えば、不動産の評価額が1億円の不動産に投資した場合、7,000万円を下回った場合に、投資資金を下回ることになりますが、1年間で不動産価格が3割以上下落したというケースは、この20年間でありません。

 

 

4.不動産会社の倒産リスク

不動産会社(特定共同事業者)が破綻してしまうと、出資金の全額が返還されない可能性があります。

そのため、決算資料を見ることをオススメします。

 

 

5.途中解約がしにくい

不動産小口化商品は、途中解約がしにくくなっています。

仮に、途中解約しようとすると、手数料が発生することがあり、結果で見ると損をしてしまう可能性があります。

なので、余裕資金で運用することがオススメです。

 

 

6.不動産売却益が反映されない

不動産小口化商品であると、家賃収入などが安定的にリターンとして入ってきますが、運用期間が終了した時に、不動産を売却して発生した利益は、不動産会社(特定事業者)が全てとり、投資家には還元されません。

 

 

7.まとめ

最後に、不動産小口化商品のリスクについてまとめると、

・商品数が少ないので、リスク分散をするには、不動産小口化商品以外の商品を購入するか、余裕資金で運用することがオススメ

・天災や不動産市況が悪化すると投資資金を下回ってしまう可能性がある

・不動産会社(特定共同事業者)が破綻してしまうと、出資金の全額が返還されない可能性がある

・途中解約してしまうと手数料を取られてしまう可能性があるので余裕資金で運用するのがオススメ

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『お金にヒント』さん

Author: 『お金にヒント』さん

資産運用をはじめて6年。 お金にまつわる様々な知識をわかりやすく簡単に説明します。
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