CLOSE

SEARCH

不動産投資信託(REIT)の仕組み

不動産投資信託とは、不動産投資信託ってそもそも何?でもご紹介した通り、「不動産投資の経験が豊富な投資のプロにお金を預けて代わりに不動産で運用してもらう商品で、上場しているのでいつでも取引できるものでした

ですが不動産の場合、日々取引するにはとても難しいものです。

にもかかわらず、どのように取引できるようになっているのでしょうか?

今回は、不動産投資信託の仕組みをご紹介します。

 

1.投資法人

投資家の方がまず、「不動産投資信託に投資したぞ!」と言ったときに、何を購入されたかというと、投資法人投資証券です。

この投資証券は、会社の株にあたるもので、購入するとテナントからの賃料不動産の売却で得られた利益を分けてもらえます。

この投資証券は、取引所に株と同じように上場していて、簡単に投資家を変えることができます。

 

ですが、この投資法人にはほとんど社員がいませんし、資産運用・一般業務・資産保管などもできないと法律的に決まっています。

では、投資法人とは何をしているのでしょうか?

簡単にいうと金庫で、投資家から投資されたお金と不動産を保有しているだけです。

では、日々の一般業務や投資した不動産の管理、投資する不動産の選定は誰がやっているのでしょうか?

 

 

2.資産保管会社

資産保管会社とは、「〇〇信託銀行」と名のつく信託銀行が行なっています。

投資法人から委託されて(頼まれて)、資産の保管を行います。

 

3.事務受託会社

事務受託会社とは、「〇〇信託銀行」と名のつく信託銀行が行なっています。

投資法人から委託されて、会計や納税、投資法人の社債にあたる投資法人債を発行する際に事務を行います。

 

4.スポンサー会社

スポンサー会社とは、資産運用会社の株主となって、不動産投資信託の設立を主導する会社のことです。

このスポンサー会社は、不動産会社ハウスメーカー、鉄道会社などの不動産をたくさん保有している会社が多く、投資法人に不動産も提供しています。

例えば、日本ビルファンド投資法人のスポンサー会社は三井不動産ですし、東急リアル・エステート投資法人のスポンサー会社は東京急行電鉄、イオンリート投資法人のスポンサー会社はイオンです。

 

 

5.資産運用会社

スポンサー会社からの出資を受けながら設立されるもので、「〇〇マネジメント」や「〇〇投資顧問」と名のつく会社が行なっています。

投資法人の投資する不動産の選定を行ったり、不動産をどのような条件で賃貸させるか、不動産の価値を維持するための修繕計画の立案どこから資金を集めるか?なども決めます。

 

 

6.金融機関

投資法人は、お金を集めるときに、投資法人投資証券を発行するだけではなく、銀行などからもお金を借りてお金を集めます。

大体の不動産投資信託が、投資証券での調達と借金での調達が半分ずつになるようになっています。

半分も借金があると多いように見えますが、不動産を担保に借りているので、いざという時も大丈夫です。

 

 

7.まとめ

最後に、不動産投資信託の仕組みについてまとめると、

・投資家が買うのは、投資法人投資証券

投資法人とは、金庫のように投資家から預かった資金を不動産に変えて運用している会社、ただし主な業務は委託している

資産保管会社とは、資産の保管を投資法人から委託されている会社

事務受託会社とは、日常業務で発生する業務を投資法人から委託されている会社

スポンサー会社とは、不動産投資信託を設立するのを主導している会社で、不動産会社などがなる

資産保管会社とは、スポンサー会社の出資を受けながら設立さたもので、不動産の選定や条件の決定、修繕計画の立案、資金調達などを行っている

金融機関は、不動産を担保にお金を貸し付け、リターンを増えるようにしている

w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
Bitnami