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ヘルスケア特化型不動産投資信託(REIT)の特徴とは?

不動産投資信託(REIT)は、58本ありますが、大きく8つの種類に分かれます。

そのうちの一つで、高齢者向け住宅病院に投資しているヘルスケア特化型不動産投資信託についてご紹介します。

1.ヘルスケア特化型不動産投資信託とは

ヘルスケア特化型不動産投資信託とは、有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅病院などのヘルスケア施設に投資するものです。

テナントは、オペレーターと呼ばれる高齢者向け住宅病院を運営する会社になります。

 

2014年に日本ヘルスケア投資法人が初めて上場したばかりの、8つ投資信託の中で最も歴史が浅い投資信託です。

 

2.メリット

2-1.今後成長の余地がある

出典:総務省統計局

2015年時点で、既に65歳以上の高齢者が既に、3,395万人おり、全体の人口の26.8%を占めるまでになっています。

しかし、20年後の2035年には、3,741万人にまで増え、全体の人口の33.4%を占めるまでになるとされています。

一方、2012年の高齢者向け住宅の定員は51万人しかありません。

これを国土交通省は、2020年までに不動産投資信託などを利用して、108万人〜181万人にしようとしています。

そのため、今後新たに、58万人〜130万人分の新規供給が必要になってくるため、とても成長余地があります。

 

また、アメリカの不動産投資信託も既に、8兆円近くの資産をヘルスケア施設などに投資をしています。

 

2-2.長期契約を結んでいる

オペレーターと、10年以上契約を結んでおり、テナントの退去リスク低く長期的固定的に収益を得ることができます。

 

 

3.デメリット

3-1.介護保険の制度変更の影響を受けやすい

オペレーターが投資法人に支払うお金は、入居者からの月額利用料と地方自治体の介護保険制度によって受け取る額の一部です。

ですので、この介護保険制度が変わってしまうと、分配金減ってしまう可能性があります。

 

 

4.代表的なプレーヤー

ここで、ヘルスケア特化型不動産投資信託を比較します。

どの投資法人が、どの運用会社を使って、どのくらいの費用をかけて不動産を取得し、その不動産がどのくらいが首都圏にあり、どの程度利回りを出しているのか比較します。

投資法人 運用会社 稼働率 取得費用 利回り
日本ヘルスケア投資法人 大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社 100% 193億円 4.73%
ヘルスケア&メディカル投資法人 ヘルスケアアセットマネジメント株式会社 100% 384億円 5.29%
ジャパン・シニアリビング投資法人 ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社 100% 279億円 5.04%

 

5.まとめ

最後に、ヘルスケア特化型不動産投資信託についてまとめると、

・高齢者は増加傾向にあり、今後20年で全体人口の26.8%から33.4%を占めるまでになるとされています。

ヘルスケア特化型不動産投資信託が投資する高齢者向け住宅の定員は、2012年に51万人しかなかった

・しかし、国土交通省は、2020年までに高齢者向け住宅の定員108万人〜181万人にしようとしている

・アメリカのヘルスケア施設への不動産投資信託の投資残高は8兆円近くになっている

オペレーターと長期の契約を結んでおり、固定収入を得ることができる

介護保険制度の影響を受けやすい

・稼働率が全て100%

 

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w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
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