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ロボアドバイザーの「WealthNavi」を手がけるウェルスナビはこれまでどこから資金調達しているのか?

昨今、ロボアドバイザーが注目を集めており、様々なベンチャー企業や大企業が参入してきています。

中でも、著名なロボアドバイザーが、ウェルスナビ株式会社の「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。

ウェルスナビ株式会社は、2015年4月に創業されたFinTechベンチャーですが、機関投資家向けにリスク管理や資産運用のコンサルティングを行なっていたマッキンゼー出身者によって創業されたものです。

これまでに、メガバンク3行(三菱UFJフィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループ)の子会社のベンチャーキャピタルや日本最大のネット金融グループ、独立系のベンチャーキャピタル、エンジェル投資家から21.5億円もの資金を調達しています。

そこで今回は、ウェルスナビ株式会社がどういった会社から資金を調達しているのかについて、ご紹介します。

 

1.ウェルスナビ株式会社の会社概要

会社名 ウェルスナビ株式会社
本社所在地 東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル3F
設立年 2015年4月
役員 代表取締役CEO 柴山 和久
取締役オペレーション・ディレクター 白土 稔
取締役CTO&CPO 井上 正樹
資本金(資本準備金含む) 33億5381万円
登録している資格 投資運用業
投資助言・代理業
第一種金融商品取引業

WealthNavi」を手がけるウェルスナビ株式会社は、柴山 和久氏によって2015年3月に創業されました。

柴山 和久氏は、2000年に東京大学卒業後、日本の財務省に入省します。財務省在籍中の2002年、ハーバードロースクールに留学、ニューヨーク州弁護士資格を取得します。

留学後は、イギリスと日本の財務省で金融・財政政策の立案に携わりました。

2009年にINSEADにてMBAを取得し、マッキンゼー&カンパニーへ。マッキンゼー&カンパニーでは、ウォール街機関投資家10兆円規模資産運用・リスク管理プロジェクトに携わり、2015年にウェルスナビ株式会社を設立します。

 

詳しいロボアドバイザーの「WealthNavi」について知りたいという方は、こちら

 

2.1回目の資金調達

ウェルスナビは、2015年4月に創業してから最初の資金調達は2015年7月に、インフィニティベンチャーパートナーズ・インキュベイトファンド・梅田望夫氏・千葉功太郎氏・Edward Ronkowski氏から5,000万円程度調達しています。

 

インフィニティベンチャーパートナーズは、独立系のベンチャーキャピタルで、クラウド会計の「freee」やIoTの「SORACOM」、クーポンの「Groupon Japan」などに投資しています。

インキュベイトファンドは、広告の「VOYAGEE Group」やゲームの「gumi」、名刺管理の「Sansan」、SaaSの「サイボウズ」などに投資しています。

 

梅田望夫氏は、東京大学大学院を卒業後、コンサルティング会社のアーサー・D・リトルに入社。その後、ミューズ・アソシエイツをシリコンバレーで創業、2010年よりベンチャーキャピタルのパシフィカ・ファンドをスタートさせています。

また、様々な会社で非常勤取締役や社外取締役を務めています。

 

千葉功太郎氏は、慶應義塾大学を卒業後、リクルートやサイバードを経て、2008年にコロプラを馬場功淳氏と創業し、2012年に東証マザーズに上場。2016年にコロプラの副社長を退任します。

2017年に、ユーグレナ・リバネス・SMBC日興証券の3社によって運営されているベンチャーキャピタルの「リアルテックファンド」に参画します。

ベンチャー企業にエンジェルで投資することも多く、これまでに、ヘルスケアの「FiNC」や宿泊サービスの「relux」、場所のシェアリングサービスの「スペースマーケット」、ニュースアプリの「スマートニュース」などに投資しています。

 

Edward Ronkowski氏は、イリノイ州の元検事です。

 

3.2回目の資金調達

2回目にウェルスナビは、2015年10月にインフィニティベンチャーパートナーズ・グリーベンチャーズ・SMBCベンチャーキャピタル・みずほキャピタル・三菱UFJキャピタル・DBJキャピタルから6億円程度を調達しました。

メガバンク系の3つが同時に入れるのは珍しいです。

 

グリーベンチャーズは、ゲームのグリーの子会社のベンチャーキャピタルです。

これまでに、印刷の「ラクスル」やチケット販売の「チケットストリート」、グルメアプリの「Retty」などに投資しています。

 

SMBCベンチャーキャピタルは、メガバンクの一つである三井住友フィナンシャルグループの子会社のベンチャーキャピタルです。

これまでに、ゲームの「gumi」や住宅の「タマホーム」、ゲームの「Aiming」、バイオの「サンバイオ」などに投資してきており、390社以上が上場しています。

 

みずほキャピタルは、メガバンクの一つであるみずほフィナンシャルグループの子会社のベンチャーキャピタルです。

これまでに、バイオの「サンバイオ」やゲームの「Aiming」、広告の「VOYAGE Group」などに投資してきており、10年で135社以上が上場しています。

 

三菱UFJキャピタルは、三菱UFJフィナンシャルグループの子会社のベンチャーキャピタルです。

これまでに、旅行の「オープンドア」バイオの「グリーンペプタイド」、人材の「リクルートホールディングス」などに投資してきおり、859社以上が上場しています。

 

DBJキャピタルは、日本政策投資銀行という政府系金融機関の子会社のベンチャーキャピタルです。

これまでに、動画メディアの「エブリー」やSIMフリー端末の「プラスワン・マーケティング」、子供服通販の「スマービー」などに投資してきています。

 

 

4.3回目の資金調達

ウェルスナビは、3回目の調達を2016年10月に、インフィニティベンチャーパートナーズ・SMBCベンチャーキャピタル・みずほキャピタル・DBJキャピタル・SBIホールディングス・SBIインベストメントから15億円程度を調達しています。

 

この調達では、SBIホールディングスの子会社のベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントだけでなく、SBIホールディングス本体からも調達しています。

SBIホールディングスは、日本最大のネット証券であるSBI証券と日本最大のネット銀行の住信ネット銀行などを子会社として抱えており、この調達に二社と業務提携を結んでいます。

この提携によって、「WealthNavi for SBI証券」や「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」が生まれており、ロボアドバイザーとしては、最速で1万口座を獲得しています。

 

 

5.まとめ

最後に、ロボアドバイザーの「WealthNavi」を運営しているウェルスナビ株式会社のこれまでの資金調達についてまとめると、

・これまでに、累計で21.5億円を調達している

・日本の3大メガバンク系(三菱UFJフィナンシャルグループ・みずほフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループ)のベンチャーキャピタルや日本最大のネット金融グループから調達している

・ロボアドバイザー「Wealth Navi」について知りたい方は、こちら

w.hirokawa

Author: w.hirokawa

中学2年の時から株式投資をはじめ、現在慶應義塾大学4年。 企業と投資ファンドが好きです。
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