株の売買をした時の手数料はどうやって決まるの？

株の売買をした時の手数料の計算の仕方について

株を売買すると基本的には手数料がかかります。

手数料は証券会社ごとに違い、売買する金額によっても手数料は変わってきます。
ここでは、株初心者のために株の売買をした時の手数料について解説していきます。

株を買った時の手数料の計算の仕方

 

株を売買した時の手数料については、証券会社によって金額が違ってきます。

また、1日当たりの取引金額によって手数料が変わることもあれば、1回の取引（約定といいます）ごとに手数料がかかる場合もあります。

ここでは、手数料の安いおすすめの証券会社各社の手数料を紹介します。

株を売った時の手数料の計算の仕方

 

株を売った時、税金の計算から手数料はひかれる？

 

株の売買をした際にかかる手数料。税金の計算はどうすればいいのでしょうか。
株トレードで利益を出した場合、20.315%（住民税5%、所得税15%、復興特別所得税0.315%）の税金がかかりますが、手数料も計算する場合は以下の様に計算します。
売却価格　－　売却手数料　－　(株式購入価格　＋　購入手数料)　＝　利益
実際の例を挙げて説明します。

 

1株1,000円の株を手数料500円（税抜）で100株買って、株価が2,000円になった時に手数料500円（税抜）で100株売ったとします。この時の計算方法は以下のようになります。

 

200,000円－540円－（100,000円+540円）＝98,920円

 

この98,920円が株式トレードでの利益となり、この金額に20.315%の税金がかかります。

 

上記の様に売却益から税込みの手数料を引いた金額に税金がかかるということになります。

ネット証券会社の手数料比較一覧

ここでは、各証券会社の手数料についての比較一覧表をご覧ください。

証券会社名	株式売買手数料
	10万円まで	20万円まで	50万円まで	100万円まで	200万円まで	300万円まで	500万円まで	1000万円まで
松井証券	無料	300円	500円	1,000円	2000円	3000円	5000円	10000円
ライブスター証券	80円	97円	180円	340円	600円	600円	800円	800円
DMM 株	80円	97円	180円	340円	600円	600円	800円	800円
GMOクリック証券	95円	105円	260円	470円	570円	900円	900円	900円
SBI証券	90円	105円	250円	487円	582円	582円	582円	582円
楽天証券	90円	105円	250円	487円	921円	921円	921円	921円
カブドットコム証券	90円	180円	250円	990円	1890円	3013円	3690円	3690円
マネックス証券	100円	180円	450円	1,000円（成行）	2000円（成行）	3000円（成行）	5000円（成行）	10000円（成行）
				1500	3000	4500	7500	15000
SMBC日興証券	125円	180円	400円	800円	1620円	2160円	3240円	4860円
岡三オンライン証券	106円	216円	350円	600円	1620円	1620円	2268円	3240円
野村ネット＆コール	139円	300円	477円	953円	2057円	3086円	5142円	10285円
（野村証券）
内藤証券	167円	381円	381円	686円	1286円	1286円	1286円	1286円

※価格は税抜きです

株の売買の手数料を無料にするには？

株の取引をした場合、基本的に手数料はかかってしまいます。
しかし、1日あたりの合計約定代金によって手数料金額が決まる定額プランを選べば手数料が無料になる場合もあります。

 

株初心者の方は最初1日の取引量もそこまで多くは無い方が大半だと思います。
ここでは、手数料が無料になるプランがある証券会社を紹介します。

■SBI証券
「アクティブプラン」を選べば、1日あたりの合計約定代金が50万円までなら手数料が無料になります。

■楽天証券
「いちにち定額コース」を選べば、1日あたりの合計約定代金が50万円までなら手数料が無料になります。

■松井証券
松井証券は1日の合計約定金額が50万円まで手数料が無料です。

 

■岡三オンライン証券
「定額プラン」を選べば、1日あたりの合計約定代金が50万円までなら手数料が無料になります。

投資信託で売買の手数料が無料のものの見分け方

投資信託も売買すると手数料はかかります。では、手数料が無料の投資信託はあるのでしょうか。

投資信託の手数料は大きく分けて3種類あります。
１、販売手数料（販売時の手数料）
２、信託報酬（ファンド運用のために必要な手数料）
３、信託財産留保額（ファンドを解約するときにかかる手数料）

 

このうち、販売手数料ががかからない投資信託があります。
「ノーロード投資信託」といわれるものです。
通常販売手数料は0.2%～4％程度かかるので、販売手数料がかからないという点はお得です。
仮に購入時に3％かかるのであれば、3％以上の利回りを出さないと利益が出ないということですから。

 

しかし、気を付けなければいけないのは、販売手数料は無料でもその他の手数料が他の投資信託より高いという場合が多いのです。

 

購入時に手数料がかからないというのはとても魅力的ですが、長期的な目線で見たときにどちらがメリットがあるかを判断することは必要となります。

NISA口座の時の株の売買の手数料について

通常の証券口座で株の売買をすると登録するコースや売買代金によって変わりますが、手数料がかかることは説明した通りです。
では、NISA口座で株式の売買をした際の手数料はどのようになっているのでしょうか？

なんと！ほぼすべてのネット証券では手数料がかからないのです。

NISA口座で株の売買をしても手数料がかからない証券会社は以下になります。

 

NISA取引なら上記証券会社がおすすめです。