株式はじめ
F1が好きだからホンダの株買おうかな

にゃんこ先生
分かったにゃ。ホンダの株の買い方を教えるにゃ

 

本田技研工業株式会社、通称ホンダ(HONDA)は、売上高において日本でトヨタ自動車に次ぐ自動車メーカー2位。世界でも常にTOP10に入り、二輪車だけ見れば売上規模・販売台数共に世界首位を誇ります。

2022年度においては全業種合わせても売上高は日本企業第3位でした。

この記事では、ホンダの株の買い方について解説します。

ホンダの株を買うには、証券会社の口座を作らなければならないので、始めにホンダの株を取り扱っているおすすめの証券会社をご紹介しましょう。

ホンダの株を買うのに初心者におすすめの証券会社はここ

 

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ホンダの会社情報と主な沿革

まず初めに、株取引をする際に最低限知っておきたい会社の基本情報と主な沿革を紹介します。

ホンダの会社情報と株式基本情報

社名 本田技研工業株式会社
本社 東京都港区南青山2-1-1
電話番号 03-3423-1111(代表)
設立 1948年(昭和23年)9月
代表者 取締役 代表執行役社長 三部敏宏
主要製品 二輪車、四輪車、パワープロダクツ
資本金 860億円(2022年3月31日現在)
決算日 3月31日
従業員数 連結:204,035名

単独:36,111名(2022年3月31日現在)

Hondaグループ会社 連結子会社:339社

持分法適用会社:67社

上場証券取引所 国内:東京証券取引所

海外:ニューヨーク証券取引所

証券コード 7267
事業年度 4月1日~翌年3月31日
単元株式数 100株
発行可能株式数 7,086,000,000株
発行済株式総数 1,811,428,430株
株主数 202,731名

引用:本田技研工業公式サイト|会社概要 より

引用:本田技研工業公式サイト|株式情報 より

 

ホンダの主な沿革

1948年 本田宗一郎氏が静岡県浜松市に「本田技研工業株式会社」を設立。資本金100万円で自転車用補助エンジンの製造を始める。
1959年 ロサンゼルスに「アメリカン・ホンダ・モーター」を設立。
1960年 株式会社本田技術研究所を設立。自由な発想で研究開発に専念できるようにと、本田技研工業からの独立を試みる。
1962年 日本初の本格的な国際レーシングコース「鈴鹿サーキット」が完成する。
1972年 低公害CVCCエンジンの発表。アメリカの排出ガス規制「マスキー法」を世界で初めてクリアするという偉業を成し遂げる。
1981年 世界初のカーナビシステムを開発。「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」として商品化し発売する。
2000年 ヒューマノイドロボットASIMOを発表する。
2016年 走行距離約750kmの燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」を発表する。
2021年 世界初、自動運転レベル3対応車種「レジェンド」を発売する。

参考:本田技研工業公式サイト|ヒストリー より

 

創業は1948年、名経営者として知られる本田宗一郎が静岡県浜松市で本田技研工業株式会社を立ち上げたことが始まりです。

創業前、当時主流であった移動手段となる自転車の“補助エンジン”を開発し売り出したところ人気が殺到。はじめに作ったエンジンは軍用無線機の発電用エンジンを作り変えたものだったため「自社製エンジンを開発したい」との想いから、エンジン製造を手がける会社を設立したそうです。

沿革を見ると、数々の「日本初」「世界初」の経歴をもつ企業であることが分かります。

またホンダはレースにも積極的に参入し、F1をはじめとする各種レースで数々の栄光を築いてきました。

コーポレートスローガンは「The Power of Dreams」。

「技術のホンダ」とも比喩され続け、今もなお新たな挑戦に立ち向かっている企業です。

ホンダの過去1年間の株価推移

続いて、ホンダの過去1年間の株価推移をチェックしていきましょう。

2021年3月~2022年5月までの月ごとの株価を「始値」「終値」「高値」「安値」の株価チャートにまとめました。

参考:JPX 日本取引所グループ「株式相場表」

 

過去1年間の株価チャートを見てみると、ホンダの株価はおよそ「3,000~3,700円」前後で推移していることが分かります。

 

特に2021年後半において、売りの傾向といわれる黒の陰線が目立っています。

 

これは2021年8月、自動車メーカーのトップ企業である「トヨタ」が、東南アジアの新型ウイルス感染再拡大の影響を受けて国内外の工場をストップする判断を下したことが原因でもありそうです。

 

通称「トヨタショック」と呼ばれ、自動車関連の株価が下落したと報道されています。

 

ただ、ホンダの株価は全体的に安定して推移を続けており、初心者にとっては購入しやすい株の一つであるといえるでしょう。

ホンダの株価はどうなる?

ここでは、ホンダの過去5年間の業績や決算短信などの情報から、今後の株価を予想してみましょう。

ホンダの業績

まずは、ホンダの過去5年間の業績と来期の決算予想を以下の表にまとめたのでご覧ください。

 

(単位:百万円)

参考:本田技研工業公式サイト|決算関連資料 より抜粋

 

それまで堅調に業績を伸ばしていたホンダですが、やはり新型ウイルス感染症の拡大に伴い2019年~2021年の間は、業績の悪化が顕著であることが分かります。

 

しかしワクチンが普及し、世界的にも流行が落ち着きつつある2021年~2022年にかけては、売上高も回復傾向に。さらに2023年の決算予想は前年度より11.7%の売上収益増を見込んでいるようです。

 

次に、2022年7月現在の株価の「PER(株価収益率)」と「PBR(株価純資産倍率)」についても見ていきましょう。

 

7月1日時点の株価は「3,193円」、PERは「7.7倍」PBRは「0.52倍」との計算になり、現時点でホンダの株価は割安との判断ができます。

 

ホンダの株価予想。ホンダの株は買い?

新型ウイルス感染拡大における、ホンダの業績悪化の原因の一つに「半導体不足」が挙げられます。また、2021年から原材料価格が高騰したことにより大幅にコストが上昇し、厳しい状況に置かれているようです。

 

自動車メーカーはやはり、海外から部品を輸入したり海外でも製品を販売していたりと、海外取引があるため、世界情勢や為替の影響、原材料価格の高騰といった影響を受けやすいといえるでしょう。

 

しかし4つの事業を展開するホンダでは「全方位での収益改善への取り組みを継続する」ことで、この苦境を乗り越える方針を発表しています。

2022年現在、ホンダが展開する事業は以下の4つです。

  • 二輪事業
  • 四輪事業
  • 金融サービス事業
  • ライフクリエーション事業およびその他の事業

特に国内外問わず、バイクや自動車の需要が高い点は、ホンダの強みであるといえそうです。

また四輪事業では「ステップワゴン」にホンダの先進安全技術「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準搭載した新型車を発表するなどのモデルチェンジを行い、国内販売台数の強化を目指しています。

上記のような企業努力は惜しまず、常に収益改善に向けてさまざまな取り組みを行うホンダ。

業績・株価ともに上昇していくことに期待を込めて、長期保有前提で買いの判断で良いのではというのが個人的な見解です。

ホンダの株を買うのに必要な購入費用は?

 

それでは、ホンダの株はどのくらい資金があれば購入することができるのでしょうか?

2022年7月7日(木)時点の終値は下記になります。

 

・3,161円

 

単元株数は100株となりますので、最低購入金額は316,100円ということになります。

ホンダの株の株主優待と配当について

ここでは、ホンダの株の株主優待の内容と配当金について解説します。

この2つは初心者にとっても分かりやすい利益となるため、購入前に確認しておきましょう。

ホンダの株主優待の内容は?車両割引はある?

本田技研工業株式会社は、以下の通り株主優待を実施しています。

権利確定月 3月末、9月末
優待内容 3月末時点

100株以上保有者

・鈴鹿サーキットまたはモビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)の株主優待券(1回限り)

・株主視察会(レースや工場見学など。抽選の場合あり)

・Hondaカレンダー

9月末時点

100株以上保有者

・「Enjoy Honda(エンジョイホンダ)」への招待(応募制)

引用:本田技研工業公式サイト|2021年度株主優待について より

※株主視察会、Hondaカレンダーはいずれも応募制。
※エンジョイホンダや視察会の開催は未定。

ホンダの株主優待では、車両割引は受けられません。

ホンダの株主優待の目玉商品といえば、やはり「レース招待券」ではないでしょうか。
「入園・駐車料金無料」または「アミューズメント優待料金」のいずれかが選択可能となっています。

「鈴鹿サーキット」「モビリティリゾートもてぎ」は、どちらも子どもの遊び場が充実しているので「特にレースには興味がない」という方でも、家族連れで満喫できるのもうれしいポイントだと言えそうです。

 

ホンダの配当金推移と配当利回り

続いて、ホンダの過去5年間の配当金推移と、直近の配当利回りについて見ていきましょう。

 

決算期 第1期配当金 第2期配当金 第3期配当金 第4期配当金 年間配当金
2018年 24円 24円 25円 27円 100円
2019年 27円 28円 28円 28円 111円
2020年 28円 28円 28円 28円 112円
2021年 11円 19円 26円 54円 110円
2022年 55円(中間) 65円(期末) 120円
2023年(予) 60円(中間) 60円(期末) 120円

引用:本田技研工業公式サイト|株主還元「配当金・配当金の推移」 より

※2021年5月14日の取締役会における「配当政策の変更」より、2022年からは中間配当と期末配当の年2回配当を基本方針とすることが決定されています。

 

ホンダは配当も行っており、2023年3月期の配当予想は1株当たり年間120円です。2022年より、これまでの「四半期配当」から年2回の配当に基本方針を変更しています。

年間配当金は、年々少しずつ上昇傾向にあることが分かり、安定していることがうかがえるでしょう。

 

配当利回りについても見ていきましょう。

2022年7月現在、ホンダの株価は「3,200~3,400円」前後で推移しています。

仮に1株あたり3,250円の株価で購入した場合、配当利回りは「3.7%」という計算になります。

2022年6月度の東証スタンダード市場の平均利回りが2.3%なので、平均よりも大きいインカムゲインが狙えると言って良いのではないでしょうか。

ホンダの配当金推移を遡ると毎年少しずつ上がっているうえ、株価も比較的安定して推移を続けているのもポイントです。

株主優待と合わせると車好きの方にとっては特に、お得感のある優待内容といえるでしょう。

ホンダの株の買い方と売り方

ホンダ株の買い方

1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。

2、銘柄検索で「ホンダ」「7267」などで検索。

3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。

4、買いたい株数を入力。

5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。

6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)

7、「注文」ボタンを押せば注文完了。

8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。

ホンダ株の売り方

1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。

2、銘柄検索で「ホンダ」「7267」などで検索。

3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。

4、売りたい株数を入力。

5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。

6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)

7、「注文」ボタンを押せば注文完了。

8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。