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近年、大手金融機関が「ファンドラップ」の販売に注力しています。

しかし、ファンドラップに対する評判は決して良いとは言えず、ネットやSNSでは「ファンドラップはひどい」などと言われています。

そこで本記事では、なぜファンドラップがひどいと言われるのか、ファンドラップの概要も含めて解説していきます。

初心者にもわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ファンドラップとは?

ファンドラップとは、投資家の代わりに資産の運用や管理を金融機関が行うサービスのことです。

投資家の投資目的や投資期間などによって投資方針を決め、資産配分や投資先ファンドの選定を金融機関が行います。資産運用の専門家に「おまかせ」できるため、自分で運用を管理する手間がかかりません。

ファンドラップは最低投資金額が高額に設定されている商品も多く、サービス自体が富裕層向けであると言えます。

ファンドラップの種類

ファンドラップは、リスクを抑えて安定的なリターンを狙う商品や、積極的にリスクを取って大きなリターンを狙う商品など、取り扱う金融機関によって商品性はさまざまです。

また、投資家が支払う投資顧問報酬には「固定報酬型」と「成功報酬型・成功報酬併用型」があり、それぞれ支払う手数料率が異なります。

固定報酬型

運用資産の時価評価額に対して手数料がかかる。

にゃんこ先生
常に手数料は1%というようにパーセンテージが固定されているにゃ。

成功報酬型・成功報酬併用型

固定報酬型に比べて手数料が安いものの、超過収益(利益)に対しても手数料がかかる。

にゃんこ先生
例えば、固定は0.3%と低めだけれども、利益の11%の成果報酬がかかるタイプにゃ

ファンドラップは、運用対象となる資産や発生する費用など、金融機関によって違いがあります。ファンドラップへの投資を検討している場合は、しっかり確認しておきましょう。

ファンドラップがひどいといわれる理由は?

ファンドラップがひどいといわれる理由は、運用コストが高いからでしょう。

ファンドラップでは、主に以下のようなコストがかかります。

ファンドラップにかかるコスト
  • ファンドラップ手数料(投資顧問報酬)
  • 運用管理費用(信託報酬)
  • 信託財産留保額

 

つまり、ファンドラップを利用する手数料と、投資信託を保有するコストが二重でかかります。ファンドラップの商品性や組み入れる投資信託によって手数料は異なりますが、年率13%前後のコストがかかるケースが多いようです。

また、保有する投資信託によっては、リターンよりもコストが上回る可能性もあります。運用コストが高く、それで利益が出ないのであれば「ファンドラップはひどい」と思うのは当然でしょう。

ファンドラップで大損することもあるのか?

ファンドラップは資産運用の専門化に投資を一任するため「大損することはないのでは?」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、ファンドラップでも大損する可能性は十分にあります。

ファンドラップに組み入れられる資産には、国内外の株式や債券、REITなどが含まれます。当然、これらの資産は大きく値下がりするリスクがある資産です。

これまで「バブル崩壊」や「リーマンショック」など、さまざまな資産が暴落する出来事は多々ありました。直近では「新型感染症ショック」などもあり、印象に残っている方が多いかもしれません。

保有資産が大きな値下がりに見舞われる可能性は十分にあるため、ファンドラップのような専門家に一任する商品でも、リスクを把握した上で投資しなければいけません。

ファンドラップで儲かる人の特徴は?

投資金額が大きいほどリターンも大きくなるため、ファンドラップで儲かる人は「豊富な資金を持っている人」ではないでしょうか。

仮に年間リターンが5%とすると、投資金額が5,000万円であれば250万円の利益となります。

近年では少額から投資できるファンドラップも増えていますが、年間リターンが5%で投資金額が1万円だとすると、利益は5百円です。

ファンドラップは複数の資産に分散投資する商品であり、運用コストも高いため大きなリターンを得るのは難しいでしょう。

最低投資金額を300万円や500万円と設定している商品も多いため、ファンドラップで儲かる人は少なくともそれ以上の資金を準備できる人と言えるでしょう。

三菱UFJ信託銀行のファンドラップの評判と実績

三菱UFJ信託銀行の「MUFGファンドラップ」の評判と実績は以下の通りです。

ネットやTwitterでの評判

  • 2017年末に650万で契約して、4年後にほぼトントンで回収した。
  • 最初にいきなり30万円抜かれて、その後も毎年数%抜かれ続けるという鬼畜商品でした。
  • MUFGだけマイナス……

過去3年間の平均パフォーマンス(2020年末時点)

シャープレシオ 累積
リターン
(%)
年率リターン(%) リスク
(年率・%)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
平均指数化時のファンドリターン(日次・月次)
日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次
(a1)÷
(c1)
(a2)÷
(c2)
(b1)÷
(c1)
(b2)÷
(c2)
(a1) (a2) (b1) (b2) (c1) (c2)
0.43 0.45 0.39 0.41 12.5 12.9 4.4 4.6 4.0 4.1 10.2 10.1

金融庁『ファンドラップの平均パフォーマンス』

三井住友銀行のファンドラップの評判と実績

三井住友銀行の「SMBCファンドラップ」の評判と実績は以下の通りです。

ネットやTwitterでの評判

SMBCファンドラップ全然ダメ。普通預金した方がマシなレベル。
SMBCファンドラップの運用報告書が届いた。ざっと100万円くらい減っていて笑うしかない。
SMBCファンドラップの2019年レポートが送られてきた。この一年の成績は3%の上昇となり、まずまずの結果。

過去3年間の平均パフォーマンス(2020年末時点)

シャープレシオ 累積
リターン
(%)
年率リターン(%) リスク
(年率・%)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
平均指数化時のファンドリターン(日次・月次)
日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次
(a1)÷
(c1)
(a2)÷
(c2)
(b1)÷
(c1)
(b2)÷
(c2)
(a1) (a2) (b1) (b2) (c1) (c2)
0.33 0.32 0.29 0.28 7.2 7.1 2.6 2.6 2.3 2.3 8.1 8.1

金融庁『ファンドラップの平均パフォーマンス』

 りそなのファンドラップの評判と実績

りそなの「りそなファンドラップ」の評判と実績は以下の通りです。

ネットやTwitterでの評判

おすすめされたラップファンド、パッシブ運用なんでパフォーマンスは悪くないが、相変わらず「何にそんな掛かるの?」っていうコスト。

過去3年間の平均パフォーマンス(2020年末時点)

シャープレシオ 累積
リターン
(%)
年率リターン(%) リスク
(年率・%)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
平均指数化時のファンドリターン(日次・月次)
日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次
(a1)÷
(c1)
(a2)÷
(c2)
(b1)÷
(c1)
(b2)÷
(c2)
(a1) (a2) (b1) (b2) (c1) (c2)
0.51 0.50 0.49 0.48 7.1 6.9 2.4 2.3 2.3 2.2 4.8 4.7

金融庁『ファンドラップの平均パフォーマンス』

みずほのファンドラップ 評判と実績

みずほ証券の「みずほファンドラップ」の評判と実績は以下の通りです。

 ネットやTwitterでの評判

みずほのラップファンド、成績が酷い上に繰上償還されるとか……
ファンドラップで稼いでる証券はやめた方がいい。

過去3年間の平均パフォーマンス(2020年末時点)

シャープレシオ 累積
リターン
(%)
年率リターン(%) リスク
(年率・%)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
月次平均
リターン12倍
幾何平均
(複利ベース)
平均指数化時のファンドリターン(日次・月次)
日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次 日次 月次
(a1)÷
(c1)
(a2)÷
(c2)
(b1)÷
(c1)
(b2)÷
(c2)
(a1) (a2) (b1) (b2) (c1) (c2)
0.21 0.24 0.17 0.20 4.3 5.0 1.7 1.9 1.4 1.6 8.1 8.0

金融庁『ファンドラップの平均パフォーマンス』

ファンドラップ手数料比較

各社のホームページによると、ファンドラップにかかる手数料は以下の通りです。

MUFG SMBC りそな みずほ
固定報酬型
残高手数料(最大1.155(年率、消費税10%を含む))と投資顧問料(最大0.385(年率、消費税10%を含む) 
<成功報酬型>残高手数料(最大1.155%(年率、消費税10%を含む))と投資顧問料(最大0.165%(年率、消費税10%を含む))に加え、前年末時価評価額に対する当年末時価評価額の増加分(超過収益)に対して11%(年率、消費税10%を含む)を乗じた額の成功報酬
<そのほか>運用管理費用(信託報酬):(最大2.20%(年率、消費税10%を含む))
信託財産留保額(換金時の基準価額に対して、最大0.50% 
固定報酬型
基本報酬率:上限年間1.54%(消費税込)
成功報酬併用型
基本報酬率:上限年間1.21(消費税込)、成功報酬率:一律11.0%(消費税込)
そのほか
各ファンドに係る信託報酬、有価証券等の売買手数料、信託事務の処理等に要する諸費用(監査報酬を含む)をファンドの信託財産から間接的に負担。
固定報酬型
運用資産の時価評価額の平均残高に上限年率1.320%(税込)を乗じた額
成功報酬併用型
運用資産の時価評価額の平均残高に上限年率1.210%(税込)を乗じた額と、超過収益に11.0%(税込)を乗じた額の合計
そのほか
りそなファンドラップ専用投資信託およびその投資対象となる他の投資信託の各信託財産の純資産総額に対し、合計で概算年率0.275%1.4135%税込)
固定報酬型
基本報酬:最大 1.650(税込み・年率)
信託報酬:0.18%~0.33(税込み・年率)
 
 
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