キオクシアホールディングス株式会社(6600)
※米中貿易戦争の余波で中国の華為技術(ファーウェイ)向けの出荷ができなくなるなど収益見通しが悪化。2020年9月28日に上場延期が発表されました。
新規上場承認されたキオクシアホールディングス株式会社(6600)の詳細です。
東証1部または2部上場の超大型案件(想定時価総額2兆1346億円、吸収金額3782億円)です。
事業内容は「 メモリ及び SSD 等関連製品の開発・製造・販売事業等を営むグループ会社の経営戦略策定及び管理 」。
元「東芝メモリ」です。元々は東芝の半導体メモリ事業でしたが、2017年に起きた粉飾決算による債務超過解消のために東芝メモリとして独立し、日米韓企業連合が設立した買収目的会社Pangea(パンゲア)に売却されました。
NAND型フラッシュメモリのシェアはサムスンに次いで世界2位です。
超大型案件なので、初値はなかなか上がりにくいでしょう。
ただ、直近のIPO市況を見ると公募価格割れはしなそうです。
初値時点で売却すればそれなりに利益を出せそうな気もします。
2019年3月期の業績は売上高1兆744億6500万円、営業利益458億8500万円、純利益116億400万円となっています。
直近2020年3月期の業績は売上高9872億3400万円、営業利益1730億8200万円の赤字、純利益1666億8600万円の赤字
※2021年3月期は第一四半期までで、売上高2675億円、営業利益147億円、純利益17億円という進捗です。
キオクシアホールディングス株式会社(6600)の基本情報
会社名 | キオクシアホールディングス株式会社(6600) |
ホームページURL | https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/top.html |
上場市場 | 東証1部または2部 |
IPO抽選おすすめ証券会社 | SBI証券、岡三オンライン証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券 |
キオクシアホールディングス株式会社(6600)のIPOスケジュール
ブック・ビルディング期間(需要申告期間) | 9月18日(金)~9月25日(金) |
公開価格決定日 | 9月28日(月) |
購入申込期間 | 9月29日(火)~10月2日(金) |
上場日 | 10月6日(火) |
キオクシアホールディングス株式会社(6600)のIPO価格と初値予想
想定価格 | 3,960円 |
仮条件 | 2,800円~3,500円 |
公募価格 | 未定 |
初値予想(独自) | 3,500円~3,600円 |
初値 | 未定 |
キオクシアホールディングス株式会社(6600)のIPO当選枚数
公募株数 | 21,562,500株 |
売出株数(オーバーアロットメント含む) | 73,955,800株 |
当選株数 | 95,518,300株 ※単元数は100株なので、当たりは955,183枚 |
キオクシアホールディングス株式会社(6600)の大株主とロックアップ期間
氏名または名称 | 所有比率(%) | ロックアップ期間 |
㈱東芝 | 39.59 | 180日間 |
BCPE Pangea Cayman, L.P. | 25.25 | 180日間 |
BCPE Pangea Cayman2, Ltd. | 14.57 | 180日間 |
BCPE Pangea Cayman 1A, L.P. | 9.13 | 180日間 |
BCPE Pangea Cayman 1B, L.P. | 5.84 | 180日間 |
HOYA㈱ | 3.05 | 180日間 |
所有株式数10,380株の株主320名 | 0.63 | |
ステイシー・スミス | 0.49 | 180日間 |
所有株式数25,860株の株主72名 | 0.35 | |
所有株式数15,540株の株主104名 | 0.30 |
キオクシアホールディングス株式会社(6600)の総合評価
成長性 △ |
話題性 ◎ |
割安性 △ |
総合評価 D |
※総合評価は初値の上昇余地が基準です。