株式会社スーパーバリューは、埼玉県を中心に首都圏においてホームセンターとスーパーマーケットが融合した店舗を運営している企業です。
設立は1996年で、埼玉県を中心に家具店を展開している株式会社大川(現・大川ホールディングス)の子会社、株式会社大川ホームセンターとしてスタートしました。
2001年に大川が株式を売却したことに伴い子会社から関連会社へ移行し、2005年3月に社名を現在のスーパーバリューに変更しました。
株式市場には、2008年2月15日にジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場。証券コードは「3094」です。
ここからは、スーパーバリューの株について詳しく紹介していきます。
スーパーバリューの今後の株価予想
ここでは、スーパーバリューの株価が今後どうなっていくのか考えてみましょう。
まずスーパーバリューの直近の業績ですが、2019年2月期・2020年2月期と二期連続で大幅な赤字となっています。
2021年2月期は、感染症流行の影響による外出自粛で巣ごもり需要が発生しており、大幅な黒字予想となっています。
これはスーパーバリューだけではなく、他のホームセンターやスーパーマーケットを展開する企業も同様に業績を伸ばしています。
それに伴い、直近は株価も大きく伸ばしてきています。
しばらく500円~600円程度の株価でしたが、2021年3月期の上方修正後に株価は1200円程度まで上昇しました。
では、感染症流行の影響が落ち着いた後はどうなるのか、ここが一番のポイントになると思います。
ここ最近の業績不振の原因はいくつかありますが、人件費の高騰や物流費の高騰、原価の上昇などが原因です。
これらはすぐに解消されるというものではありません。
また、ホームセンター業界は現在再編が進んでおり、新潟県を本拠とするアークランドサカモトがLIXILビバを傘下に収め、DCMホールディングスが島忠を傘下に収めようとしています。
今後さらに競争は激化していくでしょう。
このまま何もせずにいれば業界の中では小規模のスーパーバリューは厳しい戦いを強いられそうです。
そうなれば、現在上昇している株価も元の水準に戻っていくでしょう。
ただ、現在のホームセンター業界を見ると、首都圏に地盤を持つスーパーバリューが放っておかれるとは考えにくい部分もあります。
M&Aが起こるとしたら、スーパーバリューは規模的におそらくされる側になると考えられます。
そうなれば、TOB(株式公開買付)ということになり、株価の上昇に期待が持てます。
それに期待して、ある程度株価が落ち着いたところで中期~長期投資を前提に保有するのも一つの手ではあるでしょう。
スーパーバリューの株主優待と配当について
株式会社スーパーバリューは株主優待を実施しておりません。
配当は行っていて、2020年2月期は1株あたり年間5円(期末配当のみ)の配当でした。
2021年2月期は1株当たり年間5円(期末配当のみ)の配当を予想しています。
スーパーバリューの株の購入の仕方
ここでは、スーパーバリューの株の買い方と売り方について、株式投資初心者にも分かりやすく説明します。
2、銘柄検索で「スーパーバリュー」「3094」などで検索。
3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。
4、買いたい株数を入力。
5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。
6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)
7、「注文」ボタンを押せば注文完了。
8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
2、銘柄検索で「スーパーバリュー」「3094」などで検索。
3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。
4、売りたい株数を入力。
5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。
6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)
7、「注文」ボタンを押せば注文完了。
8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
証券会社によって多少表記される文言が違う場合はありますが、上記の手順で株の売買をすることができます
スーパーバリューの株が買える証券会社
ここでは、スーパーバリューの株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
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IPO
NISA
投資信託
単元未満株
外国株
夜間取引
◎
◎
◎
〇
△
×
手数料
10万
30万
50万
100万
300万
売買ごと
99円
275円
275円
535円
1013円
1日定額
550円
550円
550円
550円
2750円
スーパーバリューの株の購入の仕方と株主優待についてまとめ
ここまでスーパーバリューの株について紹介してきました。
ここ最近激動の業界再編が始まっているホームセンター業界に位置する企業です。
しばらく業績においては苦しんでいましたが、直近は感染症流行の影響による巣ごもり需要の発生で業績は回復しています。
私見ではありますが、スーパーバリューがこのまま業界再編の蚊帳の外に置かれるとは考えづらいと思っています。
首都圏に地盤を持つスーパーバリューは、他社から見ても魅力的な企業のはずです。
近い将来、業界上位とのM&Aというのも大いにあり得ることだと思います。
株主優待や業績を考えると決して買いやすいとは言えない銘柄ではありますが、将来的な大きな動きに期待してみるのも投資の一つの方法としてはありでしょう。