株式会社IBJ(株式会社アイビージェー)は、結婚相談所や婚活パーティー、婚活サイトなどの運営を行っている企業です。
設立は2006年で、現在もメイン事業である日本結婚相談所連盟事業を開始。
その後、同業のM&Aを行ったり、様々な付帯サービスを開始して規模を拡大していきます
株式市場には2014年に東証2部に上場。翌2015年には東証1部に指定替えとなりました。
証券コードは「6071」です。
この記事では、IBJの株について詳しく紹介していきます。
IBJの株主優待と配当について
株式会社IBJは株主優待を実施していて、権利確定日(権利付日)と優待内容は以下のようになっています。
・権利確定月:12月末・6月末 ・優待内容: <12月末> ①株主限定パーティー無料招待券 4,000円相当 ②日本結婚相談所連盟に加盟する結婚相談所(一部を除く) 30,000円割引券 <6月末> 特製QUOカード ・優待対象者: <12月末> 500株以上 ①1枚+②1枚 1000株以上 ①2枚+②1枚 <3月末> 500株以上 500円分 1000株以上 2000円分
配当も行っていて、2019年12月期は1株あたり年間9円(期末配当9円)の配当でした。2020年12月期は未定となっています。
IBJの株が暴落した時はどんな時?
ここでは、IBJの株が暴落した時はどんな時なのか?ここ数年間の暴落時に何が起きたのか紐解いてみます。
といっても、調べてみるとここしばらくIBJの株価が暴落する理由は単純でした。
一つは、業績の下方修正です。上場企業なので当たり前ですが、会社側の想定より業績が落ちると発表があると株価は大きく下がります。
もう一つは、月次動向の内容です。IBJは毎月成婚者数や運営サービスの会員数などを発表しています。
その毎月1回発表される月次動向の内容が芳しくないと、業績にマイナスの影響を与えるとして株価が大きく下がっているのです。
当然、業績の上方修正や月次動向がプラスの内容であれば、株価は大きく上昇しています。
IBJの株に影響があるニュースはこれ
ここでは、IBJの株価に影響があるニュースとはどのようなものなのかということについて考えてみたいと思います。
前述したとおり、業績に直結するニュースである業績予想の修正やIBJが毎月発表している各種の数値は株価に影響を与えます。
その他にどのようなニュースが株価に影響を与えるのかというと、ここ数年間のIBJの動きを見ると以下2つが代表的なものでしょう。
・M&Aに関するニュース
⇒IBJは競合他社はもちろん、シナジーが生まれそうな企業を多数買収してきています。
代表的なM&Aでは、2019年には競業のサンマリエを、2020年にはツヴァイを子会社化しています。
・改元に関するニュース
⇒2019年5月1日に元号が平成から令和になりました。
新しい元号になり、新時代の幕開けに伴って“あやかり婚ブーム”により特需があるのではないかと、ブライダル関係の株は賑わいました。もちろん、IBJもど真ん中の銘柄として株価は動きました。
IBJの株が買える証券会社
ここでは、IBJ(アイビージェー)の株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
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IPO
NISA
投資信託
単元未満株
外国株
夜間取引
◎
◎
◎
〇
△
×
手数料
10万
30万
50万
100万
300万
売買ごと
99円
275円
275円
535円
1013円
1日定額
550円
550円
550円
550円
2750円
IBJの株主優待はどんなもの!?まとめ
ここまで、IBJ(アイビージェー)の株について紹介してきました。
IBJの株主優待は、6月末分はクオカードですが、12月末分は婚活をされている、もしくは考えている方向けのお得な優待内容となっています。
IBJはこれまで競合を数々買収してきており、老舗のサンマリエやツヴァイもIBJの子会社で、婚活サービスを行っている企業としては国内最大手です。
買収の効果もあり業績も順調で、オンライン婚活にも力を入れており将来性のある企業だと思います。
婚活を考えていない方には優待はあまり魅力的ではありませんが、中長期的な保有を前提とするのであれば投資対象としては魅力的でしょう。
興味のある方は、IBJの株価の動きやニュースをチェックしておいて、買いやすいところで購入することをおすすめします。