株式会社プロディライト（5580）のIPO～初値予想と新規上場情報～

2023年5月25日 2023年6月28日

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この記事を書いた人

投資歴10年の個人投資家。FP3級保持信用取引や現物取引からロボアドバイザーなど様々な投資を経験している Twitter@chart_master_11

株式会社プロディライト（5580）

新規上場承認された株式会社プロディライト（5580）の詳細です。

東証グロース上場の小型案件（想定時価総額21.8億円、吸収金額7.64億円）です。

事業内容は「自社開発の IP 電話用クラウド PBX「INNOVERA」等、音声コミュニケーションの DX に向けたワンストップ・ソリューションの提供」。

スマホやPCなどで固定電話・ビジネスフォン機能が使えるクラウド電話システムを提供しています。
インターネット回線を介したIP電話なので、リモートワークをする場合などに場所を選ばずに電話対応ができるサービスです。

業績は順調に伸びてきており、公開株数も少なく需給も絞れています。
気になるのは一部大株主のロックアップが1.5倍で外れることですが、反対に言えばそこまでは初値も軽いでしょう。

直近2022年8月期の業績は売上高17億7700万円、営業利益1億1100万円、純利益8200万円となっています。
※2023年8月期は第二四半期までで、売上高9億5800万円、営業利益6300万円、純利益3800万円という進捗です。

氏名または名称	所有比率（%）	ロックアップ期間
小南秀光（社長）	45.11	90日間
川田友也	19.33	90日間
ＳＭＢＣベンチャーキャピタル１号投資事業有限責任組合	11.28	90日間 1.5倍
日本ビジネスシステムズ株式会社	6.44	90日間
池田泉州キャピタルニュービジネス４号投資事業有限責任組合	3.87	90日間 1.5倍
ＳＭＢＣベンチャーキャピタル２号投資事業有限責任組合	3.87	90日間 1.5倍
奥井琢磨	2.58
三菱ＵＦＪキャピタル５号投資事業有限責任組合	1.07	90日間 1.5倍
金森一樹	0.77
岡田良平	0.53

成長性
〇

話題性
△

割安性
△

総合評価
B

※総合評価は初値の上昇余地が基準です。