シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)
新規上場承認されたシンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)の詳細です。
東証1部上場の超大型案件(想定時価総額734億円、吸収金額335.8億円)です。
事業内容は「コンサルティングサービス、システム開発、運用保守」。
以前東証1部に上場していましたが、業績下降により2013年10月に上場廃止となった企業です。
今回、事業領域を拡大、業績も回復させ再上場の運びとなりました。
金融業界に特化した収益業務のコンサルティング、開発業務などを主力事業として行っている企業ですが、上場廃止以降に参入した新規分野(生命保険・損害保険、暗号資産交換業者、非金融系)でも業績を拡大中です。
超大型で公募枚数はゼロなので、既存株主の利益確定の側面が強いIPOです。
過去の同様のIPOを見ても、初値の高騰は見込めません。公募価格割れをしている過去の案件も多いです。
今回は業績が良いということで公募価格割れの可能性は低いでしょうが、上がっても小幅な上昇となりそうです。
直近2021年3月期の業績は売上高275億3200万円、営業利益45億1000万円、純利益29億8400万円となっています。
※2022年3月期は第一四半期までで、売上高78億8500万円、営業利益18億4100万円、純利益11億4200万円の進捗です。
シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)の基本情報
会社名 | シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373) |
ホームページURL | https://www.simplex.holdings/ |
上場市場 | 東証1部 |
主幹事証券会社 | SMBC日興証券 |
その他IPO抽選おすすめ証券会社 | SBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、岡三オンライン証券 |
シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)のIPOスケジュール
ブック・ビルディング期間(需要申告期間) | 9月7日(火)~9月10日(金) |
公開価格決定日 | 9月13日(月) |
購入申込期間 | 9月14日(火)~9月17日(金) |
上場日 | 9月22日(水) |
シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)のIPO価格と初値予想
想定価格 | 1,520円 |
仮条件 | 1,520円~1,620円 |
公募価格 | 1,620円 |
初値予想(独自) | 1,600円~1,650円 |
初値 | 1,660円 |
シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)のIPO当選枚数
公募株数 | 0株 |
売出株数(オーバーアロットメント含む) | 22,091,000株(国内:11,045,500株 海外:11,045,500株) |
当選株数 | 22,091,000株(国内:11,045,500株 海外:11,045,500株) ※単元数は100株なので、当たりは110,455枚 |
シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)の大株主とロックアップ期間
氏名または名称 | 所有比率(%) | ロックアップ期間 |
刈田・シンプレクス投資事業有限責任組合 | 31.01 | |
金子 英樹(社長) | 20.73 | 360日間 |
五十嵐 充 | 11.66 | 360日間 |
シンプレクス従業員持株会 | 5.56 | |
福井 康人 | 4.93 | 360日間 |
田中 健一 | 4.36 | 360日間 |
農林中央金庫 | 3.88 | 360日間 |
(株)刈田・アンド・カンパニー | 2.14 | 360日間 |
KARITA & Company Micronesia Inc. | 1.50 | 360日間 |
福山 啓悟 | 1.16 | 360日間 |
シンプレクス・ホールディングス株式会社(4373)の総合評価
成長性 ○ |
話題性 △ |
割安性 △ |
総合評価 E |
※総合評価は初値の上昇余地が基準です。