株式はじめ
きなこせんべいTVで話題だって

にゃんこ先生
にゃんこ先生は黒豆せんべいの黒豆だけ出す派にゃ

岩塚製菓株式会社は、日本の米菓メーカーです。

新潟県長岡市に本社があります。

1947年(昭和22年)に、冬場に出稼ぎに行かなくても生活できるということを目指して、岩塚村(現・長岡市)の青年たちによって「岩塚農産加工場」として創業しました。

1954年(昭和29年)に、法人組織として株式会社岩塚農産加工場を設立。この年が設立年になっています。

 そして、1960年(昭和35年)に現在の社名である、岩塚製菓株式会社となりました。

1983年に米菓製造の技術指導をした経緯から、中華人民共和国の食品会社である中国旺旺(ワンワン・チャイナ)の5%の株を持つ大株主であり、この中国旺旺からの受取配当額は営業利益を遥かに超える額となっています

余談ですが、中国旺旺の親会社は中華民国(台湾)の旺旺集団有限公司です。

株式市場には、1989年(平成元年)に日本証券業協会に店頭銘柄として登録承認され、株式公開を果たしました。

2004年(平成16年)には、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。証券コードは「2221」です。ここからは、岩塚製菓の株について詳しく紹介していきます。

岩塚製菓の株主優待と配当について

 

岩塚製菓株式会社は株主優待を実施していて、権利確定日(権利付日)と優待内容は以下のようになっています。

岩塚製菓株主優待内容

・権利確定月:3月末・9月末

・優待内容:自社製品

・優待対象者:

100株以上   1,000円相当

200株以上   2,000円相当

500株以上   3,000円相当

1,000株以上   5,000円相当

岩塚製菓株式会社は配当も行っていて、20203月期は1株あたり年間26円(期末配当26円)の配当でした。

20213月期は1株あたり年間28円(期末配当28円)の配当を予想しています。

岩塚製菓の今後の株価予想

ここでは、岩塚製菓の今後の株価の動きについて予想してみようと思います。

まず、ここ数年間の業績を見てみましょう。

 

(単位:百万円)

決算期 売上高 営業益 経常益 最終益 1株利益 1株配当
2017.03 23,025 374 1,682   1,232   218.2 18
2018.03   23,792 66 1,563 1,023 182.7 20
2019.03  22,977  8  1,884 1,311 234.0 22
2020.03  22,840  173 2,553 1,769  315.7 26
2021.03  23,200 360  2,400   1,600   285.5 28

 

売上高は20183月期が過去最高ですが、頭打ち傾向にあります。営業利益も年によって大きくブレています。

経常利益以降が営業利益に比べて毎年かなり大きな額になっているのは、冒頭でお伝えした中国旺旺からの配当金の受け取りによるものです。

本業で稼ぐ利益より、投資先からの配当額の方がはるかに大きいという珍しい例ですね。

本業の数字を見る限り、株価が今後大きく上昇していく感じはしません。

過去の株価の動きを見ると、2011年初めに2,000円を少し超えるぐらいだった株価は、2015年には8,000円という高値を付けました。

その後、2017年からは4,000円~5,000円程度の株価で推移しています。2019年以降は、感染症の流行によるショックで大きく値を下げる場面もありましたが、おおむね4,000円程度で推移しています。

今後もしばらくは4,000円付近をベースに推移していきそうな雰囲気です。

ただ、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)共に割安水準であり、材料があれば上値は軽いでしょう。

 

ワンワンチャイナと岩塚製菓の株価について

中国旺旺(ワンワン・チャイナ)と岩塚製菓の株価には大きな関係性があります。

すでに何度か言及していますが、岩塚製菓の業績と株価が安定しているのは、中国旺旺(ワンワン・チャイナ)からの配当金額が本業で稼ぎ出す利益よりかなり大きいものになっているからです。

中国旺旺は香港証券取引所に上場している上場企業です。

2020年3月期には、営業利益1億7300万円に対して中国旺旺からの配当金額は22億4800万円でした。実に本業の利益の約13倍もの配当金を受け取ったことになります

20206月時点で岩塚製菓の時価総額は約230億円。中国旺旺の時価総額は日本円で約767億円です。

時価総額だけ見ると3倍以上中国旺旺の方が大きく、今後も岩塚製菓の株価は中国旺旺からの受取配当金額によって左右されることも大いにありそうです。

岩塚製菓の株の買い方は?

ここでは、岩塚製菓の株の買い方と売り方について、株式投資初心者にも分かりやすく説明します。

岩塚製菓の株の買い方
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。
2、銘柄検索で「岩塚製菓」「2221」などで検索。
3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。
4、買いたい株数を入力。
5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。
6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)
7、「注文」ボタンを押せば注文完了。
8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。

岩塚製菓の株の買い方
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。
2、銘柄検索で「岩塚製菓」「2221」などで検索。
3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。
4、売りたい株数を入力。
5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。
6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)
7、「注文」ボタンを押せば注文完了。
8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。

証券会社によって多少表記される文言が違う場合はありますが、上記の手順で株の売買をすることができます。

岩塚製菓の株が買える証券会社

ここでは、岩塚製菓の株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。

【PR】

1位 楽天証券

楽天証券

おすすめポイント
取引するだけで楽天ポイントがどんどん貯まる!
・貯めた楽天ポイントで現金を使わずに投資信託に投資ができる!
・楽天会員なら30秒で口座開設完了!
 ※楽天会員でない方も2分程度で口座開設できます
・株式取引で人気の高いツール「マーケットスピード」を無料で利用可能
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
×
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと 99円 275円 275円 535円 1013円
1日定額 0円 0円 0円 0円 3300円

※手数料は税込価格です

2位 マネックス証券

株・投資信託ならネット証券のマネックス

おすすめポイント
投資初心者向けサポートNO,1!※無料のオンラインセミナーは年間約200本開催!
米国株の取扱銘柄数5,000超!
NISA口座での国内株式の売買手数料は実質0円!外国株式の買付手数料も実質無料
・信用取引デビュー応援!
 信用取引口座開設後、31日間の信用取引での株式売買手数料を全額キャッシュバック!(最大10万円まで)
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
×
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと 99円 275円 275円 535円 1013円
1日定額 550円 550円 550円 550円 2750円

※手数料は税込価格です


3位 松井証券

松井証券

おすすめポイント
・現物取引でも信用取引でも、1日の合計約定代金が100万円まで手数料が無料!
・デイトレーダー向けの「一日信用取引」なら手数料が完全無料!
・取扱い投資信託は全て購入時手数料無料!
・銘柄検索をするのに超便利!さまざまな情報ツールが無料で使える。
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
×
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと - - - - -
1日定額 0円 0円 0円 1100円 3300円

※手数料は税込価格です


4位 SBI証券

おすすめポイント
・「みんなの株式 2021年ネット証券年間ランキング」にて、7年連続総合1位を獲得!
IPO取扱い銘柄数全証券会社中NO,1!
 ※2021年は125社中122社を取扱い
・いつかはIPOが当選するかも?「IPOチャレンジポイント」
・Tポイントを使って投資信託を購入できる!
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと 99円 275円 275円 535円 1013円
1日定額 0円 0円 0円 0円 1691円

※手数料は税込価格です


岩塚製菓の株主優待と今後の株価予想まとめ

 

ここまで、岩塚製菓の株について紹介してきました。岩塚製菓は株主優待も配当も行っている企業です。

増配もしていて一見優良企業ではありますが、実態は中国旺旺からの配当頼みという側面が大きく、本業は頭打ち傾向というのは否めません。

本業のテコ入れに期待したいところです。

投資家目線で考えると、中国旺旺からの配当がしっかりとされているうちは買ってみても面白い銘柄だと思います。

中国の好調な経済状況を背景に中国旺旺の業績は好調で、香港証券取引所への上場以来規模を拡大し続けてきた企業です。

今後も中国旺旺からの配当金が増額される可能性は大いにあるからです。気になる方は、中国旺旺の株価や業績もチェックしてみるといいでしょう。

おすすめの記事