森永乳業株式会社は、日本の大手乳製品メーカーです。森永製菓は兄弟会社であり、同じ敷地内に両社の本社が存在します。
競合としては明治、雪印メグミルクなどが挙げられます。
牛乳以外にも、ヨーグルトやアイスクリーム、チーズなど各ジャンルでヒット商品を数多く持っているため、日本人であれば必ず一度は森永乳業の製品を口に入れたことがあるでしょう。
1917年(大正6年)9月に、日本煉乳株式会社として設立されたのがはじまりです。
1920年(大正9年)7月、森永製菓株式会社と合併。
1927年(昭和2年)9月、森永製菓株式会社煉乳部を分離し、森永煉乳株式会社設立。
1941年(昭和16年)5月に森永乳業株式会社に改称しますが、1942年(昭和17年)10月に再度森永製菓と合併。
戦後の1949年(昭和24年)4月13日に、現法人の森永乳業株式会社として再び独立。現在に至ります。
株式市場には1954年(昭和29年)9月に、東京証券取引所に上場。
現在も東証1部に上場していて、証券コードは「2264」です。この記事では、森永乳業の株について詳しく紹介していきます。
森永乳業の株主優待と配当について
森永乳業株式会社は株主優待を実施していて、権利確定日(権利付日)と優待内容は以下のようになっています。
・権利確定月:9月末
・優待内容:
Aコース:「森永絹ごしとうふ」を中心とした自社商品をお届けするコース
Bコース:「森永絹ごしとうふ」以外の自社商品をお届けするコース
・優待対象者:
100株以上 870円相当
200株以上 1740円円相当
500株以上 3140円相当
※自社商品相当額は、いずれもAコース選択の場合。
森永乳業株式会社は配当も行っていて、2020年3月期は1株あたり年間60円(期末配当60円)の配当でした。
2021年3月期は1株あたり年間60円(期末配当60円)の配当を予想しています。
森永乳業の株価が上昇する理由はこちら
2020年6月現在、ここ数年間森永乳業の株は上昇してきています。理由としては、業績を伸ばしてきているということが一番の理由でしょう。
売上高は横ばい傾向にありますが、利益額は着々と伸ばしてきています。
2020年3月期は営業利益、経常利益、最終利益で過去最高を記録しました。業績が上がれば株価も上がる、当然の動きですね。
余談ですが、森永乳業と森永製菓の経営統合は度々ニュースになっています。
現在のところ実現はしていませんが、この経営統合のニュースが出ると株価は短期的に上昇します。
森永乳業の株価が下落する理由はこちら
ここでは、森永乳業の株価が下落する場合の理由について考えてみましょう。
代表的な株価下落の理由を2つ挙げてみます。
・原材料費の値上がりや値下がり
⇒様々な商品を製造している森永乳業では、牛乳はもちろん色々なものを原材料として使用しています。
これら原材料の値段が高騰すれば原価が上昇し、利幅が少なくなります。原材料の値段が下落すれば反対に利幅が大きくなります。
当然、利益が上がれば株価は上がり、利益が下がれば株価は下がることになるのです。
・天候に関するニュース
⇒森永乳業の主力商品には、アイスクリームやドリンクといった季節性のある商品があります。
天候不順により、冷夏になったりすると商品の売れ行き具合が変わってきて、業績に影響するのです。
森永乳業の株が買える証券会社はこちら
ここでは、森永乳業の株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
SMBC日興證券もIPOに力を入れていて、IPO取扱い数は全証券会社の中でもトップクラスです。
2020年は新規上場93社中52社を取り扱っています。
主幹事になることも多く、2020年は16社の主幹事を務めました。
主幹事には80%のIPO株が割り当てられるので、SMBC日興証券の口座を持っているだけで当選確率はかなり上がるでしょう。
預かり資産額によって当選確率が上がるステージ別抽選という制度がありますが、新規口座開設から3ヶ月間は資産が少なくても抽選確率が上がることが保証されています。
※2020年は93社中52社を取扱い
・口座開設から3ヶ月間はどなたでもステージ別抽選で当選確率アップ保証!
・信用取引手数料は無料!
・株取引でdポイントが貯まる!dポイントで株を購入することもできる!
IPO | NISA | 投資信託 | 単元未満株 | 外国株 | 夜間取引 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
手数料 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 |
売買ごと | 137円 | 275円 | 440円 | 880円 | 2200円 |
1日定額 | - | - | - | - | - |
※手数料は税込価格です
森永乳業の株主優待はお得?まとめ
森永乳業は株主優待も配当も行っている企業です。株主優待では自社製品をもらうことができます。
現在、業績も好調で利益額を年々伸ばしてきています。
優良企業と言っていいでしょう。
少子高齢化で今後人口減少が起こる国内市場を見据え、海外事業も積極的に行っています。
現在まだ全体的な売上高における海外比率は低いですが、こちらも着々と業績を上げてきています。
今後順調に海外事業を伸ばしていくことができれば、将来の見通しは明るいでしょう。
株式投資初心者でも安心して購入することができる銘柄の一つです。