当サイトには広告が含まれます。
武田薬品工業株式会社は、日本の製薬会社の中で売上高トップを誇る企業です。
アステラス製薬・第一三共・大塚ホールディングス・エーザイと共に、国内5大医薬品メーカーの1社に数えられていて、世界の医薬品メーカーの売上高ランキングではこれまでTOP20圏内に入ってきました。
武田薬品の最低購入資金
武田薬品の株価は
2022年03月09日
3,292円
です
最低株数は100株ですから株価に100をかけたものになります
2022年03月09日の場合は
329,200円が最低の購入資金になります
武田薬品の株を購入するのにおすすめの証券会社
ここでは、武田薬品工業の株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
【PR】 ※手数料は税込価格です
・米国株の取扱銘柄数5,000超!
・NISA口座での国内株式の売買手数料は実質0円!外国株式の買付手数料も実質無料
・信用取引デビュー応援!
信用取引口座開設後、31日間の信用取引での株式売買手数料を全額キャッシュバック!(最大10万円まで)
IPO
NISA
投資信託
単元未満株
外国株
夜間取引
◎
◎
◎
〇
△
×
手数料
10万
30万
50万
100万
300万
売買ごと
99円
275円
275円
535円
1013円
1日定額
550円
550円
550円
550円
2750円
武田薬品の株主優待と配当について
武田薬品工業株式会社は、現在株主優待を行っていません。
ただ、隠れ優待の様なものはあり、毎年全ての株主に対して武田薬品オリジナルカレンダーが送付されます。
配当は行っていて、2020年3月期は1株あたり年間180円(中間配当90円・期末配当90円)の配当でした。2021年3月期は1株あたり180円の年間配当(中間配当90円・期末配当90円)を予想しています。
武田薬品の株価は今後どうなる?
それでは、武田薬品工業の株価が今後どうなっていくのかについて考えていきましょう。まずは、ここ数年間の武田薬品工業の業績を見てみます。
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
2016.03 | 1,807,378 | 130,828 | 120,539 | 80,166 |
2017.03 | 1,732,051 | 155,867 | 143,346 | 114,940 |
2018.03 | 1,770,531 | 241,789 | 217,205 | 186,886 |
2019.03 | 2,097,224 | 237,685 | 127,612 | 135,192 |
2020.03 | 3,291,188 | 100,408 | -60,754 | 44,241 |
予 2021.03 | 3,250,000 | 355,000 | 200,000 | 60,000 |
シャイアー社の買収効果で売上は伸ばしてきています。
ここ数年の株価の動きを見ると、2014年末には約5,000円だった株価は2015年には6,000円を超える水準まで上昇しました。その後、2016年には株価は急落、4000円台まで下がります。2017年に入ると株価は上昇をはじめ、2018年1月には株価は6,500円の水準になりました。
そこからシャイアー社の買収発表などを受けて株価は下がり、2020年6月時点で株価は約4,000円の水準になっています。
PER(株価収益率)は約105倍とかなり高い水準です。
シャイアー社の買収関連費用で利益が圧迫されているのでこのような割高水準になっています。
PBR(株価純資産倍率)は約1.3倍と可もなく不可もなくといったレベルです。
2018年以降の株価の下落原因は大きく二つで、「シャイアー社の巨額買収」とそれによる「業績悪化」なので、シャイアー社の買収効果が見えてこないうちは、しばらく株価は停滞すると考えます。
反対に、早期にシャイアー社買収の効果が表れれば、株価は大きく上昇するでしょう。
武田薬品の株価はどういうニュースが影響するの?
ここでは、武田薬品工業の株価がどのようなニュースに影響されるのか考えていきましょう。
主に以下が挙げられます。
・業績に関わるニュース
⇒上場企業なので当たり前ですね。
・新薬開発に関するニュース
⇒医薬品メーカーなので、売れる新薬を開発できるかどうかは業績に直結します。最近ですとモデルナのワクチンの治験や流通を武田薬品が請け負っているので、そのようなニュースも株価に関係してきます
・海外情勢(政治や経済)
⇒武田薬品工業は売上の7割以上が日本以外におけるものです。(2018年度)
海外企業も積極的に買収しているので、海外の政治や経済動向によって株価が影響を受ける可能性は多分にあります。
上記以外だと、シャイアー社を巨額買収して有利子負債も増えたのでしばらくはないでしょうが、M&A関連のニュースにも注意が必要です。
ここしばらく、医薬品業界は世界的に見ても日本国内でも再編が進んでいます。
武田薬品工業以外の競合他社の合併・買収のニュースによって、武田薬品工業の株価に影響がある可能性は充分にあります。
武田薬品について
創業は1781年(天明元年)6月12日、武田長兵衛が薬種商を始めたことから始まります。
設立年としているのは1925年(大正14年)で、同年1月29日に「株式会社武田長兵衛商店」が設立されました。
現在の社名である「武田薬品工業株式会社」になったのは、1943年(昭和18年)8月3日のことです。その後も日本を代表する医薬品メーカーとして歴史を重ね、近年では積極的なM&Aも行い規模を拡大させています。
最近では2018年にアイルランドの製薬大手シャイアーを約7兆円で買収しました。
この結果、日本の医薬品メーカーとして初めて、売上高で世界TOP10に入る予想です。
現在は東証1部に上場していて、証券コードは「4502」。
ここからは、武田薬品工業株式会社の株について、株式投資初心者にも分かりやすく解説していきます。
武田薬品の株に関してまとめ
ここまで、武田薬品工業の株について解説してきました。
武田薬品工業はシャイアー社の買収によって、世界TOP10に入る巨大医薬品メーカーになりました。
しかし、シャイアー社の買収効果が見えてくるまではしばらく時間が掛かりそうです。
配当は利益が減ってもしっかり行っていて、配当利回りは4.5%程度あるので日本株の中でも高めです。ただ、業績の回復が見えてこないと減配リスクがあるので要注意です。
現状で言うと、株式投資初心者がすぐに手を出すべき銘柄ではありません。