ブロックチェーンゲームとは、ブロックチェーン技術を活用したオンラインゲームです。ゲーム内のアイテムや土地が価値を持っており、ゲームを攻略することでお金が手に入ります。

この記事では、現在どのようなブロックチェーンゲームが流行しているのか、これからどんなゲームが流行するのかについて解説します。

あまりブロックチェーン技術についての知識がない方でもわかるように解説しているので、最後までチェックしてください。

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)のおすすめランキング10選

ブロックチェーンのゲームには様々な種類があります。

まずはここ数年で知名度を上げており、参加しているユーザーが多いブロックチェーンのゲームを10個紹介します。

ゲームジャンル ネットワーク 対応デバイス トークン
AxieInfinity アドベンチャー Ronin スマートフォン/PC SLP/AXS
CryptoKitties 育成ゲーム イーサリアム PC ETH
CryptoSpells トレーディングカードゲーム イーサリアム スマートフォン SPL
TheSandbox オープンワールド イーサリアム PC SAND
MyCryptoHeroes MMORPG イーサリアム スマートフォン/PC MCHC
BombCrypto RPG バイナンススマートチェーン PC BCOIN
Sorare カードゲーム イーサリアム PC ETH
Pegaxy 競馬シミュレーション Polygon スマートフォン/PC PGX/VIS
CrossLink RPG - スマートフォン BTC
元素騎士ONLINE MMORPG Polygon スマートフォン/PC MV/ROND

第1位:AxieInfinity(アクシー・インフィニティー)

AxieInfinity

AxieInfinityは2018年にリリースされたブロックチェーンゲームです。AxieInfinityはブロックチェーンゲームの中でも先駆者的なポジションと海外では、AxieInfinityの報酬だけで家を建てた人もいます。

アドベンチャーゲームで、デイリークエストをクリアすることで、ゲーム内の仮想通貨であるSLPを獲得できます。

SLPの現在の価格は0.5円前後で、まだまだ将来性が高いです。

ゲーム内ではもう1つのガバナンストークンであるAXSを獲得できます。AXSの価格は12,000円台を突破しており、ゲーム関連のガバナンストークンの中では高いです。

ブロックチェーンゲームをこれから始める上でも始めやすいです。

第2位:CryptoKitties(クリプト・キティズ)

CryptoKitties

CryptoKittiesは猫を育成するゲームです。ブロックチェーンゲームの火付け役として有名になったゲームです。リリース当初は育てた猫が約1,000万円以上で取引されたこともあり、大きな話題となりました。

猫を売買や交配してオリジナルの猫を集めていくゲームなので、システム自体もシンプルです。

珍しい猫同士を交配させることで、より珍しい猫が生まれます。そのため、高値で珍しい猫を購入し、交配させるのが高値で取引していく方法の1つです。

第3位:CryptoSpells(クリプト・スペルズ)

CryptoSpells

CryptoSpellsは2019年にリリースされた国内発のブロックチェーンゲームです。無料で始めることができ、入手したカードが資産になります。

レアカードを手に入れれば、大きな資産になりますが、無課金の場合はなかなか手に入りません。

また、公式大会で優勝するとカードを発行できる権利が与えられます。そのため、できるだけ強いカードを集めて大会で勝っていくことも重要です。

一般的なトレーディングカードゲームと内容は近いため、今までカードゲームをプレイした経験がある方は始めやすいゲームです。

第4位:TheSandbox(ザ・サンドボックス)

TheSandbox

TheSandboxはメタバース内を行動して建築やオリジナルゲームを作成するブロックチェーンゲームです。

プラットフォーム内ではSANDと呼ばれるガバナンストークンが利用されており、SANDを使ってメタバース内の取引を完結させます。

ゲームの見た目が有名なマインクラフトに似ていることから、日本人からの人気も高いとされています。

メタバースの火付け役でもあり、2020年にスクウェアエニックスからの出資を受けていることから、今後日本国内で流行する可能性が高いです。

第5位:MyCryptoHeroes(マイクリプトヒーローズ)

MyCryptoHeroes

MyCryptoHeroesは2018年に日本でリリースされたブロックチェーンゲームで、ジャンルはMMORPGです。

ブロックチェーンゲームの中では珍しく無料でプレイできるゲームです。

ユーザー同士で対戦したりクエストをこなしたりすることでゲーム内アイテムやアイテムやトークンであるGUMを獲得できます。

一方で、無料で遊べるものの無課金で攻略するには限界があるため、高額を稼ぐのであれば投資が必要です。

MyCryptoHeroesは他のブロックチェーンゲームよりも始めるハードルが低いため、まずブロックチェーンゲームに触れてみたい人におすすめです。

第6位:BombCrypto(ボムクリプト)

BombCrypto

BombCryptoはブロックチェーンゲームでは珍しい放置をするゲームシステムです。トークンを使って購入したキャラクターが自動でフィールドを探索、宝箱を発見するとNFTアイテムが手に入ります。

従来のブロックチェーンゲームの場合、長時間のプレイが必要でしたが、BombCryptoはパソコンやスマートフォンに張り付く必要はありません。

放置して気軽に稼げるため、あまりゲームが得意ではない方やそこまで時間をかけたくない方におすすめです。

第7位:Sorare(ソラレ)

Sorare

Sorareはフランスが発祥のサッカーカードゲームです。CoinCheckNFTで取り扱いが開始されており、誰でも購入できます。

ユーザーは世界中のリーグに所属している実在する選手は5名を選択して、チームを作り上げてスコアの高さを黄瀬って行きます。

Sorareで取り扱っている選手カードは実際の選手の活躍に影響を受けており、実際の試合で選手が活躍するとスコアが上昇します。

有名な選手はそれほど高価ですが、高スコアを出す可能性が高いため、サッカーが好きで選手などに詳しい方はゲームを攻略しやすいです。

現に有名な選手は日本円にして約3,000万円で取引されたこともあるため、将来性がある選手のカードを手に入れることで一攫千金が狙えます。

第8位:Pegaxy(ペガクシー)

Pegaxy

Pegaxyはペガサスを競馬の馬に見立ててレース上位を目指すゲームです。ペガサスを育成したり、取引したりすることで徐々に利益をあげていきます。

PegaxyのガバナンストークンであるVISトークンが2022年に入って高騰したことから、知名度をあげています。

また、ペガサスをレンタルできるスカラーシップ制度を導入していることから、いきなりペガサスを購入しなくてもプレイ可能です。

第9位:CrossLink(クロスリンク)

CrossLink

CrossLinkはGPSと連動しているブロックチェーンゲームです。GPSとブロックチェーン技術を組み合わせることで、「リアルとバーチャルが繋がるゲーム」をコンセプトにしているゲームです。

CrossLinkはヒーローを派遣してモンスターを倒していくゲームです。

基本的にヒーローを派遣している間は放置しているだけなので、スキマ時間に稼げます。

初期費用をかけずにプレイできるため、これからブロックチェーンゲームを始める人にもおすすめです。

第10位:元素騎士ONLINE

元素騎士ONLINE

元素騎士ONLINEは累計800万ダウンロードを誇るMMORPGです。もともとは一般的なMMORPGでしたが、NFT要素を組み込んで2022年8月にリリースします。

すでにアクティブユーザー数が多いゲームタイトルですが、NFT要素がプラスされることで稼げる要素が追加されるため、新規ユーザーの参入が期待できます。

また、すでに一定のユーザー数を抱えているゲームであるため、NFT要素が追加されたとしても廃れていく心配がありません。

安定的に楽しめるブロックチェーンゲームをお探しの方には、元素騎士ONLINEがおすすめです。

そもそもブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)とは?

ブロックチェーンゲームとは

上記でブロックチェーンゲームについて紹介しました。

しかし、そもそもブロックチェーンゲームの概要や仕組みについて理解していないと、プレイを検討することが難しいですよね。

そこでここからは、ブロックチェーンゲームの概要について解説します。

ブロックチェーン技術を利用したゲーム

ブロックチェーンゲームとは、名前の通りブロックチェーン技術を利用したゲームです。ゲームで発生した履歴をブロックチェーンに記録することで、不正のできない環境を提供しています。

従来のゲームではデータの改ざんなどが可能でしたが、ブロックチェーンを利用することで改ざんを防ぎます。そのため、ゲームの透明性が担保されるため、安全にプレイ可能です。

ブロックチェーンを利用しているということで難しく聞こえますが、ゲーム自体はパソコンやスマートフォンで気軽にプレイできます。

不正プレイヤーに悩まされない

ブロックチェーンゲームはブロックチェーンを活用しているため、不正プレイヤー(チーター)が介入するケースは少ないです。

従来のゲームの場合、コードの書き換えなども簡単に行えました。そのため、チート行為などを行うプレイヤーが多く、ゲーム内環境が荒れる可能性がありましたが、ブロックチェーン技術を活用することで回避しています。

また、仮に不正があったとしてもすぐに排除できる環境も整っているため、快適な環境をプレイヤーに提供しています。

デジタルデータに価値がある

ブロックチェーンゲーム内においては土地やアイテムなどは全てNFT化されます。

従来のゲームではただのデジタルデータだったものがNFTとなることで、アイテムや土地に対して固有の価値が付属します。

固有の価値を持つNFTをマーケットに出品して仮想通貨と交換などもできるため、実際にお金を稼げます。

プレイして稼げる点がブロックチェーンゲームの人気を後押ししている理由の1つです。

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)の基本的な始め方・稼ぎ方

基本的な始め方・稼ぎ方

ブロックチェーンゲームは従来のゲームシステムとは違い、ゲーム内でのアイテムや土地が実際にお金に変わります。

そのため、ゲームの開発や実際のプレイに力を入れている投資家も多いです。では、実際にブロックチェーンゲームを始める場合はどのように始めれば良いのでしょうか?

ここからはブロックチェーンゲームの始め方や稼ぎ方について解説します。

国内の仮想通貨取引所を開設する

まずは国内の仮想通貨取引所を開設します。ブロックチェーンゲームに反映させる資金を入金するために、国内の取引所で仮想通貨を購入します。

国内で開設する仮想通貨取引所は、個人の好みによりますが、送金手数料がかからない取引所を選びましょう。

通貨を購入してMetaMaskに送金

仮想通貨を購入した後は、仮想通貨を保管するウォレットでありMetaMaskに登録しましょう。MetaMaskはインターネットブラウザ上で登録できるため、簡単登録できます。

MetaMaskは公式サイトから「Google Chrome」や「Firefox」にダウンロード可能です。

ダウンロード後の登録方法は下記の通りです。

・MetaMaskでウォレットを作成
・パスワードとバックアップフレーズを設定
・アドレスを確認

パスワードとバックアップフレーズを紛失してしまうと、資産を取り出せなくなってしまうため、注意が必要です。

MetaMaskの設定が完了した後は、ブロックチェーンゲームで利用する通貨に変更します。

ブロックチェーンゲームで利用する通貨に変更

MetaMaskの設定が完了した後はブロックチェーンゲームで利用する通貨に変更しましょう。

ブロックチェーンゲームで利用する通貨の種類はプレイするゲームによって変動するため、確定しているわけではありません。

これからプレイする予定のゲームの説明をしっかりと読んで交換しましょう。

仮想通貨を交換する際はDeFiを利用するのがおすすめです。

DeFiはPancake Swapになるため、こちらも使えるようにしておきましょう。

Pancake SwapはMetaMaskに登録しておけばすぐに利用できます。

ブロックチェーンゲームをプレイする

ゲーム内で利用する仮想通貨のセッティングが完了した後は、ゲームをプレイするだけです。

ブロックチェーンゲームの中にはさまざまなジャンルがありますが、各ゲームジャンルの中で手に入るアイテムなどには価値がついているため、出来るだけレアリティの高いアイテムを手に入れることが重要です。

手に入れたアイテムによっては高額なものもあるため、積極的にレアリティの高いアイテムを手に入れられるように攻略しましょう。

獲得したNFTを売却する

ゲーム内で獲得したNFTはマーケットで売買できます。

利益を出すためには今後値上がりしそうなレアリティの高いアイテムを入手する必要があります。NFTアセットを売却するマーケットに関してはさまざまな種類があります。

よく聞くNFTマーケットであるOpenseaや国内の取引所であるCoinCheck NFTが運営しているCoinCheck NFTなど様々なマーケットがあるため、どのマーケットなら自分のプレイしているゲームのアセットが取引できるのかは必ずチェックしておきましょう。

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が抱える問題とは

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が抱える問題

ブロックチェーンゲームは進め方次第で、仮想通貨を稼ぐことができます。また、単純にゲームが好きな方からの人気が高いゲームも次々と生まれています。

一方でブロックチェーンゲームは問題を抱えており、まだまだ完全に安全な環境とは言えません。

ここからはブロックチェーンゲームが抱える問題について解説します。

まだまだ法律が定まっていない

NFTに関する法律はまだまだ定まっていません。NFTは違法で手に入れた金銭を換金できることからマネーロンダリングに利用される可能性があります。

ブロックチェーンゲームも例外ではなく、ゲーム内アイテムが売買されていることから、そのシステムを活用してマネーロンダリングを実施するケースも否定できません。

また、ブロックチェーンゲーム内のアイテムには絶対的な価値をつけることが難しいため、意図的に価値を膨らませることも可能です。

上記の理由からマネーロンダリングの可能性があるため、将来的に法規制が入る可能性が考えられます。

需要の判断が難しく、終了するサービスも多い

ブロックチェーンゲームはすでに数多くの種類がリリースされています。一方で、有名になっているブロックチェーンゲームはそこまで多くありません。

上記で紹介した有名なゲームがある一方で、サービスが終了してしまうゲームも多いです。プレイしているゲームがあまり売れずに終了してしまう可能性もあるため、流行の波に乗っているゲームを見極める力が必要です。

賭博の扱いになる可能性がある

ブロックチェーンゲームはガチャ要素を含むものもあるため、日本国内では賭博法に触れる可能性があります。

特に有償ガチャと言われるユーザーが結果を予想できないため、支払った対価よりも安価なアイテムが得られる可能性も否定できません。

NFT自体に価値があるため、財物扱いとなるため、日本国内で有償ガチャの制度を取り入れることはできません。

今後流行するであろう期待されているブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)5選

上記で紹介したブロックチェーンゲームはすでにある程度流行しているゲームです。

一方で、ブロックチェーンゲームは次々と新しいものが生まれており、今後の将来性に期待が集まるゲームも少なくありません。

ここからは今後の流行が期待されているブロックチェーンゲームを5つ紹介します。

CryptoStakes(クリプトステークス)

CryptoStakes

CryptoStakesは競走馬を育てるゲームです。馬を配合して育ててレースで勝ち抜くゲームで、基本的なゲームシステムはシンプルです。

育てた馬は現役を退いたあとに資産となり、プレイヤー間での売買が可能です。

より強い馬を育てるためには、能力の高い馬を揃えなければいけないため、コストがかかります。

育成ゲームが好きな人にはおすすめしたいブロックチェーンゲームです。

MetaDerby(メタダービー)

MetaDerby

MetaDerbyは2022年冬にリリース予定の競馬系NFTゲームです。2022年6月22日から無料で利用できるスターターホースが配布されるので、無料でMetaDerbyを始めることが可能です。

レースだけではなく、繁殖機能や競馬場の建設などを導入予定で、レース以外の稼げる機能も充実することが予想されます。

育成ゲームや競馬関連のゲームに興味がある方はこれから始めると古参になるため、おすすめです。

Aglet(アグレット)

Aglet

Agletはフィットネス系アプリで、歩いた歩数でガバナンストークンが手に入ります。同様のサービスにSTEPNがありますが、違いとしては初期費用が挙げられます。

Agletは初期費用がかかりません。STEPNは大きな資金が必要となるため、始めるハードルが高いですが、Agletは無料で始めることが可能です。

一方で、Agletで手に入るガバナンストークンはまだ未上場であるため、現実のお金に変えることはできません。

今後上場したタイミングで換金できるようになるため、そのタイミングを待ちましょう。

Illuvium(イルビウム)

Illuvium

Illuviumはブロックチェーンゲームの中でも期待値が高いゲームです。オープンワールドゲームで、イルビアルと呼ばれるモンスターを捕まえて、PvPバトルを実施します。

イルビアルを育成していき、オープンワールドの中でも強いトレーナーを目指すことが目的です。

ワールドで拾ったアイテムやイルビアルはNFT化されるため、マーケットプレイスで取引可能です。

まだリリースされていないものの、ガバナンストークンであるILVトークンが高騰しており、Illuviumに対する注目度の高さがうかがえます。

Mir4(ミル4)

Mir4

Mir4はブロックチェーンゲームの中でもグラフィックが高性能なゲームです。

ブロックチェーンゲームの開発はまだまだ進んでいないため、テレビゲームなどと比較すると劣っている部分も少なくありません。

しかし、Mir4はグラフィックが綺麗なことで有名で世界170ヶ国でプレイされています。

世界同時接続数130万人を超える人気タイトルで、認知度が高いです。

ゲーム内で手に入る黒鉄と呼ばれるアイテムを仮想通貨に交換でき、コツコツプレイしていくことで集まります。

ゲームシステムもMMORPGで攻略のしがいがあります。コツコツとゲーム自体を攻略したい方におすすめです。

ブロックチェーンゲームの将来性は高い!将来性があるゲームをプレイしよう

ブロックチェーンゲームは2022年に入って流行の兆しを見せています。

今まで現物取引しかしたことがなかった投資家も続々と参入しており、大きな利益を手にしている方も少なくありません。

ゲームをプレイして稼げるという点では今までの稼ぎ方と大きく異なるため、興味を持っている人も多いでしょう。

簡単にプレイできるゲームも多いため、気になる方はまずプレイしてみることをおすすめします。

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