「シストレを使っているけどなぜか勝てない・・・」
「どうすればシストレで勝てるようになるんだろう?」
あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
私も今まで、人気ランキング上位のシストレを使っているのに勝てないということを何度も経験してきました。
しかし、24時間365日あなたの代わりにトレードをおこなってくれるシストレをあきらめては稼ぐチャンスを失ってしまうかもしれません。
そして、シストレで勝てない理由と解決方法を一度理解してしまえば、シストレで勝てない理由を分析して対策を取れるようになります。
今回は、「FXのシストレで勝てない理由と解決方法」などについて解説いたします。
FXのシストレで勝てない理由4選
FXのシストレで勝てない理由は主に4つあります。
2.レバレッジが高すぎる
3.バックテストの結果を重視しすぎる
4.自分の判断で決済をしてしまう
自分に当てはまるものがないか確認していきましょう。
理由①リスク分散(分散投資)ができていない
まず多いのはリスク分散ができていないことです。
つまり、一つのストラテジーだけを使っている状態になります。
一つのストラテジーだけを使うと、そのストラテジーが得意な相場では大きな利益が出ますが、不得意な相場では損切りが続いてしまう傾向があるのです。
株でいう分散投資のように、複数のストラテジーを使わないとシストレで成績を安定させることは難しくなります。
理由②レバレッジが高すぎる
レバレッジが高すぎることも、FXのシストレで勝てない原因になります。
なぜなら、レバレッジが高すぎると、同時にリスクも高くなりすぎてしまうからです。
例えば、レバレッジを20倍かければ利益が20倍になりますが損失も20倍になります。
そのため、レバレッジを高くし過ぎると、一気に資金が減ってしまうことになりかねないのです。
理由③バックテストの結果を重視しすぎる
バックテストの結果を重視しすぎることも注意しなくてはいけません。
なぜかと言うと、バックテストとは「過去の為替レートのデータを使ってストラテジーを検証したもの」だからです。
つまり、あくまでも過去の相場で稼げるかということをテストしたものになります。
さらに、制作者側でテスト期間や条件を変更して成績を良く見せることもできます。
そのため、バックテストの結果が良くても、今後も勝てるとは限らないのです。
理由④自分の判断で決済をしてしまう
自分の判断で決済をしてしまうことも、ありがちなシストレで勝てない理由です。
というのも、ストラテジーにトレードを任せているのに自分の判断で決済をしてしまえば、ストラテジーを使っている意味がなくなってしまうからです。
もちろん、重要な経済指標の発表時間が迫っていたり、自分の相場観に自信があったりする時は別ですが、頻繁に自分の判断で決済をしてしまうのは考え物です。
したがって、頻繁に自分の判断で決済をすることは、ストラテジーの意味がなくなってしまうということを理解しておきましょう。
FXのシストレで勝てない場合の解決方法4選
この項目では、FXのシストレで勝てない場合の解決方法を4つ解説します。
1.複数のストラテジーを使ってリスク分散(分散投資)する
2.レバレッジを抑えて損失をコントロールする
3.フォワードテストの成績を確認する
4.運用成績を定期的に検証する
以下で順に解説させていただきます。
解決方法①複数のストラテジーを使ってリスク分散(分散投資)する
複数のストラテジーを使ってリスク分散すると、成績を安定させやすくなります。
なぜなら、一つのストラテジーの調子が悪くなっても他のストラテジーでカバーできるからです。
例えば、トレンド相場に強いストラテジーとレンジ相場に強いストラテジーを組み合わせることによって、お互いの不得意な相場環境をカバーすることができます。
そのため、株でいう分散投資のように複数のストラテジーを使って成績を安定させるようにするとよいでしょう。
解決方法②レバレッジを抑えて損失をコントロールする
レバレッジを抑えて損失をコントロールすることも重要です。
というのも、資金を一気に失ってしまうようなことがあると、資金的にFXを続けられなくなってしまいますし、メンタル的なダメージも大きいからです。
例えば、投資家のバイブルである投資苑の著者アレキサンダー・エルダー博士は「2%ルール」を薦めています。
「2%ルール」とは、1回のトレードの損失は資金の2%以内に抑えるというルールです。
自分の中で損失に対するルールを作り、リスクを取り過ぎないようにすることをおすすめします。
解決方法③フォワードテストの成績を確認する
ストラテジーの運用を実際に開始する前に、フォワードテストの成績を確認するようにしましょう。
なぜかと言うと、バックテストの成績が良くても今後の相場で勝てるとは限らないからです。
例えば、バックテストでは右肩上がりの成績をあげていたストラテジーが、フォワードテストでは反対に右肩下がりの成績になってしまうということはよくあることです。
したがって、実際にストラテジーを運用する際には、フォワードテストの成績を確認しておくようにしてください。
解決方法④運用成績を定期的に検証する
シストレはほったらかしにせずに、運用成績を定期的に検証しておきましょう。
というのも、レバレッジは高すぎていなかったか、相場環境はストラテジーの得意な環境であったのかなどをチェックし、問題があれば改善することが必要だからです。
例えば、レバレッジが高すぎているのであれば低くしたり、ストラテジーの得意な相場環境であったにも関わらず大きな損失を出しているのであれば、使用するストラテジーを変更したりするべきでしょう。
また、ストラテジーがおこなったトレードを自分の判断で決済しすぎていないかのチェックも重要です。
シストレの運用成績はしっかりと見直し、今後のシストレの運用に生かしていきましょう。
FXのシストレで勝つためのコツ3選
FXのシストレで勝てない理由と解決方法はお分かりいただけたでしょうか。
しかし、FXのシストレで勝つためのコツも気になりますよね。
1.相場環境に合ったストラテジーを運用する
2.負けが続いているストラテジーに対処する
3.ストラテジーの再開と停止のルールを作っておく
以下で順番に解説させていただきます。
コツ①相場環境に合ったストラテジーを運用する
もしあなたが相場環境を分析できるのであれば、相場環境に合ったストラテジーを運用するとよいでしょう。
つまり、トレンド相場ならトレンド相場に強いストラテジー、レンジ相場ならレンジ相場に強いストラテジーを運用するということです。
しかし、トレンド相場やレンジ相場を判断するにはチャート分析の知識が必要です。
そのため、自動でトレードをおこなってくれるシストレであっても、チャート分析を勉強しておくとストラテジーを運用する上で有利になります。
コツ②負けが続いているストラテジーに対処する
負けが続いているストラテジーは、優秀なストラテジーであっても放置せずに対処することが必要です。
なぜなら、優秀なストラテジーでも相場の状況によっては損失が続くからです。
例えば、現在がトレンド相場で今後も長く続きそうな状況である場合、レンジ相場が得意なストラテジーで損失が続いているものがあれば取引量を減らすかストップするべきです。
優秀なストラテジーであっても負けが続いている場合は柔軟に対処し、損失を膨らませないようにしましょう。
コツ③ストラテジーの再開と停止のルールを作っておく
ストラテジーを使う場合、再開と停止のルールを作っておくことが重要です。
なぜかと言うと、ストラテジーの再開と停止の判断はあなたが手動でおこなうことになるからです。
例えば、
- 〇ヵ月間の収支がマイナスなら停止する
- デモ口座で〇ヵ月間収支がプラスなら再開する
- チャート分析でトレンド相場と判断できれば停止する
- チャート分析でレンジ相場と判断できれば再開する
といったように具体的なルールを作ることで、ストラテジーの再開と停止を客観的に判断することができます。
そのため、ストラテジーを使う場合、具体的な再開と停止のルールを早めに考えておきましょう。
まとめ:勝てない理由を理解して対策を取ろう!
ここまで「FXのシストレで勝てない理由と解決方法」などについて解説させていただきました。
FXのシストレで勝てない理由は主に4つありましたね。
1.リスク分散(分散投資)ができていない
2.レバレッジが高すぎる
3.バックテストの結果を重視しすぎる
4.自分の判断で決済をしてしまう
特に、リスク分散ができていないと損切りが続くなど成績が安定しなくなる傾向があるため注意してください。
FXのシストレで勝てない場合の解決方法については4つ解説させていただきました。
2.レバレッジを抑えて損失をコントロールする
3.フォワードテストの成績を確認する
4.運用成績を定期的に検証する
特に、FX初心者の方はストラテジーのフォワードテストの成績を確認せずに運用を始めがちであるため、フォワードテストの成績が公開されている場合は必ずチェックするように心がけてください。
また、FXのシストレで勝つためのコツは3つありました。
シストレで勝つためのコツ
1.相場環境に合ったストラテジーを運用する
2.負けが続いているストラテジーに対処する
3.ストラテジーの再開と停止のルールを作っておく
ストラテジーの再開と停止はあなた自身が判断することになるため、早めにルール作りをしておくことをおすすめします。
本記事を参考に、あなたがFXのシストレで勝てるようになることを願っています。