株式会社早稲田学習研究会（5869）のIPO～初値予想と新規上場情報～

2023年11月20日 2023年12月22日

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この記事を書いた人

投資歴10年の個人投資家。FP3級保持信用取引や現物取引からロボアドバイザーなど様々な投資を経験している Twitter@chart_master_11

株式会社早稲田学習研究会（5869）

新規上場承認された株式会社早稲田学習研究会（5869）の詳細です。

東証スタンダード上場の中型案件（想定時価総額92.9億円、吸収金額35.7億円）です。

事業内容は、「小学生・中学生・高校生を対象とする学習塾事業の経営」。

中学生を対象に高校受験対策の「W早稲田ゼミ」、高校生を対象に大学受験対策の「W早稲田ゼミハイスクール」、小中高生を対象に個別指導の「ファースト個別」の運営を行っている企業です。

業績についてはしっかりと利益を出していますが、今後の少子化を見据えると将来性にはやや不安感があります。
需給面を見ると、公開株数はやや多めで絞れているというわけではありませんが大株主にはしっかりとロックアップがかかっています。

総合的に考えると、初値は小幅な上昇で落ち着きそうです。

直近2023年3月期の業績は売上高61億1000万円、営業利益12億3000万円、純利益8億3800万円となっています。
※2024年3月期は第二四半期までで、売上高29億600万円、営業利益6億5100万円、純利益4億5400万円という進捗です。