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コカ・コーラは、マクドナルドのドリンクをはじめ、世界中のあらゆるところで提携されており、コカ・コーラのない生活は考えられないくらい、世界中の人々の生活に浸透しています。

 

また、飲料メーカーとして様々な飲料を販売しており、私たちがよく飲んでいる清涼飲料水のメーカーを見ると、コカ・コーラ社製のものが多くあります。世界中で事業を展開しているので、本国であるアメリカのコカ・コーラ社の株式に投資することは魅力的です。

 

この記事では、コカ・コーラ株の買い方と魅力について解説します。

コカ・コーラ株購入のおすすめ証券会社

おすすめ証券会社

コカ・コーラ株を購入するには、米国株の口座を開設しなければいけません。米国株取引では、以下の3つのネット証券がおすすめです。

 

SBI証券

SBI証券は、米国株の手数料がオトクです。取引手数料は「約定代金×0.495%(税込)」で、最低手数料は0ドルです(上限取引手数料は税込22ドル)。そして、SBI証券の「貸株サービス」も魅力です。

 

貸株サービスとは、銀行にお金を預けると利息がつくのと同じように、顧客が所有する米国株をSBI証券に貸しだし、貸しだされた株式にかかる利息を受け取ることができるサービスです。

 

SBI証券は、顧客から借りた株式を機関投資家が参加する「貸株市場」に貸しだし、貸しだされた株式の利息を受け取り、顧客に支払います。

 

楽天証券

楽天証券

楽天証券でも米国株を1株単位で購入できます。そして、20224月以降の購入分から、楽天グループが運営するSPU(スーパーポイントアッププログラム)に米国株式が加わります。米国株と投資信託のポイント投資を組み合わせると、最大+1倍が付与されるのです。

 

楽天証券の米国株・ETFの最低手数料は、業界最安値。最低手数料は米ドルで、売買手数料の1%がポイントバック(大口優遇の場合は2%)されます。楽天証券の手数料は、以下の通りです。

約定代金 手数料
2.22米ドル以下 0
2.22米ドル~4,444.45米ドル 約定代金の0.495%(税込)
4,444.45米ドル以上 22米ドル(税込)

 

マネックス証券

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マネックス証券は米国株を多数取り扱っています。新規上場銘柄もスピーディーに追加。2022年1月、取扱銘柄数が5,000銘柄を突破しました。そして、マネックス証券なら、立会外取引時間帯(プレ・アフターマーケット)でも取引が可能です。ニュースによる急な株価の変動にも対応できるのです。

 

さらに、マネックス証券ではさまざまな注文方法があります。逆指値注文やトレイリング注文で、夜中に相場を見張ることなくリスク管理ができるのです。

 

また、銘柄スカウター米国株は、米国上場企業の分析に利用できる無料サービス。豊富な個別銘柄情報やニュースのほか、スクリーニング機能、ランキング機能、銘柄比較機能など、分析に欠かせない機能を多数搭載。

 

そして、米国TradeStation社が開発した米国株取引専用のスマートフォンアプリもあります。レーダースクリーンやチャート分析、チャート発注などの機能が、スマートフォン(iPhoneAndroid搭載端末)でいつでもどこでも利用できます。

 

米国株の魅力

米国株の魅力

米国株の魅力について解説します。

成長株が多い

 

米国株を保有するメリットとして、まず挙げられるのは、成長株を見つけやすいということです。米国は上場企業数、投資家数が日本よりはるかに多く、米国株式市場の流動性は非常に高いです。

 

そして、株価も右肩上がりになっている銘柄が多くあります。つまり、流動性や株価上昇率という点では、国内株よりも米国株の方が成長株を見つけやすいのです。

 

為替差益が狙える

 

米国株に投資する場合、為替の影響は切っても切れない関係にあります。当然、為替変動にうまく対応できれば、「円高時に米国株に投資する(日本円を米ドルに交換する)」「円安時に米国株を売却する(米ドルを日本円に交換する)」ことで利益を確定できます。

 

つまり、「株価上昇」と「円安」で利益を倍増させることができるのです。これは、日本株投資では味わえない、米国株投資の醍醐味です。

 

たとえば、コカ・コーラ株を2021年末に買って、6月末に売却したときの利益は以下の通りです(手数料・税金を考慮せず)。

コカ・コーラ株(ドル) ドル円
2021年12月末 59.21ドル 115.06円
2022年6月末 62.835ドル 135.76円

 

ドルベースでは6%しか上昇していませんが、円安・ドル高が進んだことによって、円ベースでは約25%の利益となっています。

 

株価上昇と、為替差益が狙えるのが、米国株の大きな魅力なのです。

 

外貨決済か円決済を選べる

 

外国株の取引口座を開設したら、次は株の購入に必要な資金を準備します。日本株の場合は円建てで決済されるので意識する必要はありませんが、米国株の場合は米ドルを用意する必要があります。

 

米ドルを用意する手段としては、「外貨決済」「円決済」がありますので、どちらかを選択するようにしてください。外貨決済の場合、米ドルは証券会社ではなく、投資家自身が調達する必要があります。一方、円決済の場合、米国株購入時に証券会社が米ドルを調達するので両替の必要はありません。

 

ただ、米国株に投資する際に為替が厄介なのは、為替取引で得た「為替差益」に対する税金を計算する必要があるからです。年収2,000万円以下のサラリーマンで、「為替差益」を含む給与所得以外の所得が年間20万円以下であれば、確定申告は必要ありません。

 

ただし、「為替差益」を含む給与所得以外の所得が年間20万円超の場合は、確定申告のために購入時、売却時、配当金受取時の為替レートと、米ドルから日本円への換算時の為替レートを計算する必要があります。

 

非常に手間がかかりますが、「特定口座(源泉徴収あり)」や「NISA口座」を利用すれば、米国株の譲渡益や為替差益は自動的に計算されます。また、NISA口座なら年間120万円までの投資額の利益に税金がかかりません。

 

米国株を取引するときは、「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」を利用するようにしてください。

米国株の注意点

注意点

米国株のデメリットの1つ目は、為替差損が発生することです。先ほどのメリットのところでも触れましたが、米国株は為替相場の影響を受けます。そのため、円高になれば為替差損が発生するので、損失になる恐れがあります。

 

2つ目のデメリットは、取引時間が日本とは異なることです。米国での取引時間は9:3016:00ですが、日本では23:306:00(米国のサマータイム時は22:305:00)です。ただ、日中働いている方にとっては、夜の方が取引しやすいでしょう。

コカ・コーラ(KO)株の魅力

コカ・コーラ(KO)株の魅力

コカ・コーラは、世界200以上の国と地域で清涼飲料水の販売やライセンス供与を行っているアメリカの企業です。同社の代表的なブランドである「コカ・コーラ」を一度は飲んだことがある人も多いのではないでしょうか。

 

コカ・コーラ以外にも、ファンタやミニッツメイド、ジョージア、アクエリアスなど、常に10億ドル以上の売上を上げる飲料ブランドを20以上保有しており、そのブランド力は世界でもトップクラスです。

 

世界的な投資家であるウォーレン・バフェット氏もコカ・コーラ株に長期投資をしており、「バフェット銘柄」としても有名です。

コカ・コーラ株はいくらで買える?

  • 株価 63.05ドル(2022年8月9日)

202289日時点のコカ・コーラ株は63.05ドルです。ドル円レートを135円とすると、米国株は1株単位で購入できるので、

 

63.05ドル×135円×1株=8,511.75円

 

約8,500円で購入できるのです(手数料等は考慮せず)。世界的な大企業を1万円未満で買えるというのは、大きな魅力といえるでしょう。

 

コカ・コーラ株は「配当貴族銘柄」

 

コカ・コーラは、配当の観点からも魅力的な銘柄です。コカ・コーラは年4回(4月、7月、10月、12月)配当を行っており、60年以上連続増配を続けています。

 

年間配当利回りは概ね3%前後。配当は約10年で3倍になっており、今後も増配が予想されます。コカ・コーラは、25年以上連続増配している企業のみを集めた「配当貴族指数」や、米国の代表的な株価指数である「NYダウ」の構成銘柄にもなっています。

 

配当貴族とは、長期にわたって毎年増配を続けている企業のことです。米国では、一定期間以上連続で増配している優良銘柄を集めて算出した「配当貴族指数」があるのです。

コカ・コーラ株は信用取引が可能

信用取引が可能

20227月から、SBI証券と楽天証券で米国株の信用取引が可能になりました(マネックス証券は2022年度中を予定)。信用取引とは、証券会社に現金を預け、証券会社からお金を借りて株を買う取引のことです。

 

少額の資金で大きな金額を取引できる「レバレッジ」を利用して、手持ちの投資資金以上の金額を取引できます。

 

「この株は上がりそうだけど、お金が足りない」といった資金不足の心配をすることなく投資できる方法として人気があります。

 

米国株の信用取引では、現金を担保として証券会社に預け、担保合計金額の約2倍の資金の取引が可能です。

 

それでは、SBI証券と楽天証券の米国株信用取引の詳しい内容について解説します。

SBI証券

SBI証券の米国株取引の取引手数料は、約定代金ので、買方金利は年4.5%です。20228月時点の取引対象銘柄はこちらで確認できます(20228月時点)。SBI証券で米国株信用取引を始める手順は、以下の通りです。

 

  • ステップ1 口座開設を申し込む

「米国株式信用取引口座の開設はこちら」ボタンを押し、信用取引口座開設を申し込みます。

 

  • ステップ2 SBI証券の審査(最短翌日)

SBI証券で社内審査(12営業日)を行います。

 

  • STEP3 口座開設完了

SBI 証券の審査を通過した顧客は、「信用取引口座開設完了のお知らせ」がメッセージボックスに届きます。

 

楽天証券

楽天証券

楽天証券では、日本国内での米国株信用取引の開始に先駆けて、2022619日(日)より米国株信用取引口座の開設申込受付を開始しました。そして、202279日(土)より信用取引サービスを開始し、同日午前8時より米国株式の信用取引の注文が可能となりました。

 

米国株式の信用取引口座の申込・開設は、国内株式と同じように無料で、楽天証券の口座を持っていれば誰でも利用できます。取引手数料は約定代金の0.33%(税込)で、最低取引手数料はなく、最高取引手数料は16.5米ドル(税込)です。

 

米国の金利動向は日本より大きく変動する可能性があるため、買い方金利は米国の市場動向を踏まえた変動金利となっています。

 

米国株の信用取引口座では、資金(委託保証金)の2倍までの取引が可能で、同一銘柄を同一資金で1日に何度も取引できます。また、現物取引ではできない「売り」からの取引(新規売り)も可能で、相場の下落局面でも利益を得るチャンスが生まれ、下落時のリスクヘッジにも活用できるというメリットがあるのです。

 

CFDでもコカ・コーラ株の購入が可能

CFDでもコカ・コーラ株の購入が可能

コカ・コーラ株式の取引方法には、現物取引や信用取引のほかにCFD取引があります。

CFD取引とは、現物株式の交換を行わず、取引証拠金のみを交換する取引方法です。

 

CFD取引では、米国株の信用取引と同じようにレバレッジ取引が可能です。株式CFDの最大レバレッジは5倍で、現物取引と比較すると5分の1の資金でコカ・コーラ社の株式に投資できることになります。米国信用株のレバレッジは2倍なので、より少額の資金でコカ・コーラ株を取引できるというメリットがあるのです。

 

ただし、レバレッジをかけすぎると大きな損失がでる恐れがあるので、必ず余裕資金で取引するようにしてください。

 

IG証券やGMOクリック証券などで、コカ・コーラ株のCFD取引が可能です。

 

まとめ

コカ・コーラ株は1株単位で買えるので、1万円以内で購入できます。そして、60年以上連続増配している企業で、インカムゲイン狙いの投資としても魅力です。ただし、元本が保証されていないことや、為替リスクがある点には注意が必要です。

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