「無印良品」や「MUJI」ブランドの店舗・商品を日本全国、そして世界各国に展開するのが株式会社良品計画です。
元々は西友のプライベートブランドとして1980年に「無印良品」は誕生しました。
1989年6月に西友から独立し、株式会社良品計画が設立されます。1991年にはロンドンに海外第一号店を出店しました。
株式市場においては、1995年8月に株式店頭公開、1998年12月に東証2部上場、2000年8月に東証1部に指定替えとなりました。
証券コードは「7453」です。
株を買うには、証券会社の口座が必ず必要です。持っていない人はまずは証券会社の口座を開設しましょう。
無印良品(良品計画)の株を買える証券会社は?
初心者でも使いやすい証券会社をご紹介させていただきます。
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手数料 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 |
売買ごと | 99円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1013円 |
1日定額 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 2750円 |
※手数料は税込価格です
無印良品(良品計画)の株の買い方
まずは証券会社の口座に必要なお金を振り込みます。手数料分も含めて少し多めに入金をしておきましょう。
証券会社にログイン後まずは銘柄検索で
良品計画
7453
どちらかで検索をしましょう。
その後、現物買を選択し、購入したい株数をいれます。通常は100株単位で入力を行います。
絶対この値段で買いたいという値段の希望がある人は指値で設定をしましょう。今日株が欲しいという人は成行で購入をしましょう。
他は、デフォルトの設定で問題ないでしょう。
良品計画の配当予測について
株式会社良品計画は毎年配当を行っています。
2016年2月期以降の配当実績は以下の様になっています。
決算期 | 中間配当 (1株あたり) |
期末配当 (1株あたり) |
年間配当 (1株あたり) |
2016年2月期 | 110円 | 136円 | 246円 |
2017年2月期 | 137円 | 156円 | 293円 |
2018年2月期 | 162円 | 183円 | 345円 |
2019年2月期 | 191円 | 196円 | 387円 |
2020年2月期の1株あたりの配当予想は、中間配当182円・期末配当182円の年間合計364円の配当予想になっています。
※2019年9月1日に1株を10株にする株式分割が行われました。そのため、期末配当は1株あたり18.20円に変更されていますが、実質の変更はありません。
良品計画の株主優待の内容と時期
株式会社良品計画は現在株主優待を行っていません。
今後の株主優待実施に期待しましょう。
良品計画の株主総会のお土産について
上場会社の株主総会に行くと、お土産を貰える場合があります。
2019年5月22日に開催された良品計画の株主総会では、下記のお土産が用意されていました。
・トートバッグ
・無印良品店舗で使用できる最大20%オフのチケット
・自社商品のジャスミンティー
次回の株主総会でも、参加すればお土産が貰えるかもしれませんよ。
良品計画の株価が下落する理由について
良品計画の株価は2017年1月から2018年6月まで、右肩上がりで上昇していました。
2017年初めには2,200円前後だった株価は、2018年6月18日には株価4,000円(当時は分割前だったので4万円)を超えました。
その後、2018年7月頃から下落をはじめ、2018年末には株価は3,000円を切って、2,600円近辺で年を越します。
2018年は相場環境も悪く、それも多分に影響したと考えられました
業績自体は好調で、2014年2月期から2018年2月期までの連結決算は売上から純利益まで全て前年を上回って推移してきました。
2019年2月期も当初の会社予想では過去最高の売上・営業益・経常益・最終益の予想でした。
しかし、2019年1月9日に2019年2月期の営業利益・経常利益の下方修正を行い、従来500億円だった営業利益予想を470億円にしました。
そのため、2019年1月には一時大きく株価の下落がありました。その後、2019年4月初めまで株価は持ち直してきましたが、4月11日以降株価は大きく下落します。
原因は2019年4月10日に発表された、2019年2月期決算発表でした。
営業利益・経常利益が下方修正後の計画を下回り、営業利益は447億円で前期比1.2%減益に、経常利益は458億円で前期比0.3%減益になりました。
理由は国内市場の不振ということでした。
4月10日の終値は2,617円でしたが、翌4月11日の終値は2,360円と大きく下げました。その後も株価は下げ続け、2019年5月以降は株価2,000円を割る水準で推移しています。
2019年10月時点でも株価は2,000円近辺を推移しています。
国内市場の不振というのは、生活雑貨・家具が苦戦しているということですが、おそらくライバルであるニトリの影響が大きいでしょう。
株価の下落要因としては、2020年2月期の配当が2019年2月期の配当を下回るということも大きいと考えられます。
参考までに、良品計画の2016年2月期以降の決算内容を記載します。
※単位(百万円)
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
2016.02 | 307,532 | 34,439 | 32,700 | 21,718 |
2017.02 | 333,281 | 38,278 | 38,582 | 25,831 |
2018.02 | 379,551 | 45,286 | 45,985 | 30,113 |
2019.02 | 409,697 | 44,743 | 45,861 | 33,845 |
予 2020.02 | 462,000 | 48,500 | 48,700 | 31,800 |
しっかりと利益は出してきているのですが、市場の期待が大きかった分、当初の計画未達で株価は大きく下落しました。
初心者の為の良品計画の配当予測と株主優待まとめ
良品計画の株について紹介してきました。
株主優待は行っておりませんが、毎年しっかりと配当を行っているのは投資家にとっては嬉しいことです。
分割をして、個人投資家でも投資をしやすくなったのもプラスでしょう。
業績については多少心配な部分もありますが、それでも2019年2月期は過去最高の売上を記録しています。
利益もしっかりと出してきてはいるので、財務状況がとても悪いというわけでもありません。
これから経営陣がしっかりと対策を練って実行に移せば、株価が2,000円を割っている状況は買い時だった、という状況になるのはそんなに遠い未来の話ではないと思います。
良品計画の今後の動き、業績に注目です。