NTTは1952年に日本電信電話公社として設立されたのが始まりです。
その後1985年に民営化され、「日本電信電話株式会社」として再スタートを切りました。
日本の通信事業最大手であるNTTグループの持株会社であり、持株会社としてグループ会社を統括しています。
NTTとは、会社名の英語表記「Nippon Telegraph and Telephone Corporation」の頭文字を取った略称です。
特別法「日本電信電話株式会社等に関する法律」(通称:「NTT法」)による特殊会社で、「『東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社がそれぞれ発行する株式の総数を保有し、これらの株式会社による適切かつ安定的な電気通信役務の提供の確保を図ること並びに電気通信の基盤となる電気通信技術に関する研究を行うことを目的とする株式会社』(第1条)」と定められている。同法の規定により、日本国政府が発行済株式総数の3分の1以上に当たる株式を保有。
現在のNTTは日本電信電話公社の事業を継承し、電話回線の維持などの義務を背負っています。
主な子会社には、NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTデータなど錚々たる企業が名を連ねます。
売上高は連結で11兆円を超え、従業員数はグループ全体で28万人以上。
バブル期には全世界の上場企業の中で時価総額世界第1位を記録し、現在でも日本の全上場企業の中でも時価総額は常にTOP10に入っています。
まさに日本を代表する大企業です。
この記事では、NTTの株の買い方について解説していきます。
NTTの株を買うのに必要なものはこれ
NTTの株を購入するために最低限必要なものは、以下の2つになります。
・株の取引口座
・購入資金
まずは証券口座を開設して、NTT株を購入するために必要な資金を入金しましょう。
入金が完了すると、証券会社の取引画面からNTTの株を購入することができます。
■企業名:日本電信電話株式会社
■銘柄コード:9432
■上場市場:東京証券取引所第一部
NTTの株を買うのに初心者におすすめの証券会社はここ
NTTの株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
まだ証券口座をお持ちでない方は、下記より口座開設をしてください。
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手数料 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 |
売買ごと | 99円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1013円 |
1日定額 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 2750円 |
※手数料は税込価格です
NTTの株を買うのに必要な購入費用は?
それでは、NTTの株はどのくらい資金があれば購入することができるのでしょうか?
2019年2月26日(火)時点の終値は下記になります。
・4,785円
単元株数は100株となりますので、最低購入金額は478,500円ということになります。
NTTの株の株主優待と配当について
NTTは株主優待を実施していません。(2019年3月期現在)
配当は行っており、2019年3月期は1株当たり年間180円の配当予想となっています。(中間配当85円・期末配当95円)
2018年3月期は、中間配当75円・期末配当75円の年間合計150円の配当でした。(いずれも1株当たりの配当金額)
NTTの株の買い方と売り方
ここでは、NTT株の買い方と売り方について分かりやすく説明します。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。
2、銘柄検索で「NTT」「9432」などで検索。
3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。
4、買いたい株数を入力。
5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。
6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)
7、「注文」ボタンを押せば注文完了。
8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。
2、銘柄検索で「NTT」「9432」などで検索。
3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。
4、売りたい株数を入力。
5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。
6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります)
7、「注文」ボタンを押せば注文完了。
8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
証券会社によって多少表記される文言が違う場合はありますが、上記の手順で株の売買をすることができます。
【超初心者向け】NTTの株の買い方はこれまとめ
NTTは企業の成り立ちや性質から、他の多くの銘柄に比べても極端に倒産の心配をすることなく投資をすることができる銘柄だと言えます。
グループ企業もNTTドコモに代表されるような、その業界において日本を代表する面々が居並びます。
その反面、大型株であるがゆえに1日での株価の大きな値動きは見込めません。
そういった意味ではある意味つまらない銘柄だとも言うことができます。
しかし、しっかりと黒字を出し続け、しっかりと配当を出し続ける優良銘柄です。
このような銘柄は短期投資というよりは中長期投資をメインに考えている方におすすめです。