株式会社ヤオコーは関東地方にスーパーマーケットチェーンを展開する企業です。
創業の地である埼玉県を中心に、関東地方1都6県に店舗展開をしています。商品等の鮮度維持等を重視して、国道16号線付近での店舗展開を中心に行なっています。
1890年(明治23年)、埼玉県比企郡小川町に青果商「八百幸商店」を創業したのが始まりです。
1957年(昭和32年)に有限会社化し、1968年(昭和43年)に株式会社に改組しました。
そして、1974年(昭和49年)に株式会社ヤオコーに社名変更しています。
株式市場には、1988年(昭和63年)に株式を店頭公開。
1993年(平成5年) には東証2部に上場し、1997年(平成9年)に東証1部に指定替えとなりました。
証券コードは「8279」です。
ここからは、ヤオコーの株について詳しく紹介していきます。
ヤオコーの今後の株価予想
ここでは、ヤオコーの株価が今後どうなっていくのかを考えてみましょう。
株価に一番影響を与える業績ですが、ヤオコーの業績は絶好調です。
2020年3月期まで31期連続増収増益で、過去最高業績を更新し続けています。
2021年3月期も感染症流行の影響による巣ごもり需要や内食需要が発生しているので、ほぼ間違いなく記録を更新してくるでしょう。
過去10年の株価の推移を見ると、以下の様になっています。
yahoo.co.jpより(参考:yahooフィナンス)
2015年までおおむね右肩上がりで推移し、一旦ピークを付けてから調整が入り、2018年に再び上昇。
そして再度調整が入り、2020年に高値を付けています。
長期的に見れば株価は上昇してきていますが、短期的に見ると再度調整をしそうな株価チャートです。
2019年までを見ると4000円~6000円のレンジだった株価が、今後は6000円~8000円あたりのレンジで推移していくのかどうかというのがポイントとなるでしょう。
もしそうであれば、6000円くらいが買い場ということになります。
業績を見ると株価レンジの上昇は大いに可能性がありますが、ある程度調整が入ったところで見極めることが重要でしょう。
ヤオコーの株主優待と配当について
株式会社ヤオコーは株主優待を実施していて、権利確定日(権利付日)と優待内容は以下のようになっています。
・権利確定月:3月末・9月末 ・優待内容:以下のいずれかを選択 ①買物優待券(100円) ②自社製品(ミネラルウォーター550ml ペットボトル24本) ・優待対象者: 100株以上 ①10枚 200株以上 ①20枚 ②1ケース 1,000株以上 ①50枚 ②2ケース 2,000株以上 ①100枚 ②4ケース
株式会社ヤオコーは配当も行っていて、2020年3月期は1株あたり年間65円(中間配当30円・期末配当35円)の配当でした。
2021年3月期は1株あたり年間65円(中間配当32.5円・期末配当32.5円)の配当を予想しています
ヤオコーの株の購入の仕方
ここでは、ヤオコーの株の買い方と売り方について、株式投資初心者にも分かりやすく説明します。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。 2、銘柄検索で「ヤオコー」「8279」などで検索。 3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。 4、買いたい株数を入力。 5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。 6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります) 7、「注文」ボタンを押せば注文完了。 8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。 2、銘柄検索で「ヤオコー」「8279」などで検索。 3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。 4、売りたい株数を入力。 5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。 6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります) 7、「注文」ボタンを押せば注文完了。 8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
証券会社によって多少表記される文言が違う場合はありますが、上記の手順で株の売買をすることができます。
ヤオコーの株が買える証券会社
ここでは、ヤオコーの株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
SMBC日興證券もIPOに力を入れていて、IPO取扱い数は全証券会社の中でもトップクラスです。 2020年は新規上場93社中52社を取り扱っています。 主幹事になることも多く、2020年は16社の主幹事を務めました。 主幹事には80%のIPO株が割り当てられるので、SMBC日興証券の口座を持っているだけで当選確率はかなり上がるでしょう。 預かり資産額によって当選確率が上がるステージ別抽選という制度がありますが、新規口座開設から3ヶ月間は資産が少なくても抽選確率が上がることが保証されています。 ※手数料は税込価格です
※2020年は93社中52社を取扱い
・口座開設から3ヶ月間はどなたでもステージ別抽選で当選確率アップ保証!
・信用取引手数料は無料!
・株取引でdポイントが貯まる!dポイントで株を購入することもできる!
IPO
NISA
投資信託
単元未満株
外国株
夜間取引
◎
◎
◎
◎
◎
〇
手数料
10万
30万
50万
100万
300万
売買ごと
137円
275円
440円
880円
2200円
1日定額
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ヤオコーの株の購入の仕方と株主優待についてまとめ
ヤオコーは業績絶好調のスーパーマーケットチェーンです。
株主優待も配当も行っているので、値がさ株ではありますが株式投資初心者でも気持ち的には手を出しやすい銘柄だといえます。
特に、株主優待では割引券も選択できるので、よくヤオコーを利用するという関東在住の方にはお得感もあります。
業績に伴い中長期的には株価も上昇しているので、このまま上昇傾向であれば株式分割の期待も持てます。
同業の中では高利益体質で資金的にも余裕があります。
2017年に神奈川県地盤の同業であるエイヴイをM&Aしたように、今後も同業を買収する可能性もあります。
保有を検討する価値のある銘柄であることは間違いないでしょう。