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仮想通貨はすでに3,000種類を超えており、さまざまな銘柄があります。投資先として仮想通貨を見る場合はプロジェクトの進捗や提携先の情報は重要です。
仮想通貨に関する進捗が公表されていない場合、通貨に対する信頼性も低くなってしまい、なかなか信用もしづらいです。
そのため、投資を検討している銘柄についてリサーチする投資家が多いです。
この記事では仮想通貨の中でもネム(NEM,XEM)の概要や将来性を紹介します。
ネム(NEM,XEM)とは?
ネムは2015年に発行されたプラットフォームプロジェクトに基づく仮想通貨です。シンガポールにはNEM財団と呼ばれる財団があり、ネムの運営をサポートしています。
日本国内ではコインチェック事件で盗まれた仮想通貨として有名です。
NEMは「New Economy Movement」の頭文字をとったものであり、プラットフォーム内で流通している通貨はXEMとなっています。
2021年にはブランド名をNEMからXEMに変えていますが、まだネムと呼ぶ人が多いです。
ネム(NEM,XEM)の特徴
ネムは国内でも知名度が高く、所有しているユーザーも少なくありません。
また、国内の取引所のハッキング被害で盗まれた仮想通貨であることから、ネムの存在を
知っている方が多いです。
では、ネムはどのような特徴を持った仮想通貨なのでしょうか。
ここからはネムの特徴を紹介します。
特徴1:独自の承認方式PoIを採用
ネムの取引承認方式は独自のアルゴリズムである「PoI(Proof of Importance)」です。
PoIはネムの保有数や送金頻度などを元にスコアを測定して、スコアによってユーザーの重要度を決定します。
ネムのネットワークを利用すればするほど、スコアは上がっていき、より多くの報酬がもらえます。
従来のコンセンサスアルゴリズムである「PoW(Proof of Work)」では取引の承認(マイニング)に大量のコンピュータや電力が必要です。
そのため、財力を持ったマイニング業者が報酬を独占していました。
しかし、PoIでは公平に報酬を獲得できます。
公平性や環境保全の観点を重視した承認方式を活用することで、優しいネットワーク運営を実行しています。
特徴2:ハーベスト報酬が得られる
ビットコインにおけるマイニングに当たるのがハーベスト(ハーベスティング)です。ハーベストとは、ネムの公式ウォレットに一定期間ネムを預けることで、ハーベストする権利が与えられます。
ハーベストをすることで、マイニングと同様に報酬が得られるため、積極的にネムを取引するユーザーが増える仕組みです。
また、マイニングのように高性能なパソコンや膨大な電力は必要ありません。
大事になるのはスコアを上げていくための保有量や取引量、取引回数になるため、財力などは関係ありません。
ネムのネットワークに関わる機会が平等に与えられるため、保有しているユーザーであればハーベスティングに参加可能です。
そのため、投資家がプラットフォームを利用したり維持したりできるインセンティブになっています。
特徴3:独自トークンの発行が可能
ネムを活用することで、独自のトークンを発行できます。
ネムは独自のブロックチェーンでを持っているため、ブロックチェーンを活用した発行が可能です。
既存のブロックチェーンでは独自トークンが発行できないため、他のブロックチェーンではできません。
特徴4:処理スピードが他の仮想通貨よりも早い
ネムの特徴としてブロックチェーン1ブロックの処理スピードが早いです。ネムの処理スピードは1ブロックあたり約1分と言われています。
一方でビットコインは1ブロックあたり約10分の処理スピードと言われています。
ビットコインの10倍の速さで取引できるため、ブロックチェーンの実用化に必要なネットワークです。
特徴5:シンボルの誕生
ネムでは2021年3月からシンボルという仮想通貨の運用を始めました。シンボルがリリースされたタイミングで、ネムの価格は3~4倍まで跳ね上がりました。
シンボルはネム保有者に付与される特徴があったため、シンボルに期待しているユーザーが新しくネムを購入しました。
その結果、価格の高騰につながり、シンボル付与が終わった後は価格が下がっています。
今後シンボルに続くネム関連の仮想通貨の運用が開始された場合、価格の高騰が期待できます。
ネム(NEM,XEM)の将来性!ポジティブな要因を紹介
ネムは仮想通貨投資家の中でも話題に上がることが多く、投資を検討している方も多いです。
投資の話題に上がるということはそれだけ将来性に期待できる根拠があるということです。
しかし、仮想通貨は悪いニュースなども多く、どの情報を信用すれば良いかわかりません。
ここからは信じられるネムの将来性に関するポジティブなニュースを紹介します。
コミュニティ内での動きが活発
ネムはコミュニティ内での動きが活発です。ネムのコミュニティが活動をすればするほど、信頼性が高くなっていきます。
仮想通貨は投資目的で利用されることが多く、ユーザー同士につながりは多くありません。
しかし、ネムのコミュニティ内では商用目的のグッズの作成やミートアップなどのイベントが開催されています。
ネムを決済通貨として活用しているお店ができているなど、ネムのコミュニティの大きさがわかります。
今後もコミュニティの結束力が高まれば、魅力的な仮想通貨であるという評価も高まり、価格が高騰する高いです。
シンボルへの期待
ネムはカタパルトと呼ばれるアップデートによって、シンボルの運用が開始されました。
・セキュリティが強化
・マルチレベルシグによるセキュリティ強化
・アグリゲートトランザクションの実装
・クロスチェーンスワップの利用が可能
・トランザクションの制御が可能
・PoIからPoS+に移行
上記の中でも送金スピードとセキュリティの向上が大きなメリットで、送金スピードに関しては1秒間に3,000~4,000件のトランザクションを処理可能となりました。
1秒間の処理スピードで言えば、クレジットカードと同等レベルの送金処理能力となっています。
セキュリティの向上
ネムはセキュリティの向上によって、価格が高騰する可能性が高いです。シンボルのアップデートによって、セキュリティが向上しました。
セキュリティがより強固になればそれだけ安心して投資できるということです。
特にネムはコインチェック事件によって流出した過去を持っているため、セキュリティが強固になればなるほど、信頼を取り戻していきます。
仮想通貨の投資において、セキュリティの強度は重要な判断材料となるため、セキュリティが向上するきっかけがあるタイミングで高騰する可能性が高いです。
各国政府や企業との連携強化
ネムは世界各国の政府との連携を強化しています。セキュリティ対策を強化し続けていることから、政府からの信頼性が上がっており、さまざまな政府と連携を結んでいます。
例えば、2018年にはアラブ首長国連邦と、2019年にはマレーシア政府などの国家機関との連携を行なっています。
プロジェクトに対する支持を国単位でしてくれるということもあり、今後の将来性に対する期待も高いです。
また、企業が主催する大型イベントとの連携も進めています。2022年に中東カタールで開催を予定している「FIFAワールドカップ」でシンボルが採用されています。
現地のホテル建設のプロジェクトを管理するプラットフォームに採用されており、建設監査において改ざん不可能な工程を可能にする仕組みを構築する予定です
シンボルにとっては大きなイベントとなるため、FIFAワールドカップの開催時期には要注目です。
ネム(NEM,XEM)の今後の価格変動!2022年はいくらになる?
ネムは仮想通貨の中でもプロジェクトの進捗が明確で、信頼度も高いです。そのため、ネムに投資する方が多い理由も納得します。
では、今後ネムはどんな値動きをするのでしょうか。
ここからは2022年ネムがどの程度の金額になるのか筆者の予想をお伝えします。
FIFAワールドカップのプラットフォームに採用
上記でも紹介しましたが、シンボルがFIFAワールドカップで採用されています。
世界的にも大きな大会に仮想通貨が関わるということもあり、注目が集まっています。
今まで仮想通貨関連のプロジェクトで公的なイベントに関わった実績はそこまで多くありません。
公的なイベントに関わることで、価格が上昇する予想がされているため、ワールドカップのタイミングでネムやシンボルに投資することで利益が期待できます。
大手取引所の上場
仮想通貨の高騰のきっかけとして、取引所への上場と共に価格が上がるケースが多いです。
シンボルは韓国の大手取引所である「bithumb」で取り扱いが開始されました。
bithumbは世界的にも有名な取引所で、国内では取り扱っていない通貨が多数存在します。
大手の取引所で取り扱いが始まった銘柄は価格が高騰するため、ネムやシンボルはもちろんのこと、自身が取引している通貨には注目しておきましょう。
NFTやDeFiなどのWeb3.0市場への参入
ネムは今後DeFiへの参入も期待されています。ネムの2021年に発生したカタパルトアップデートで、Fantomの提携を果たしました。
Fantomは分散型アプリケーション開発が可能なプラットフォームで、DeFi市場との関連性が高いです。
また、昨今のトレンドとも言えるNFT(Non-Fungible Token)への参加もシンボルが予定しています。
そのため、NFTへの参入がより明確になったタイミングで価格の高騰が期待できます。
DeFiやNFTなどのWeb3.0系に関わっていく銘柄は特に価格が高騰する可能性が高いです。
資産管理を業務委託
ネムとシンボルはヴァルキリー(Valkyrie)社にプロトコルに保有している7億トークンの資産管理を実施する契約を結んだ発表が2022年1月にありました。
ヴァルキリー(Valkyrie)社はアメリカの資産や財務管理を担当する企業で、金融業界でも有名です。
また、企業の幹部にはゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの大手金融企業出身の方もいて、資産や財政管理には定評があります。
仮想通貨関連のプラットフォームやプロジェクトの資産管理を外部に依頼するケースは少ないため、大きなニュースとなりました。
セキュリティ面を外部企業に一任することで、
外部企業との提携が進んでいくことで、銘柄に対する信頼度が上がっていき、ユーザーが増加。価格の高騰も期待できます。
ネム(NEM,XEM)の購入におすすめの仮想通貨取引所
ネムの概要や将来性に関しては、ここまでの内容で紹介しました。
では、実際にネムを取引し始めるにはどのような方法をとれば良いのでしょうか。
ネムはすでに国内の取引所で取引されており、5つの取引所で取引するのがおすすめです。
ここからはネムを購入できる国内の仮想通貨取引所を紹介します。
CoinCheck
CoinCheckはマネックスグループを親会社に持つ国内の取引所です。セキュリティが整っていることやアプリが直感的で使いやすいことから初心者におすすめされます。
CoinCheckは国内の取引所の中でも歴史があり、安心して取引できます。
CoinCheckの特徴として、さまざまなサービスを提供している点です。
ビットコインで公共料金を払える点やレンディングサービスを提供している点も含めて、仮想通貨を実用的に利用できます。
また取引手数料も良心的で、少額からの投資も可能です。
500円から仮想通貨投資を始められることから、少額で始めたい人にもおすすめです。
DMM Bitcoin
DMM BitcoinはDMMグループが運営している仮想通貨取引所です。DMMグループはさまざまなインターネットサービスを展開しており、ネットサービスに関するリテラシーが高いです。
国内の取引所の中でも最大級の通貨ペアを採用しており、さまざまな銘柄を取引できます。
また、土日祝日を含んだ365日LINE対応が可能であり、サポート体制が整っています。
仮想通貨取引で利益を出すための体制が整っているため、登録しておきたい取引所の1つです。
bitFlyer
bitFlyerは国内の中でも大手の仮想通貨取引所です。bitFlyerはビットコイン取引量が国内No.1で知られており、取引所内の流動性が高いです。
ネムはもちろんのこと、さまざまなアルトコインの取引が可能です。bitFlyerの場合は取引所形式でアルトコインの取引ができるため、販売所形式よりも手数料をおさえられます。
最近では、ビットコインが溜まるクレジットカードを発行したことで有名になり、今後も国内取引所の中でも知名度の高い取引所として、ユーザーの増加が期待できます。
国内の取引所の中でも登録だけでも済ませておきたい取引所の1つです。
ただし、bitFlyerの場合は販売所形式でしか取引はできません。
そのため、手数料が高くなってしまうことを踏まえた上で取引しましょう。
GMOコイン
GMOコインはGMOグループという東証一部上場企業を親会社に持っています。GMOグループでは証券取引所を長い期間運用しているため、管理体制やセキュリティ対策などにも定評があります。
他にも手数料が無料である点やレバレッジ倍率が4倍であることなども含めて、国内の取引所の中でも取引する上でのメリットが多いです。
レバレッジ取引を視野に入れて取引所選びを進めたい方はGMOコインをチェックしましょう。
LINE BITMAX
LINE BITMAXはLINEグループが運営する取引所で、スマートフォンから簡単に取引所開設が可能です。
LINE社が提供しているLINEPayと連携できるため、我々が日常的に利用しているサービスと連携しています。
他にも独自のトークンであるLINKを採用している点やセキュリティが強固な点も国内の取引所の中で評価が高く、後発的であるものの利用者が少なくありません。
仮想通貨を貸し出して利益が得られるレンディングサービスを提供しており、現物取引以外の取引も可能です。
国内の取引所の中でも登録がしやすいため、これから仮想通貨取引を始めようと考えている方におすすめです。
ネムは注目株の仮想通貨!高騰する確率は高いので購入を検討しよう
今回は仮想通貨の中でもNEM/XEMは将来性に期待が持てるため、日本国内でも投資しているユーザーが多いです。
アップデートを順調に繰り返しており、進捗を発信し続けていることもあり、仮想通貨としても信用されています。
国内で取引できる仮想通貨の中でも、安定的に価格が上がっていく材料が揃っています。
ネムは2022年も価格が高騰する可能性があるため、まだ所有していない方は今のうちに購入することをおすすめします。