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FXはじめ
リモートワーク中だからデイトレしようと思ってるんだよね

コマたん先生
仕事しろ!

最近は投資の中でも少額でできるFXの認知度が高まっています。特別な審査をしなくてもネット上で口座開設でき、スマホ1台で取引できるとあって人気です。しかし、FXで利益をあげるためには、きちんとトレードの基本を身につけたりする必要があります。参加障壁が下がったとはいえ、勝ち続けるのは難しい世界です。

特に少額取引で利益を上げていくには、それなりの時間をかけてトレードをする必要があります。毎日チャートをみながら利確作業を行うデイトレードで利益を積み上げていくイメージです。投資に慣れていないとデイトレードのイメージは湧きづらいかもしません。そこで、デイトレードの基本やどんな取引をするのかといったことをまとめてみました。

FXのデイトレードとは?

そもそもデイトレードとは、1日の間にポジションの保有と生産を行う取引のことを指します。デイトレーダーと呼ばれるデイトレードを常に行う投資家は、必ずその日のうちにポジションを清算し、翌日に持ち越すことはありません。1日の中での取引数については、個人差があります。1日のうちにすべて手仕舞うので、新規注文と決済注文を必ず行います。

デイトレードの良いところは、1日の取引時間の終わりにすべてポジションを解消することになるので、夜の時間帯に起こる価格変動の影響を受けないことです。デメリットとしては、基本的に1日の売りに何度も大量の取引をするのが一般的なので、デイトレードを行う日中の時間を確保する必要があります。サラリーマンなど日中の時間がとれない人には難しい側面もあります。

FXのデイトレードの初心者が気を付けること

デイトレードは、日々の価格変動に耐えながら適切な決済タイミングを図る必要があります。また、自分の中で勝率を高める努力をしないと、取引をすればするほど損失が拡大してしまうことが起こりえます。損失が膨らむと投資家心理として、損失を取り戻したいがために大きなリターンを狙いがちです。正しい判断をしにくくなる傾向があるので、そうした負けが続く事態は極力避ける必要があります。

損失を拡大しないためにやるべきこととして、まずはマイルールを作ることが重要です。マイルールは利確・損失のタイミングやどういったトレードをするかなどです。即座に損失を確定して、損を広げないためにもルールは最初にしっかりと決めましょう。そして何より重要なのが、利確と損失のラインを決めて、そのルールを遵守することです。
負けが増えるとどうしても希望的観測でもってポジションを長く持ちすぎたりします。しかし勝率を高めるためには損切りのタイミングは迅速に下すことが重要です。とにかく、最初はルールを徹底させて、ルールの上で注文ができるように体に覚えさせることも必要です。

ルールの作り方が分からないということなら、参考になる投資家を見つけるのもおすすめです。今は経済誌やSNSで手軽に先人にアクセスできます。多くのトレーダーが取引実績や取引のタイミングについてアドバイスを出しているので積極的に参考にしましょう。ただし、最初はプロトレーダーと取引額や取引時間etc.条件が大きくことなることが多いのであくまでも参考程度にしましょう。真似をするならば、自分と資産額や性格が近い人を探すのがおすすめです。

FXのデイトレードの時間足の分析の仕方

FXのデイトレードで重要なのは、1分1秒で値動きが変わることを理解し、その値動きの流れにうまくのって適切な売買を行うことです。そのために必要なこととして一定時間における値動きを表す時間足を読み解くことが挙げられます。

時間足にはいくつかの種類があり、1分間の値動きであれば1分足、5分間の値動きでは5分足と呼ばれます。期間は短いものから長いものまであり、1日であれば日足、1週間であれば週足といいます。

基本的に時間足は長い時間足から短い時間足の順番にみていきます。長い時間足は短い時間足を集約したものなので、長期的な見通しを得るのに役立ちます。例えば、数十分の間上昇トレンドを描いたとしても、週足などで下降トレンドが抜け切れないときは初心者にとって買いに回るのは得策ではない可能性が高いです。デイトレードの場合は、1日の間で必ず手仕舞うので長期的な時間足として4時間足を参考にするトレーダーは多いです。これに対し、5分足や15分足といった短い時間足を組み合わせて使います。

慣れてきたら、時間足だけでなく、その他のチャートなどを組み合わせてトレードをしましょう。移動平均線やボリンジャーバンドといったテクニカル指標を分析することで、時間足の違いだけでは分からない上昇・下降トレンドなどを判断しやすくなります。

FXのデイトレードで初心者が設定する値幅は?

FXのデイトレードは、細かに利確を積み重ねることで少額の取引金額を増やしていく作業になります。もちろん、FX取引では大きな資金をかけて大きなリターンを得るように思われがちですが、初心者はおそらく資金額が小さいので、慎重にトレードしていく必要があります。

そこでマイルールを決めるときに値幅で決めるといったやり方があるのですがこれは初心者にはおすすめしません。なぜならば、レートは常に変動しているため、例えば損切り幅は毎回同じということにはならないからです。その時々によってトレンドを見極め、許容損失に応じて損切りポイントを算出することが重要です。下手に○pips下がったら損切りするといったルールを設定すると、トレンドの変わり目を逃して大きな損失を生んだりしがちです。

確かに一定の値幅で損切りの基準を決めるトレーダーはいます。しかし、プロのトレーダーの中には、損切りラインを宣言することで他の投資家にもその損切りラインを設けるよう誘導していることもあります。こうして「だいたいこのあたりで損切りラインを設定しているだろう」と予測し、利益をかすめとる存在もいるので注意が必要です。

FXのデイトレードのスキャルピングとは?

多くのデイトレーダーがやるトレーディング方法としてスキャルピングと呼ばれるものがあります。スキャルピングとは、数秒や数分単位でこまめに売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていく投資手法の一つです。超短期取引とも呼ばれています。新規注文から決済注文までにかかる時間が非常に短い取引です。デイトレードでは数時間〜1日で完結する売買スタイルのことをいうので、1日の中で最終的にすべて決済するけれど、1日の内で特に短期売買を繰り返す投資手法を選択することをデイトレードのスキャルピングといいます。

FXのデイトレードのスキャルピングはどのくらいの値幅で売買する?

スキャルピングで利益を出すためには、まず素早い売買判断が肝になります。利確も損切りも1秒の判断の遅れが利益を大きくしたり小さくしたりします。それゆえ、特に決済注文についてはルールを決めて事前に予約注文をしてくことで効率よく利益が得られます。

また、短期間での売買を繰り返す=取引コストがその分かかるということなので、低コストに押さえることも利益を上げるコツです。特に実質コストとなるスプレッドはなるべく狭いものをトレードしましょう。スプレッドは流通量・取引量に応じて設定されていることが多いので、米ドル/日本円といったメジャーな通貨を選ぶのがおすすめです。

そしてスプレッドのことを考えると、値幅は利確では最低3pips〜10pipsくらいを狙うのが定番とされています。先ほど初心者は下手にpipsを設定しない方が良いといいましたが、スキャルピングでは金額面よりも客観的な数値であるpipsで目先の利確や損切りをした方が勝率を高められます。

ちなみに損切り幅は1pipsといった小さめの値幅を設定しておくことで損を極力小さくします。トータルでの利益をプラスにするために、利確ラインは損切りライン以上に設定するのがポイントです。

FXのデイトレードが向いている人

こうしたデイトレードの特性等を踏まえると、デイトレードを行うには、ある程度トレードに時間が割ける人が向いているといえます。取引時間もそうですし、自分のトレードを振り返って次のトレードに生かしたり、トレンドを押さえるために勉強するなど、1回の利益は少額でもめげずに何度も行って利益を積み重ねる忍耐力も重要です。

その意味では、ギャンブラーとして1度の勝負で決着をつけたがる人よりも何事もコツコツと続けられる人が最終的な利益は大きくなることの方が多いです。また、ルールの遵守が重要と言っていますが、ルールが守れる人がどうかという点では真面目な人の方が向いているともいえます。

またFXの世界では24時間365日相場が動いているので、いつでもできるのが魅力です。逆をいえば、それが弊害でもあります。常にどこかで価格変動が起きているために、1日中値動きに振り回されるといったことがあります。デイトレード自体は1日でポジションをすべて決済しますが、寝ている間に価格変動があって、翌朝見てみると自分の予想とは違う動きをしていたりとフォローが大変です。こうした値動きを含めた環境変化についていけるかどうかもFX取引への向き不向きがあります。

FXのデイトレードまとめ

FX取引の世界では、プロ・アマ問わずにかなりの頻度で取引が常に行われています。それゆえ、トレードの流れに乗れないと利益を得にくい特性があります。またデイトレードで利益を出していくには、小さな利益を積み立てていくために、何度も取引を行う強靭なメンタルが大切です。特に負けることがあっても、切り替えてどんどん取引をしていく必要があります。

デイトレードのスキャルピングともなれば、しっかりと値幅を定めて取引を積み重ねることになります。客観的な数値であるpipsで値幅を定めておくと良いでしょう。目標金額といったものに惑わされずに機械的に取引ができます。なるべく私情を挟まずにルールにのっとってしっかりとトレードができる人こそ、デイトレード向きといえます。

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