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「FXの検証のやり方ってどうすればいいの?」

「正しく検証をしてFXで勝てるようになりたいなあ・・・」

あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

確かに「検証」と聞くと難しそうなイメージがありますよね。

しかし、FXにおいて検証はトレードルールの優位性を確かめたり、継続して勝っていくために微調整をしたりする上で欠かせないものです。

そして、正しい検証のやり方はFX初心者の方でも十分マスターすることができます。

今回は、「FXの検証のやり方とコツ」などについて解説いたします。

FXの検証とはトレードルールの優位性を確認するためのもの

FXの検証とはトレードルールの優位性を確認するためのもの

FXの検証とは、トレードルールの優位性を確認するためにおこなうものです。

つまり、自分のトレードルールが優位性の高いものであり、継続的に利益をあげ続けることができるかどうかを確認するためにおこないます。

検証をせずにトレードをおこなっているだけでは、トレードルールの優位性の有無や程度は分かりません。

そのため、しっかりと検証をすることによってトレードルールの優位性を確認し、利益をあげられるトレードルールであるかを判断する必要があります。

FXの検証のやり方は2種類

FXの検証のやり方は2種類

FXの検証のやり方は主に2種類あります。

1.過去のデータで検証する2.定期的に自分のトレードを振り返る

以下で順に解説させていただきます。

検証のやり方1.過去のデータで検証する

まずは、過去のデータでトレードルールの検証をするとよいでしょう。

なぜなら、実際にトレードをする前に、そもそもそのトレードルールに利益を生み出す力があるか確認しておく必要があるからです。

トレードルールは過去のデータを用いて検証することで、トレードルールの優位性の有無やどの程度優位性があるかを確認することができます。

実際にトレードをおこなう前に過去のデータでしっかりと検証をしておけば、優位性のあることを確認できたトレードルールだけを使うことができ、実際にトレードで利益をあげられる確率がアップします。

例えば、検証をまったくしていないトレードルールより、過去数年間のデータを使った検証で右肩上がりの成績になるトレードルールの方が、将来も利益をあげられる可能性は高いでしょう。

したがって、実際にトレードをおこなう前に、しっかりと検証をおこなって優位性のあるトレードルールであることを確認することが重要です。

検証のやり方2.定期的に自分のトレードを振り返る

定期的に自分のトレードを振り返って検証してみることも大切です。

なぜなら、自分の使っているトレードルールを守れていなかったり、トレードルールがあいまいになってしまっていたりする場合があるからです。

例えば、「負けが続いて感情的になり、トレードルールを守れなかった」ということはベテラントレーダーでもあり得ます。

また、相場は常に変化し続けるため、トレードルールを実際の相場に合わせるために微調整が必要になることもあります。

トレードルールの検証中に別のトレードルールがひらめくこともあるでしょう。

実際のトレードで優位性を発揮できるようにするために、定期的に自分のトレードを振り返り、検証と微調整を繰り返していくことが利益につながります。

FXのトレードルールを過去のデータで検証する方法5ステップ

検証する方法5ステップ

前述した通りFXの検証のやり方は2つありますが、まずは過去のデータでトレードルールを検証し、実際にトレードをおこなっていくことになります。

この項目では、FXのトレードルールを過去のデータで検証する方法について解説させていただきます。

1. 何を検証するのかはっきりさせる2. 過去のチャートを使って検証する

3. 検証結果を分析する

4. トレードルールを改良する(問題点がある場合)

5. 実際にトレードをおこなう(デモトレードでも可)

ステップ1. 何を検証するのかはっきりさせる

当然ながら検証をおこなう前に、「今回の検証では何を検証するのか」についてはっきりさせておく必要があります。

何を検証するのかはっきりしていなければ、過去のチャートを前にしても時間を無駄にしてしまうだけだからです。

例えば、

  • ブログで見つけたトレードルールは優位性があるのか
  • ひらめいたトレードルールには優位性があるか
  • 今使っているトレードルールに〇〇というルールを加えたらどうなるのか
  • 今使っているトレードルールから△△というルールを取り除いたらどうなるのか

などが挙げられます。

今回の検証では何を検証するのかをはっきりしておけば、すぐに検証に入ることができます。

ステップ2. 過去のチャートを使って検証する

過去のチャートを使って検証する

何を検証するのかをはっきりさせたら、過去のチャートを使って検証を始めましょう。

つまり、過去のチャートを使って、トレードルールに優位性があるか確かめていくということです。

過去のチャートに関してはFX会社のチャートでも構いませんが、出来ればMT4(メタトレーダー4)を使うとよいでしょう。

MT4は世界中のトレーダーに愛用されている取引ツールであり、過去のチャートを使って検証をすることもできます。

例えば、EA(自動売買プログラム)を作って検証したり、検証ソフトを使って検証したりすることが可能です。

EAを作ることは難易度が高いため、まずは検証ソフトを使っての検証がおすすめです。

検証ソフトを使うことにより、過去のチャートを使って実際のトレード環境を再現することができます。

そのため、検証ソフトを使うことでトレードの検証と練習を同時におこなうことができるのです。

ステップ3. 検証結果を分析する

検証結果を分析する

検証が終わったら検証結果を分析しましょう。

具体的には、検証結果を項目別にノートやエクセルなどにまとめていきます。

例えば、

  • 過去のチャートを使って検証した期間(例:2020年1月~2021年1月)
  • チャートのスクリーンショット
  • トレードをした通貨ペア
  • 取引回数
  • 利益
  • 損失
  • 勝率
  • トレードをした感想や反省点

などを記入してください。

検証結果をまとめることで優位性があるかどうか、またはどこが問題点なのかが分かりやすくなります。

ステップ4. トレードルールを改良する(問題点がある場合)

検証結果をまとめて問題点が浮かび上がった場合は、トレードルールを改良しましょう。

つまり、検証結果から得た気づきや今までの経験などを使ってトレードルールを磨き上げていきます。

例えば、「エントリーのタイミングが遅すぎる」と感じたのであれば、エントリールールで使っているインジケーターのパラメーターを変更したり、インジケーター自体を別のものにしたりすることが考えられるでしょう。

トレードルールを改良したら、再度過去のチャートを使って検証して検証結果を分析しましょう。

ステップ5. 実際にトレードをおこなう(デモトレードでも可)

最後に、検証したトレードルールを使って実際にトレードをおこないます。

要するに、実際に優位性のあるトレードルールになっているかどうかを、本番の環境で検証するということです。

とはいえ、いきなり多額の資金でトレードをおこなうことはリスクがあるため、少額でトレードをしてリスクを抑えたり、デモトレードを利用してリスク無しで検証するとよいでしょう。

過去のチャートを使って検証をしっかりとおこなったトレードルールであれば、最初からある程度の資金を使ってトレードをしたいという気持ちになるかもしれません。

しかし、実際のトレードでは不利なレートで約定したり、スワップポイントがマイナスになったりと予期せぬ問題が起きることもあります。

そのため、まずは少額またはデモトレードでトレードを始めることをおすすめします。

FXの検証のやり方3つのコツ

FXの検証のやり方3つのコツ

FXの検証を進めていく上でのコツは3つあります。

1.トレードルールは厳密に決める2.複数の時間足や通貨ペアを使って検証する

3.ひらめいたトレードルールをメモしておく

それでは以下で順番に解説させていただきます。

コツ1. トレードルールは厳密に決める

特にFX初心者の方は、トレードルールは厳密に決めるようにしてください。

なぜかと言うと、トレードルールが厳密でなければ直感がトレードに入り込んでしまい、検証した時の感情によって検証結果が異なりかねないからです。

そして、実際のトレードでも怒りや焦りといった感情がトレードに入り込み、損失を出しやすくなってしまいます。

したがって、トレードルールは厳密に決めて、必ずそれを守るように心がけましょう。

コツ2. 複数の時間足や通貨ペアを使って検証する

トレードルールを検証する際には、必ず複数の時間足や通貨ペアを使って検証するようにしましょう。

というのも、5分足、1時間足、日足などそれぞれの時間足、米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルなどそれぞれの通貨ペアによって成績が全く異なる場合があるからです。

例えば、同じトレードルールであっても、「5分足では成績が右肩下がり、日足では右肩上がり」というようなことがよくあります。

そのため、一つの時間足や通貨ペアのみで検証をするのではなく、複数の時間足や通貨ペアで検証した方がトレードルールの優位性を探しやすくなります。

コツ3. ひらめいたトレードルールをメモしておく

トレードルールを検証している時に、新しいトレードルールをひらめいた場合は必ずメモをしておきましょう。

というのも、ひらめいたトレードルールが優位性のあるものかもしれないからです。

例えば、検証中にひらめいたトレードルールをノートにメモしたり、スマホのボイスメモに録音したりしておくことで、後日そのトレードルールを検証することができます。

2つのトレードルールを同時に検証することは無理があるため、ひらめいたトレードルールは後日改めて検証し、優位性があるかどうか確かめてみることをおすすめします。

まとめ:検証で優位性のあるトレードルールを見つけよう

検証で優位性のあるトレードルールを見つけよう

ここまで「FXの検証のやり方とコツ」などについて解説させていただきました。

FXの検証のやり方は主に2種類ありましたね。

FXの検証の2種類のやり方
1. 過去のデータで検証する

2. 定期的に自分のトレードを振り返る

まずは、過去のデータを使ってトレードルールを検証し、優位性があるトレードルールであるかどうかを確認してみましょう。

FXの検証を進めていく上でのコツは3つありました。

FXの検証を進めていく上での3つのコツ
1. トレードルールは厳密に決める

2. 複数の時間足や通貨ペアを使って検証する

3. ひらめいたトレードルールをメモしておく

特に、FX初心者の方はトレードルールを厳密に決めて、感情がトレードに入り込んでしまわないようにすることをおすすめします。

本記事を参考に、あなたがトレードルールを検証して優位性のあるトレードルールを見つけ、FXで利益をあげることを願っています

 

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