「FXって借金になることがあるのかな?」
「FXで借金をしないためにはどうすればいいの?」
あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
確かにお金を増やすためのFXで借金を抱えるのは避けたいですよね。
しかし、FXで借金地獄になってしまった主婦がいることは確かです。
ただし、主婦が借金をしてしまう理由と注意点を知っておけば、あなたが借金をすることを避けることが可能です。
今回は、「FXで主婦が借金をしてしまう理由と注意点」などについて解説いたします。
【地獄】FXで主婦が借金をしてしまう2つの理由
FXで主婦が借金をしてしまう理由は主に2つあります。
2. 追証の発生
以下で順に解説させていただきます。
理由1. 損失を取り戻そうとする
まず多いのが損失を取り戻そうとして借金をしてしまうパターンです。
つまり、借金をしてそれをFXの資金にしてしまうということです。
例えば、専業主婦の方やパート主婦の方の場合、FXの資金を追加で用意することは簡単ではありません。
また、FXで損失を出してしまったことを家族にバレたくないという思いもあるでしょう。
そのため、損失を取り戻そうと主婦が借金をしてFXの資金にしてしまう場合があるのです。
理由2. 追証の発生
追証の発生も主婦がFXで借金をしてしまう原因になります。
追証とは追加証拠金の略で、決済時の損失額が口座の残高より多い場合にFX業者から追加で証拠金を求められることです。
例えば、口座の資金が10万円しかないのに損失額が11万円になってしまったというようなケースです。
基本的にはFX業者のシステムが自動で働き、口座の残高を超えて損失が出てしまうことは避けられるようになっています。
したがって、損失を取り戻そうとするパターンよりはぐっと少なくなるものの、それでも追証が発生することはあります。
そして、追証を払うことができなければ「FX業者に分割払いを依頼する」、「金融機関からお金を借りる」といった借金をすることになってしまうのです。
追証が発生する原因
追証が発生する原因としては、急激に為替レートが変動してロスカットが追い付かない場合がほとんどです。
基本的には損失が口座残高以上になる前に、FX業者のシステムで強制的にロスカットがおこなわれます。
しかし、強制ロスカットが追い付かない場合には、口座の残高を超えて損失が出てしまう可能性があるのです。
例えば、フラッシュクラッシュという数秒から数分の間に大きくレートが上昇または下落する現象が起きた場合には、ロスカットが間に合わないことがあります。
ロスカットが追い付かないほどの急激なレートの変動はあまり起こることはありませんが、レバレッジを低くしておくなどの対策を取ることで追証が発生する確率を減らすことが可能です。
【地獄回避】FXで主婦が借金をしないための注意点6選
この項目では、FXで主婦が借金をしないための注意点を解説させていただきます。
1. FXで使う金額を決める2. FXの勉強をする
3. 少額でトレードを始める
4. テクニカル分析を使う
5. トレード記録を付ける
6. 自分のトレードルールを守る
注意点1. FXで使う金額を決める
まずは、余剰資金の中からFXで使う金額をあらかじめ決めておきましょう。
FXで使う金額を決めておけば、「もう少し大きな金額でトレードをしたい」と思っても踏みとどまることができます。
そもそも大きな金額を入金しなければ大損をすることができないため、借金せざるを得ないといった状況を回避することができます。
例えば、「FXで使う金額は月に〇万円まで」、「追加入金はしない」というような自分のルールを作っておくとよいでしょう。
とにかく生活が破綻したり借金を抱えたりしないように、余剰資金の中から上限を決めてFXの資金を捻出するようにしてください。
注意点2. FXの勉強をする
FXのトレードを始める前にFXの勉強をしておくことも重要です。
なぜなら、FXの基本的な知識が無いとトレードの際に思わぬミスをして損失を出してしまう可能性があるからです。
とはいえ、まずは基本的な用語やツールの操作を覚えておけばよいでしょう。
もしトレードをおこないたい場合は、デモ口座を活用するとノーリスクでツールの操作からトレードまで本番と同じ環境で体験することができます。
本番のトレードをおこなう前に、FXについての基本的な知識を身に付けておくようにしましょう。
注意点3. 少額でトレードを始める
FXについての基本的な知識が身に付いたら、少額でトレードを始めてみることをおすすめします。
なぜかと言うと、初心者のうちから急に勝つことは難しいため、低リスクでトレード経験を多く積み上げていくことが重要だからです。
もちろん、少額でトレードをすれば借金をすることもないでしょう。
一般的には1,000通貨以下でのトレードが、いわゆる少額のトレードということになります。
少額でトレードできるFX業者の中から、自分に合った業者を見つけてトレードしてみましょう。
自分に合う業者がよく分からない場合は、複数の業者で口座を開設して試してみてください。
注意点4. テクニカル分析を使う
FXのトレードではテクニカル分析を使うとよいでしょう。
なぜなら、FXはギャンブルではなく投資であるため、勝てる確率を高める必要があるからです。
テクニカル分析とは、過去の値動きから未来の値動きを予測するという相場の分析方法です。
FXには他にもファンダメンタルズ分析という相場の分析方法がありますが、こちらは国の経済成長率や物価上昇率といった経済活動などから未来の値動きを予測するため、ある程度経験が必要になります。
そのため、まずはテクニカル分析を使ってFXのトレードをおこなうことをおすすめします。
注意点5. トレード記録を付ける
FXのトレードをおこなった際には、必ずトレード記録を付けるようにしましょう。
というのも、自分がおこなったトレードを見つめ直し、次回以降のトレードに生かすことができるからです。
また、トレードの記録には、ノートやワード、エクセルなど自分に合ったものを使うとよいでしょう。
トレードの記録は具体的には以下のようなものを記入します。
- 日時
- 通貨ペア
- 利益確定や損切りの設定幅
- 結果
- 最終的な損益
- 感想や反省点
自分の勝ちパターンや負けパターンを知ることができるなど、トレードの記録をつけることには大きなメリットがあります。
注意点6. 自分のトレードルールを守る
FXのトレード記録を付けるようにすると、自分なりのトレードルールを作れるようになります。
自分なりのトレードルールができあがったら、必ずトレードルールを守るようにしましょう。
なぜなら、トレードルールを守らなければ、ただの勘に頼ったギャンブルになってしまうからです。
あらかじめトレードルールを自分で作っておき、それを守ってトレードをすることでFXをギャンブルではなく投資にすることができます。
FXで主婦が借金をしないための2つのコツ
FXで主婦が借金をしないためにはコツが2つあります
1.レバレッジは低めにしておく2.負けた時のことを考えておく
以下で順番に解説させていただきます。
コツ1. レバレッジは低めにしておく
FXのトレードで勝てたとしても、レバレッジは低めをキープするようにしましょう。
というのも、レバレッジを高くすれば利益が増えますが、同時に損失も増えてしまうからです。
例えば、高いレバレッジをかけてトレードをしている時に連敗してしまえば、あっという間に口座の資金が無くなってしまいます。
口座の資金が無くなってしまえば、借金をしてでも損失を取り返したくなるかもしれません。
そのため、レバレッジは低めをキープして損失を抑えるように心がけましょう。
コツ2. 負けた時のことを考えておく
FXでは常に負けた時のことを考えておくことをおすすめします。
なぜかと言うと、FXは100%勝てるというものではないからです。
例えば、あなたが世界一の投資家であったとしても、全てのトレードで勝つことはできません。
したがって、「このトレードで負けたら損失はいくらだろう」と事前に考えておくとよいでしょう。
FXで主婦が借金をしてしまう理由と注意点 まとめ
ここまで「FXで主婦が借金をしてしまう理由と注意点」などについて解説させていただきました。
FXで主婦が借金をしてしまう理由は主に2つありましたね。
2. 追証の発生
借金をしてしまう理由の多くが、損失を取り戻そうとするパターンになります。
また、FXで主婦が借金をしないための注意点は6つありました。
2. FXの勉強をする
3. 少額でトレードを始める
4. テクニカル分析を使う
5. トレード記録を付ける
6. 自分のトレードルールを守る
あらかじめFXで使う金額を決めておけば、基本的には借金を背負うことにはなりません。
無理なトレードをせずに、経験や利益をコツコツと積み上げていくようにしましょう。