仮想通貨を取引する上で重要になるのが、どの仮想通貨取引所を利用するかです。
仮想通貨取引所によっては取り扱い銘柄や手数料が異なるため、自分に適している取引所を見つけなければいけません。
仮想通貨取引所は国内のものだけではなく、海外にも取引所があり、国内取引所とは仕様が異なります。
さまざまなメリットがあるため、国内だけではなく海外の取引所の開設も検討する投資家は多いです。
しかし、数が多くどの海外取引所を利用すれば良いかわかりませんよね。
この記事では、海外の仮想通貨取引所をランキング形式で紹介します。
海外の仮想通貨取引所おすすめランキング10選
日本国内だけではなく海外にも仮想通貨取引所は多数存在します。
国内の取引所にはない特徴を持っている取引所が多いため、国内の取引所と合わせて登録しておきたいところです。
ではどんな海外の取引所が人気があるのでしょうか。ここからは海外の取引所の特徴を紹介します。
銘柄数 | 取引手数料 | 日本語対応 | レバレッジ倍率 | |
Bybit | 130種類以上 | Maker:-0.025 Taker:0.075% |
あり | 100倍 |
BINANCE | 600種類以上 | 最大0.1% | あり | 20倍 |
CryoptoGT | 17種類 | 無料 | あり | 500倍 |
MEXC | 600種類以上 | 0.2% | あり | 125倍 |
FXGT | 13種類 | 無料 | あり | 1,000倍 |
Bitterz | 22種類 | 無料 | あり | 888倍 |
Bithumb | 150種類 | 0.1% | あり | 5倍 |
KuCoin | 200種類 | 最大0.1% | あり | 100倍 |
Bitfinex | 130種類以上 | Maker:0〜0.1% Taker:0.055〜0.2% |
なし | 3.3倍 |
BITTREX | 450種類 | 0%〜0.2% | なし | なし |
1位:Bybit
まずは日本国内でも人気が高い取引所であるBybitです。Bybitは2018年にシンガポールで設立された取引所で、日本人も多く利用しています。
取引手数料の安さやレバレッジの高さ、セキュリティ面の充実度も含めてバランスの良い取引所です。
数年前では取り扱い通貨数が少なかったり現物取引には対応していなかったり、上級者しか登録しない取引所の印象でした。
しかし、最近は初心者にも使いやすい取引所へとアップデートを重ねており、海外の取引所を利用したい方は登録を済ませておきましょう。
2位:BINANCE
BINANCEは海外の取引所の中でも有名で、世界中にユーザーを抱えています。2017年に開設して以来、ユーザーが増え続けています。
BINANCEは取り扱い通貨が300種類を超えており、さまざまな草コインを取り扱っている取引所です。そのため、国内では取引していない銘柄を取引したい方はBINANCEへの登録をおすすめします。
また、日本語対応も完了しているため、英語が苦手な方でも利用できます。
総合的な評価として日本人ユーザーが使いやすい取引所で欠点も少ないため、最初に登録する海外取引所としておすすめです。
3位:CryptoGT
CryptoGTは2018年にキプロス共和国で設立された取引所です。仮想通貨だけではなく他の金融商品も取り扱っており、投資に力を入れたい方におすすめです。
日本語対応も完了しており、日本人ユーザーでも快適に利用できます。
レバレッジ倍率で最大500倍までかけることができ、ゼロカットシステムを採用しているため、少ない資金で大きな利益を出せます。
4位:MEXC
MEXCは2018年にシンガポールで設立された取引所で、比較的新しい取引所です。独自のトークンである「MX」を発行しており、所有していることでさらにMXトークンが得られます。
また手数料としてMXトークンを利用することで買い戻し
取り扱い通貨数や日本語対応なども問題なく利用できるため、日本人ユーザーにも使いやすい取引所です。
一方で取引手数料が高いことやまだまだ新しい取引所である点がデメリットと言えます。今後安定的に取引ができる状態が続くと、信頼度も高まっていくことでしょう。
5位:FXGT
FXGTは2019年に設立された取引所で仮想通貨取引所とFX取引所のハイブリッドです。
仮想通貨取引所の中でも珍しく、最大レバレッジは1,000倍となっており、大きな利益を求めている方におすすめできる取引所です。
また、レバレッジ取引の追加証拠金がないため、安心してレバレッジ取引ができます。
取引にかかる手数料も抑えられるため、レバレッジ取引を積極的に行いたい方におすすめです。
6位:Bitterz
Bitterzは海外取引所では珍しく、運営者が全員日本人の取引所です。海外を拠点としている取引所ですが、運営が日本人であるため、安心して利用できます。
もちろん、日本語対応をしているため、違和感なく利用できます。
最大倍率が888倍のレバレッジ取引やゼロカットシステムによってマイナス分を補えるのが特徴です。
海外の取引所の中でも発展途上ですが、安心して取引を進めたい方におすすめでうs。
7位:Bithumb
Bithumbは韓国で設立された仮想通貨取引所で2014年からあり、海外では知名度が高いです。韓国では3大取引所と言われており、Bithumbは50%以上の取引高です。
また、セキュリティ対策としてコールドウォレットや二段階認証を搭載している他、60億ウォンの保障が実装されています。
万が一の事態が起きたとしても資産の保障をしてくれる取引所はあまりないため、万全の体制で取引をしたい方におすすめです。
8位:KuCoin
KuCoinは香港で設立された取引所です。KuCoin独自のトークンであるKCS(クーコイントークン)を開発しており、1,000KCSを保有しているユーザーは取引手数料から1%オフ隣ます。
手数料や取り扱い通貨数も含めて、バランスの良い取引所です。
日本語対応しきれていないページがあるものの、シンプルに取引できるため、興味がある方は登録することをおすすめします。
9位:Bitfinex
Bitfinexは2014年に開設された取引所で、他の海外取引所と比較しても歴史があるため、突然サービス停止になる可能性は低いです。
二段階認証やコールドウォレットによる資産管理など、セキュリティ対策にも力を入れています。
また、歴史のある取引所であることから流動性の高さにも期待できるため、取引所形式でスムーズに取引したい方におすすめです。
10位:BITTREX
BITTREXはアメリカで設立された取引所です。セキュリティレベルが高く、取引所内でも珍しい三段階認証を推奨しています。
他にも出金制限を採用しており、ユーザーからの信頼性は高いです。
一方で、日本語対応はしていないため、日本人ユーザーは翻訳をしながら利用しなければいけません。
若干の使いにくさがあるものの、セキュリティ対策に力を入れている取引所を利用したい方におすすめです。
海外仮想通貨取引所のメリット
ここまで10個の仮想通貨取引所を紹介しました。
海外の仮想通貨取引所は日本の金融ルールに従う必要がないため、それぞれの国のルールで取引が可能です。
そのため、国内の取引所と仕様が異なるため、海外取引所で取引を行うメリットを確認しなければいけません。
ここからは海外の仮想通貨取引所のメリットを5つ紹介します。
取り扱い銘柄数が多い
まずは海外の取引所の取り扱い銘柄数です。
海外の取引所は国内の取引所に比べて取り扱い銘柄数が多いです。
日本国内で最も多い取引所でも約20種類となっていますが、海外の取引所の場合は100種類を超えている取引所が多いです。
主要な仮想通貨だけを取り扱いたい場合は国内の取引所で問題はありませんが、よりマイナーな草コインなどを取引したい場合は海外の取引所に登録する必要があります。
レバレッジ倍率が高い
海外の取引所はレバレッジ倍率が高いことでも有名です。
国内取引所では一般的に倍率が2倍となっていることが多いです。これは日本国内の金融商品取引法によって、最大レバレッジが2倍までと定められていることが理由です。
一方で海外の取引所においては、最大レバレッジ100倍以上を設定できる取引所もあるため、少ない資金でより大きな利益を狙うことができます。
手数料が安い
最大の取引所は国内取引所と比較すると手数料が非常に安いです。
国内の取引所は手数料無料と表記しているところが多いですが、販売所の場合はスプレッドが設定されており、スプレッドの差額分の手数料がかかっています。
海外の取引所の場合はスプレッドが低く設定されているため、国内で取引するより手数料を抑えられる場合があります。
頻繁に仮想通貨の取引を実施する場合は、海外の取引所も登録しておきましょう。
本人確認なしで取引可能
海外の取引所は本人確認を必要としない業者が多いです。そのため、日本国内の取引所のように本人確認書類を提出する必要もありません。
例えば大手取引所のBybitでは、メールアドレスと電話番号のみで口座を開設可能です。
手軽に口座を開設してすぐに取引を始めたい方は海外の取引所の方が良いでしょう。
IEOに参加しやすい
海外の取引所はIEO(Initial Exchange Offering)にも積極的です。IEOとは、企業や団体が資金調達のために、トークンを発行して取引所が仲介となって投資家に販売する仕組みです。
一般的にトークンを発行して資金を調達する方法をICO(Initial Coin Offering)と言いますが、ICOはそのまま資金を盗むことができるため、詐欺の温床となっています。
IEOの場合は、取引所の後ろ盾があるため、詐欺プロジェクトが生まれにくいです。
国内の取引所ではIEOのプロジェクトは発表されているものの、海外ほど盛り上がってはいません。
将来有力なトークンを説教的に獲得した方は海外の取引所を開設してIEOにチャレンジしましょう。
海外仮想通貨取引所を選ぶ際のポイント
海外の仮想通貨取引所は国内市場とは少し異なり、より自由なルールの取引所が多いです
海外の取引所を開設する上で、結局どの取引所を選べばいいのかわからない方も少なくありません。
ここからは初めて海外の仮想通貨取引所を開設する方に向けて選ぶ際のポイントを紹介します。
手数料
まずは手数料の問題です。仮想通貨取引所を選ぶ際は手数料の安さというのが非常に重要です。
手数料があまりにも高い取引所を選んでしまうと、利益を出しても手数料が引かれてしまい、あまり利益は多くならないケースも少なくありません。
できるだけ手数料を抑えて取引する仮想通貨取引の重要なポイントと言えます。
使いやすさ
続いて、取引所の使いやすさです。仮想通貨取引所を利用する上でチェックしなければいけない項目が多いです。
例えば、柄の価格の変動を表すチャートを見やすいのか、スマートフォンアプリですぐに利用できるのか、など自身の取引においてチェックしておきたいポイントがいくつかあります。
自分にとって必要な機能が揃っているかどうかをチェックした上で、取引所を選びましょう。
取り扱い銘柄数
続いて、取り扱い通貨数の大きさも重要なポイントです。
国内の仮想通貨取引所の場合取り扱い銘柄数は20前後であるところが多いです。しかし、海外の取引所は100を超える銘柄を取り扱っている取引所が多く、どんな銘柄を取り扱っているのかを確認しなければいけません。
取り扱い銘柄が多いからといって自分が取引したい銘柄を必ず取り扱っているわけではないため、注意が必要です。
日本語対応
海外の仮想通貨取引所を選ぶ上で日本語対応しているかが重要です。
世界中の取引所全てが日本語対応しているわけではないため、日本語表記がしっかりされていて自分たちも使いやすい取引所を選ばなければいけません。
英語が苦手な方が英語で表記されている取引所を使い続けていても、間違いなく途中で使いにくいと感じる瞬間があります。できるだけ日本語対応している取引所を選びましょう。
ポイントごとで見る海外仮想通貨取引所ランキング
ここまでおすすめする仮想通貨取引所や取引所を選ぶ上でのポイントなどをおさらいしてきました。
その一方で仮想通貨取引所は数が多すぎるため、各ポイントにおいてもどんな取引所が優秀なのか判断しにくいですよね。
ここからはポイントごとにお勧めの仮想通貨取引所を紹介します
セキュリティ対策
セキュリティの観点で考えるのであれば、下記の取引所がおすすめです。
・FXGT
取引所のセキュリティには世界中の取引所が力を入れています。投資家の資産が盗まれてしまうことは大きな信頼の損失につながりかねません。
上記の2つの取引所はコールドウォレットでの管理やユーザー情報の非公開など、さまざまな方法でセキュリティ向上をはかっています。
手数料
手数料を考慮して海外取引所を選ぶ場合、下記の取引所がおすすめです。
・KuCoin
仮想通貨を取引する上で手数料を抑えることは重要です。いくら大きな利益が出たとしても手数料がかかり過ぎてしまうと、利益が出にくいです。
出来るだけ手数料を抑えられる取引所を選びましょう。
取り扱い銘柄数
取り扱い銘柄数が多い取引所は下記の2つです。
・Bybit
特にBINANCEは300種類以上の仮想通貨を取り扱っており、まだまだ価格が低い草コインも多数取引できます。
新しい仮想通貨の上場も積極的に実施しているため、開設しておきたい取引所の1つです。
キャンペーン
キャンペーンの内容で選ぶのであれば、下記の取引所がおすすめです。
・FXGT
海外取引所の中には口座を開設するだけでボーナスをもらえる業者もあるため、キャンペーンの情報を集めてお得に取引を始めましょう。
海外の仮想通貨取引所を利用して、さまざまな銘柄を取引しよう
今回はおすすめの海外仮想通貨取引所を紹介しました。海外の仮想通貨取引所は国内のものと違い、日本の金融ルールの縛りを受けません。
そのため、国内の取引所と仕様が違います。特に取り扱い銘柄数やレバレッジ倍率などは国内では考えられない体制が整えられています。
仮想通貨取引の幅を広げたい場合は、海外の取引所にも登録しておきましょう。