仮想通貨の中にはさまざまな種類があり、メジャーではない仮想通貨も数多く存在します。

時価総額や知名度が低い仮想通貨のことを草コインと読んでおり、今後高騰する可能性も高いことから注目している投資家も多いです。

ここからは草コインの中でもおすすめ銘柄をランキング形式で紹介します。

草コインとは?1000倍以上の高騰を秘めた知名度が低い通貨

草コインは簡単に言えばまだ知名度が高くない仮想通貨を指します。

ビットコインやイーサリアム、リップルなどの時価総額が高かったり人気があったりする仮想通貨は草コインと呼ばれません。

草コインは流動性が低いこともあり、投資家などが取引するだけで大きく高騰したり暴落したりするため、特にボラティリティが高いです。

一方で時価総額がそこまで高くないタイミングで購入しておけば、高騰によって一気に大きな利益を出せます。

【2022年】草コインのおすすめ銘柄10選

草コインはまだ知名度の低い通貨ということもあり、その数は多いです。その中でも今後の将来性に期待できる仮想通貨はなかなか見つかりませんよね。

そこでこの記事では、2022年現在おすすめできる草コインの銘柄を10個紹介します。

エンジンコイン(ENJ)

ENJIN

出典:https://ja.enjin.io/

エンジンコインはNFTプラットフォームの「Enjin Platform」が発行している仮想通貨です。

Enjin Platformはゲームやアート、音楽などのさまざまなNFTを制作および発行できます。

ブロックチェーンに関する知識がなくてもNFTを発行できるため、NFTゲームに興味がある方は注目しておきたい銘柄の1つです。

また、Enjin PlatformではNFTゲームをプレイしてENJを稼ぐことができるため、「Play to Earn」としても稼ぐことができる銘柄です。

アイオーエスティー(IOST)

IOST

出典:https://twitter.com/iostoken_jp

アイオーエスティーはコインチェックに上場したことで国内で有名になった仮想通貨です。

特徴としては独自のコンセンサスアルゴリズムを持っていることが挙げられます。

アイオーエスティーはPoB(Proof of Believability)というコンセンサスアルゴリズムを採用しており、処理速度が早く消費電力を抑えることが可能です。

従来の仮想通貨で問題となっていたスケーラビリティ問題を解決することが期待されており、仮想通貨業界の進展が一役買う銘柄となっています。

ベーシックアテンショントークン(BAT)

ベーシックアテンショントーク(BAT)

出典:https://basicattentiontoken.org/ja/

ベーシックアテンショントークンはBraveと呼ばれるWebブラウザを経由することで手に入る銘柄です。

Braveはプライバシー保護を目的として開発されたブラウザで、第三者が出稿している広告やトラッカーのブロック機能などを搭載しています。

ユーザーにとって使いやすさを追求したブラウザの開発を進めており、月間のアクティブユーザーは3,000万人を超えています。

Braveのブラウザとしての価値が期待できるため、ベーシックアテンショントークンの価格上昇も期待できる可能性は高いです。

ジャスミー(JMY)

ジャスミ―(JMY)

出典:https://www.jasmy.co.jp/

ジャスミーはデータの民主化を実現させる理念を持ったプロジェクトです。情報化社会が発展していますが、個人情報の流出が多く、安全に管理されているわけではありません。

そこでジャスミーは個人情報を分散管理し、ユーザー本位の情報社会を実現しようとしています。

また、日本発祥の仮想通貨であることからホワイトペーパーも日本語対応で、日本人が投資しやすい銘柄です。

個人情報を民主化して消費者が各々で管理できれば情報流出のリスクが下がるため、より安全に情報を管理できる社会になります。

ステラルーメン(XLM)

ステラルーメン(XLM)

出典:https://www.stellar.org/

ステラルーメンは非営利団体のステラ財団が開発および運営を行なっている銘柄です。仮想通貨は本来、分散型ネットワークによる非中央集権が一般的ですが、ステラルーメンはステラ財団が運営を行なっているため、中央集権的な特徴を持っています。

また、すでに全数量を発行しているため、マイニングのような仕組みはありません。

ブリッジ通貨(海外への送金において、外貨への換金の前に仮想通貨に換金して送金する)としての役割にも注目されており、国際送金の利便性アップや活性化にも一役買っています。

ポルカドット(DOT)

polkadot

出典:https://polkadot.network/ja/

ポルカドットは2020年に誕生した仮想通貨で、Web3.0の世界の実現を目指すプロジェクトです。Web3.0とは、ブロックチェーン技術によって実現させようとしている分散型のWeb世界です。

Web3.0の世界によって、不正アクセスや情報漏洩のリスクを軽減できるため、現状のWeb世界の課題が解決できます。

具体的にはインターオペラビリティを実現する仕組みを持っており、ブロックチェーン同士を接続可能です。

結果的に取引所を経由しなくても仮想通貨のやり取りが可能となり、非中央集権型のWeb世界が完成します。

ポルカドットはWeb3財団と呼ばれるスイスの財団が開発しており、イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏が関わっていることから、多くの期待が集まっています。

サンド(SAND)

サンド(SAND)

サンドは「The Sandbox」と呼ばれるNFTゲームで利用される仮想通貨です。

The SandboxはLANDと呼ばれるメタバース内の土地を提供しており、LAND上ではゲームの作成やキャラクターやアイテムの作成を楽しめます。

The Sandbox内にあるNFTマーケットプレイス内ではSANDを使った取引が可能となっています。

The Sandboxの知名度や人気が上がれば、それだけ時価総額が上がる銘柄なのでNFTプラットフォームやメタバースに興味がある方はおすすめのコインです。

アスターネットワーク(ASTR)

ASTR

出典:https://astar.network/

アスターネットワークはStake Technolosies社が開発を進めるパブリックブロックチェーンです。

アスターネットワークは上記で紹介したポルカドットのハブとして、相互運用性をより強化するブロックチェーンとなっています。

ポルカドットはスマートコントラクト機能を持っていませんでしたが、アスターネットワークとの接続によって追加されました。

また、Stake Technologiesは、渡辺創太氏がCEOであるため、日本発のパブリックブロックチェーンとして国内外で高い注目を集めています。

個人投資家から出資を受けているなど、信頼性が高い銘柄です。

ヴィチェーン(VET)

VET

出典:https://www.vechain.org/

ヴィチェーンは世界のサプライチェーンをブロックチェーンによって改善するべき立ち上がったプロジェクトです。

サプライチェーンとは商品の流通などを示す言葉で、課題がある領域でした。

例えば、流通業者と消費者の取得可能な情報が異なるため、フェイク情報や高いマージンなどの課題が残っています。

ヴィチェーンは上記のような消費者にとって不利な状況を打開する目的のために、生産品や製造品のトレーサビリティを向上させるプラットフォームを作ったり、偽造判別の機能を作ったりなど、ビジネスシーンでの実用化を進めています。

製造業だけではなく、さまざまな分野で技術の応用が期待されている通貨です。

EthereumNakeService(ENS)

ENS

出典:https://ens.domains/ja/

EthereumNakeServiceはブロックチェーンのアドレスをわかりやすい文字列に変換できるサービスです。

ブロックチェーンのアドレスは長いため、ウォレット間の送金を実施する際は正確に入力しなければいけません。

しかし、ブロックチェーンアドレスは複雑な数列であるため、入力ミスが起こる可能性もあります。

そこで、EthereumNakeServiceを活用することで、簡単に自分の宛先を決めて仮想通貨の送金が可能です。

また、設定したアドレスをNFTとして取引できるため、マーケットで転売して利益を出せます。

今後、分散型のWebサイトなどが生まれれば、EthereumNakeServiceによるアドレスを確保して運用される可能性が高いです。

そのため、Web3.0への進捗が進んだタイミングで跳ね上がると予想されています。

草コイン投資のメリット

草コインはさまざまな種類があり、自分が投資したいコインを見つけることが可能です。では、具体的に草コインに投資することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは草コイン投資のメリットについて紹介します。

少額で仮想通貨投資を始められる

草コインは時価総額がそこまで高くないため、少額で投資を始められます。

1枚あたり数円から購入できる銘柄が多く、コストをかけずに投資したい方に適しています。

仮想通貨投資を出来るだけ少額で始めたい方にも草コイン投資はおすすめです。

価格の高騰が期待できるコインがある

草コインはもともとの時価総額が低いため、価格が高騰することで大きな利益が生まれるケースがあります。

草コインが高騰した結果、時価総額が100倍以上に跳ね上がったケースも少なくありません。

特に取引所に上場したタイミングや大きな発表があったタイミングは、価格が高騰する可能性が高いです。

そのため、草コインを取引する上では銘柄に関する動向を確認しておく必要があります。

草コイン投資の注意点

上記では草コインのメリットを紹介しましたが、草コインを投資する上での注意点があります。

草コイン投資を始める上で注意点やリスクを知っておかなければ思わぬ落とし穴にハマってしまうことも少なくありません。

ここからは草コイン投資を始める方が知っておきたい草コイン投資の注意点を紹介します。

草コイン投資を検討している方はご参考にしてください。

価格が高騰することが約束されているわけではない

草コインは時価総額が低いため、高騰によって大きな利益が期待できます。しかし、高騰することが約束されているわけではありません。

価格が跳ね上がるような情報やプロジェクトの進捗がなければ、時価総額が低いまま終わってしまう可能性があります。

そのため、あくまで投資は自己責任であることや、念入りなリサーチを踏まえた上で投資を進めていきましょう。

詐欺まがいの仮想通貨の可能性がある

草コインの中にはプロジェクトの開発を進めるわけではなく、資金をもらってそのまま逃げる詐欺まがいのコインがあります。

例えば、実際には存在しない仮想通貨にプロジェクトを簡単につけて、売上金を騙し取る詐欺行為が多発しています。

草コインの購入を検討している場合は、事前に開発者や使用できるプラットフォームなどをリサーチした上で購入しなければいけません。

取引が成立しにくい

草コインは流動性が低いため、なかなか取引が成立しません。流動性が低いということは、それだけ取引をしている人が少ないことを示しています。

取引している人が少ないということは、自分が買い注文や売り注文を出しても成立しない場合があるということです。

そのため、自分が利益を確定したいタイミングで取引が完了しないケースがあることを覚えておきましょう。

ボラティリティが高い

草コインはボラティリティが高いことから、価格が高騰しやすいメリットがある一方で、価格が急落するデメリットもあります。

ボラティリティの大きい仮想通貨投資の中でも、草コインは特にハイリスクハイリターンであることを踏まえて投資しましょう。

草コインを購入できるおすすめの取引所

草コインはメリットもあればデメリットもあります。ボラティリティが高いため、高騰が期待できますが、下落する可能性があることも踏まえて取引しなければいけません。

草コインを取引する際はメジャーな仮想通貨と同様に取引所を利用します。

ここからは草コインを購入できるおすすめの取引所を紹介します。

Binance(バイナンス)

Binanceは世界最大規模の仮想通貨取引所です。取引所内の取引高でも世界有数の数を誇っており、取り扱い通貨数も300種類以上を超えています。

特に草コインの取り扱い数が多いため、さまざまな銘柄を取引したいと考えている方は是非とも登録しておきたい取引所です。

Binanceを利用する場合は、国内の取引所を経由して仮想通貨を送金する必要があるため、必然的に国内の取引所が必要になります。

そのため、メジャーな仮想通貨は国内取引所、草コインはBinanceと使い分けることがおすすめです。

Coincheck(コインチェック)

Coincheckは国内の取引所の中でも使いやすく取り扱い通貨数で多いことで有名です。国内でも有名であり、マネックスグループの傘下に入っています。

ビットコインによる電気代支払いサービスやレンディングサービスなど取引所として利用でき、サービスの幅も広いです。

また、サイトのデザインも見やすいため、初心者の方でも直感的に利用できます。

これから仮想通貨取引を始める方にはおすすめの取引所と言えます。

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コインチェック

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerは国内の中でも大手の取引所で、取り扱っている仮想通貨は14種類です。

記事内で紹介した「ポルカドット」「ベーシクアテンショントークン」「ステラルーメン」を取り扱っています。

ビットコインの取引量が国内の取引所でもっとも多く、日本人ユーザーも多いです。

ハッキング被害などもなく、セキュリティに関しても安全できます。

GMOコイン

GMOコインはGMOインターネット株式会社の子会社として運営している取引所です。

取引画面が使いやすいことや、投資家から人気の「Trading View」と連携していることから機能性でも人気が高いです。

GMOコインではエンジンコインやポルカドットの取り扱いを行なっているため、国内の取引所の中でも草コインの取り扱いがしやすい取引所となっています。

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GMOコイン

草コインは危険?詐欺ではない通貨の見つけ方や探し方

草コインは詐欺のコインがあったり、なかなか開発が進まないコインがあったりなど、怪しいコインも多いです。

そのため、信頼性の高い草コインを見つけるポイントをおさえておかなければいけません。

ここからは詐欺コインを見分けるための草尾インの見つけ方や探し方を紹介します。

開発者の情報が公開されている

まずは開発者の情報を公開していることです。仮想通貨は開発の進捗を公開するために、公式サイトやホワイトペーパーを用意しています。

仮想通貨の目的を外部に示すことで、信頼度を保っており、さまざまなユーザーが安心して取引できます。

しかし、草コインの中には公式サイトやホワイトペーパーが公開されていないものも少なくありません。

実際は詐欺コインだったというケースもあるため、開発者の情報を事前にチェクしましょう。

開発者のビジョンが公開されている

続いて、開発者のビジョンが公開されていることです。

仮想通貨は上記でも紹介した通り、公式サイトやホワイトペーパーにおいてどんな目的で開発されているのかが公開されています。

例えば、送金スピードの改善やプラットフォームの開発、Web3.0世界の実現などさまざまな目的を持って開発が進んでいます。

しかし、草コインの中には公式サイトやホワイトペーパーを公開していない銘柄も少なくありません。

草コインの中には開発目的を公表していないものもあるため、事前にリサーチすることをおすすめします。

開発の進捗が更新されている

草コインは開発途中のものが多いため、開発が進めてながら流通しているものが多いです。

まだ有名ではない草コインを購入する方は、その開発に将来性を感じて投資します。開発がどの程度進んでいるかによって、投資を続けるかやめるか判断する投資家も少なくありません。

しかし、開発の進捗を発信をしていない場合、その判断ができないため、草コインの開発者は進捗を更新するのが一般的です。

すでに一定の取引量がある

最後に一定の取引量があることです。仮想通貨は取引量が多ければ多いほど魅力があると判断されます。

いくらプロジェクトが魅力的であっても、取引量がなければ実際に取引している人が少ないため、あまり評価されていないことになります。

自分の視点だけではなく、他の投資家の視点を踏まえた上で草コインを判断しましょう。

草コインの購入までの流れ

草コインはさまざまな特徴を持っており、高騰のタイミングがくれば大きな利益を出せます。

草コインは取引所で購入できますが、国内取引所と海外取引所では購入できる草コインの種類が異なります。

そのため、国内と海外の取引所それぞれの購入方法を知っておかなければいけません。

ここからは草コインの購入までの流れを国内取引所と海外取引所それぞれで紹介します。

国内取引所で草コインを購入する流れ

国内取引所で取引を実施する場合はまず取引所に登録する必要があります。国内の取引所でも草コインの取り扱いを始めているので、いくつかの草コインを取引できます。

国内の取引所に登録する際は、メールアドレスと本人確認書類を必要とするので、事前に用意しておきましょう。

各取引所の説明にしたがって取引所に登録したら、仮想通貨を購入しましょう。仮想通貨を購入するためには、日本円を入金する必要があります。

銀行振込やコンビニ入金などの方法を使った上で、日本円を取引所に入金することで初めて仮想通貨を購入できます。

草コインも日本円を入金した段階で購入可能です。

海外取引所で草コインを購入する流れ

国内の取引所において取り扱いがない草コインは海外の取引所で購入しなければいけません。

海外の取引所で草コインを購入する場合は、一度国内の取引所を経由して資金を送金した上で購入します。

例えば、海外の取引所でも取り扱いがあるビットコインを国内の取引所で購入して、海外の取引所に送金して取引します。

海外の取引所によっては取引ペアが決まっているため、自分が購入したい草コインに対応している銘柄を送金しましょう。

少額から投資できて将来性に期待できる草コインに投資しよう

草コインは時価総額がまだまだ高くないため、なかなか話題には上がりません。

しかし、今後の可能性を秘めているものも多く、有名になる前に知っておけば高騰による利益を受けられる可能性もあります。

適切に将来性がある草コインを見極めて、投資を行いましょう。

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