株式会社SCREENホールディングスは、半導体・液晶製造装置・印刷関連機器などの産業用機器を製造するグループの持株会社です。
一般の方には馴染みがあまりないかもしれませんが、半導体(IC, LSI等)を形成する金属製薄板(シリコンウエハ)の洗浄装置や、液晶テレビ、パソコンの液晶ディスプレイ製造用の大型ガラス基板対応装置、また印刷版出力装置(CTP)では世界シェア首位の会社です。
海外売上高比率は約8割に及び、グローバルに顧客を持つ企業です。
東京証券取引所1部に上場していて、証券コードは「7735」。
ここからは、株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスの株について詳しく紹介していきます。
スクリーンの株価の今後の予想は?
まずは、株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスの株価が今後どうなっていくのかについて考えてみましょう。
株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスは、半導体を製造するのに必要な装置で世界シェア1位です。
今後、次世代通信規格「5G」や人工知能(AI)の普及に加え、昨今のテレワークの増加によるサーバー関連需要の高まりにより、今後ますます半導体の需要は増えていきます。
この点については、株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスの株価にとってプラス材料です。
下記は過去の業績推移です。
(単位:百万円)
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 1株利益 | 1株配当 |
2017.03 | 300,233 | 33,731 | 32,019 | 24,168 | 512.0円 | 87円 |
2018.03 | 339,368 | 42,725 | 41,329 | 28,507 | 608.6円 | 110円 |
2019.03 | 364,234 | 29,645 | 29,279 | 18,059 | 387.1円 | 97円 |
2020.03 | 323,249 | 12,561 | 11,636 | 5,010 | 107.4円 | 30円 |
予 2021.03 | 316,000 | 18,000 | 15,000 | 11,000 | 235.7円 | 60円 |
過去最高益だった2018年3月期に比べると、直近はかなり減益となっています。
2021年3月期は感染症流行の影響で不透明な部分もありますが、前期を上回る予想となっています。
過去10年間のチャートも確認してみましょう。
yahoo.co.jpより(参考:yahooフィナンス)
しばらくレンジ相場でしたが、2016年くらいから株価は上昇をはじめ2018年に株価は1万円の大台を突破しました。
その直後から調整が入り、2019年はおおむね株価は上昇、そして感染症流行ショックでまた株価は下がっています。
感染症流行ショック後の回復相場では、落ち着いた株価の動きになっています
すぐに株価が大きく上昇するとは考えづらいですが、今後の半導体需要の伸びと、2021年以降の世界的な感染症蔓延の収束を加味すれば、中期的に株価は8,000円程度まではすぐに戻すのではないかと考えています。
長期的にみれば10,000円を超えてきてもおかしくはありません
スクリーンの株価が下落するのはどんな時
ここでは、株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスの株価が下落するのはどんな時か考えて見ましょう。
業績の下方修正や不祥事の発覚などは当たり前なので、どのようなニュースが影響を与えるかということに焦点を当ててみます。
・主要国の政治・経済不安
⇒SCREEN(スクリーン)ホールディングスの取引先のほとんどは海外です。
そのため、海外情勢がそのまま業績に直結することもあります。
特に最近でいうと、米中貿易摩擦の影響で中国企業との取引への影響が気になるところです。
・為替が円高に振れる
⇒円高になれば輸出企業にとっては不利になります。
SCREEN(スクリーン)ホールディングスの海外売上高比率を考えると、もし仮に大きく円高になるようなことがあれば、業績はもちろん株価にも大きな影響を与えることが考えられます。
スクリーンの株の買い方は?
ここでは、スクリーンの株の買い方と売り方について、株式投資初心者にも分かりやすく説明します。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。 2、銘柄検索で「SCREEN」「スクリン」「7735」などで検索。 3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。 4、買いたい株数を入力。 5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。 6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります) 7、「注文」ボタンを押せば注文完了。 8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。 2、銘柄検索で「SCREEN」「スクリン」「7735」などで検索。 3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。 4、売りたい株数を入力。 5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。 6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります) 7、「注文」ボタンを押せば注文完了。 8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
証券会社によって多少表記される文言が違う場合はありますが、上記の手順で株の売買をすることができます。
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NISA
投資信託
単元未満株
外国株
夜間取引
◎
◎
◎
〇
△
×
手数料
10万
30万
50万
100万
300万
売買ごと
99円
275円
275円
535円
1013円
1日定額
550円
550円
550円
550円
2750円
ここでは、株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスの株を購入するために、当サイトがおすすめするネット証券会社を紹介します。
スクリーンの株の購入の仕方まとめ
株式会社SCREEN(スクリーン)ホールディングスは、日本の半導体関連企業に多い、「一般の人にはあまり知られていないが世界トップシェアの製品を持つ」企業です。
今後の世界的な半導体需要を考えれば、購入を検討するに値する銘柄の一つでしょう。
株価がレンジ相場で動いているうちに、中長期前提で保有するのがいいかもしれません。もし株価が大きく下がるようなことがあれば、そこではできるだけ買いたい銘柄です。
興味が湧いたという方は、是非今後の会社側のニュースリリースには注意を払っておいてください。