日本を代表する経営者である孫正義がトップを務め、グループ会社に携帯キャリアの「ソフトバンク」や同じくアメリカの携帯キャリアである「スプリント」、日本最大のポータルサイト「ヤフー」、オフィス向け通販大手「アスクル」などを擁するのがソフトバンクグループ株式会社です。
孫正義が開発した自動翻訳機をシャープに売り込み、売却した1億円を元手にアメリカで会社を経営・売却後、1980年に日本で立ち上げた企画会社「ユニソン・ワールド」がソフトバンクグループの前身です。
1981年に他社と共同出資でPC用パッケージソフトの流通を行う「日本ソフトバンク株式会社」を設立、ここからソフトバンクとしての歴史が始まります。(設立3ヶ月で他社との資本提携は解消)
1994年には株式を店頭公開。ここで得た資金を元手に積極的にM&Aや投資を行うようになっていきます。
1996年1月には米国Yahoo! Inc.との共同出資により、ヤフー株式会社を設立。
1998年1月に東証1部に上場。
2005年にダイエーからホークス球団の買収完了。「福岡ソフトバンクホークス」が誕生。
2018年12月19日に携帯電話事業子会社「ソフトバンク株式会社」が東証1部に上場。
ざっと挙げただけでも孫正義一代で錚々たる歴史を誇ります。
積極的に投資を行うことでも知られており、中国のIT大手アリババグループにも早くから出資し2019年5月現在も筆頭株主です。
2019年5月にニューヨーク証券取引所に上場した、配車サービス大手「ウーバー・テクノロジーズ(Uber)」の筆頭株主でもあります。(2019年5月現在)
2019年3月期の売上高は9兆6000億円と10兆円に迫り、営業利益は2兆3000億円、純利益も1兆4000億円と今や日本を代表する企業です。
ここでは、TモバイルUSによるスプリント買収でも注目されるソフトバンググループ株式会社の株の買い方について解説していきます。
ソフトバンクグループの株を買うのにはまず証券口座
ソフトバンクグループの株を買うにはまず証券会社の口座が必要です。
まだ証券口座をお持ちでない方は、下記より口座開設をしてください。
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IPO
NISA
投資信託
単元未満株
外国株
夜間取引
◎
◎
◎
〇
△
×
手数料
10万
30万
50万
100万
300万
売買ごと
99円
275円
275円
535円
1013円
1日定額
550円
550円
550円
550円
2750円
ソフトバンクグループの株を買うのに必要なものはこれ
ソフトバンクグループの株を購入するために最低限必要なものは、以下の2つになります。
・株の取引口座
・購入資金
まずは証券口座を開設して、ソフトバンググループ株を購入するために必要な資金を入金しましょう。
入金が完了すると、証券会社の取引画面からソフトバンクグループの株を購入することができます。
■企業名:ソフトバンクグループ株式会社 ■銘柄コード:9984 ■上場市場:東京証券取引所第一部
ソフトバンクグループの株を買うのに必要な購入費用は?
それでは、ソフトバンクグループの株はどのくらい資金があれば購入することができるのでしょうか?
ソフトバンクグループは値がさ株としても知られています。
2022年7月5日(水)時点の終値は下記になります。
・1,525円
単元株数は100株となりますので、最低購入金額は152,500円ということになります。
ソフトバンクグループの株の株主優待と配当について
ソフトバンクグループ株式会社は株主優待を実施しています。(2020年3月期現在)
・権利確定月:3月末・9月末
・優待内容:
1.ソフトバンク携帯電話・タブレット/ワイモバイルスマホ株主優待
2.インターネット株主優待
・優待対象者:100株以上
1.ソフトバンク携帯電話・タブレット/ワイモバイルスマホの利用料金を6ヶ月間500円~最大1,000円(税抜)割引
※対象プランはソフトバンクグループホームページの「株主優待制度」をご確認ください。
2.インターネットの利用料を6ヵ月間372円~最大1,490円(税抜)割引
※主な対象サービス:SoftBank 光、SoftBank Air、Yahoo!BB 光 with フレッツなど
配当も行っており、2020年3月期は1株当たり年間44円の配当予想となっています。(中間配当22円・期末配当22円)
2019年3月期は、中間配当22円・期末配当22円の年間合計44円の配当でした。(いずれも1株当たりの配当金額)
ソフトバンクグループの株の買い方と売り方
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。 2、銘柄検索で「ソフトバンクグループ」「9984」などで検索。 3、「現物買」もしくは「信用新規買」を選択。※信用買いの場合は、「制度信用」もしくは「一般信用」を選びます。 4、買いたい株数を入力。 5、買いたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている売り注文の一番低い金額で買う場合は「成行」にチェックを入れる。 6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります) 7、「注文」ボタンを押せば注文完了。 8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
1、証券会社の株式取引ツール(管理画面)にログイン。 2、銘柄検索で「ソフトバンクグループ」「9984」などで検索。 3、現物で買っている場合は「現物売」、信用で買っている場合は「信用返済売」を選択。 4、売りたい株数を入力。 5、売りたい金額を指定したい場合は「指値」にチェックを入れて金額を入力。その時に出ている買い注文の一番高い金額で売る場合は「成行」にチェックを入れる。 6、期間を「当日中」もしくは指定したい場合は指定して入力。(証券会社によって指定できる期間は多少変わります) 7、「注文」ボタンを押せば注文完了。 8、「成行注文」の場合はすぐに約定。「指値注文」の場合は株価が指定した金額になれば約定となります。
証券会社によって多少表記される文言が違う場合はありますが、上記の手順で株の売買をすることができます。
【株初心者向け】ソフトバンクグループの株の買い方はこれまとめ
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長してきているソフトバンク。
大企業となった現在も、ベンチャー企業の様に機動性の高い経営をしているように見受けられます。
正直次にどんな手を打つのか見えない企業ではありますが、現在のところ孫正義の経営手腕は衰えていません。
数々の投資や買収も成功させ、業績も伸ばしてきています。
投資のしがいがある企業の一つであることは間違いないでしょう。