ビットコイン（仮想通貨）は儲からない？1,000円から1万円の少額投資から始められる利益の出し方を紹介

ビットコイン（仮想通貨）は500~1,000円から購入可能

ビットコインを含む仮想通貨はハードルが高く感じられがちですが、500円から投資をスタートできます。

いきなり大金を投資にあてるのはなかなかリスクが高いため、仮想通貨は少額から始めるのがおすすめです。

徐々に仮想通貨投資の感覚を身につけていき、買い増ししていく方法がもっともハードルが低い取引方法です。

ではビットコインや仮想通貨はどのようなものなのでしょうか？

そもそもビットコイン（仮想通貨）とは？

ビットコインは仮想通貨の1種で、電子データのみでやりとりされる通貨の形です。国家による強制力を持っている法定通貨とは違い、主にインターネット上で取り扱いされています。

仮想通貨はブロックチェーンという技術をベースで作られた通貨で、電子的な方法で記録されています。

ビットコインは2009年に誕生した世界中の人が購入できる通貨です。金融機関を介さないで送金できるため、低コストかつ高速で金銭のやりとりが可能です。

ビットコインが最初の仮想通貨ですが、アルトコインと呼ばれるビットコイン以外の通貨も数多く生まれています。

ビットコイン（仮想通貨）は取引所で購入できる

ビットコインを含む仮想通貨は取引所と呼ばれるプラットフォームを介して取引を行います。

取引所は仮想通貨を保有しており、日本円を入金することで仮想通貨を購入できます。

仮想通貨を購入して価格が高騰したタイミングで売却することで、差額の金額が得られるのが主な仮想通貨での利益の出し方です。

そのため、仮想通貨取引を始める場合は、まず仮想通貨取引所に登録する必要があります。

仮想通貨取引所と販売所の違い

仮想通貨の取引所の機能として「取引所」と「販売所」の2つがあります。

販売所では個人と仮想通貨取引所がやりとりします。そのため、利用している取引所が所有している仮想通貨を販売してくれる仕組みです。

一方で、取引所はユーザー同士で取引することになります。

販売所の場合は取引所が常に仮想通貨を用意してくれるため、いつでも売買可能です。しかし、その分手数料を多く取られてしまうのがデメリット。

取引所は手数を抑えて取引ができますが、自分が取引したい仮想通貨の数量に対応したトレードをしてくれるユーザーが見つからない可能性があります。

そのため、基本的な取引は取引所で行い、急ぎの用で仮想通貨取引をしたい場合は販売所形式で取引することをおすすめします。

少額からでも始められる仮想通貨（ビットコイン）の儲け方

少額からでも仮想通貨投資は始められます。基本的に仮想通貨を購入した価格よりも売却した価格が上がっている状態で売却することで利益が発生します。

しかし、トレードに関する知識がない方にとって、売買を始めるのは少し不安ですよね。

ここからは少額でも始められる仮想通貨のトレード方法や儲け方を4つ紹介します。

仮想通貨（ビットコイン）でデイトレードを行う

仮想通貨の取引においても、1日のうちにエントリーから決済までを完了させるデイトレードは可能です。

仮想通貨はボラティリティが高いことで知られており、1日の中でも値幅があるため、デイトレードでも利益が見込めます。

一方で、仮想通貨の値動きは1つのニュースで急に動き始めることもあり、予想できない部分が多いです。

思わぬタイミングで損失が出る可能性も踏まえて、デイトレードを実施しましょう。

レバレッジ取引を行う

仮想通貨の取引所によっては、レバレッジ取引が可能な取引所があります。レバレッジ取引とは、預けたお金を担保として金額以上の取引を可能とする取引方法です。

例えばレバレッジ倍率が2倍の取引所で、10万円を預けてレバレッジ取引をした場合20万円分の取引が可能です。

その一方で、損失にも同じ倍率がかかってしまいます。上記の条件で、10万円を使ってレバレッジ取引をした場合、1万円の損失は2万円の損失になります。

小さな値動きでも損失が膨らんでしまう可能性があることを踏まえて、取引を行いましょう。

長期的にホールドする

3つ目は購入した仮想通貨を長期的にホールド（保有）する手法です。仮想通貨はボラティリティが高いため、短期的なトレードをして利益を出したいと考える人も少なくありません。

デイトレードも1つの方法ですが、デイトレードで失敗を重ねてしまうと投資に対する苦手意識が増えてしまいます。

短期的に失敗を積み重ねるリスクを考えて、一旦長期的に仮想通貨をホールドするのも1つの方法です。

ホールドする期間は個人の自由ですが、所有している仮想通貨が高騰したタイミングで手放すのが一般的です。

毎月積立投資を行う

ビットコインを含む仮想通貨は毎月の積立投資が可能です。

積立投資とは、毎月一定の金額で同じ銘柄を購入していく投資方法です。例えば毎月ビットコインを1,000円分購入する積立投資を設定しておけば、あとは自動で投資を実施します。

仮想通貨はボラティリティが高い投資なので、感情を揺さぶられがちですが、積立投資は自動で行ってくれるため、不安をかけずに仮想通貨を購入できます。

また、積立投資を実施することはドルコスト平均法と呼ばれる投資手法として投資していることと同じです。

ドルコスト平均法とは高値掴みのリスクを減らすための手法として有名で、購入タイミングを分散させることで、購入金額を平均化させる投資方法です。

出来るだけリスクを減らして、コツコツ仮想通貨取引をしたい方は積立投資を設定して、長期的にホールドしましょう。

仮想通貨（ビットコイン）の少額投資で利益を出すためのポイント

上記では仮想通貨の投資手法について解説しました。

しかし、投資をする上で手法だけではなく投資に対する考え方を学ばなければいけません。

ここからは仮想通貨の少額投資で利益を出すためのポイントを紹介します。

ポイント1：価格が下落しても慌てない

仮想通貨の市場は価格変動が激しいです。価格の下落を受けて、慌てて売ってしまう人も少なくありません。

しかし、仮想通貨の市場において価格変動が起こることは日常茶飯事です。

どの仮想通貨も乱高下を繰り返しながら、徐々に価格を上げています。

価格が下がったとしても、狼狽売りせずに価格が上がるタイミングを待ちましょう。

ポイント2：高値で掴まない

仮想通貨はボラティリティが高いため、1日で値動きを記録することも少なくありません。値動きをあったタイミングは慌てずに様子をみることも大事です。

例えば、目をつけていた仮想通貨の銘柄が高騰したタイミングで慌てて購入してしまった場合、高値掴みをしてしまい、損失を招いてしまいます。

特に突発的に価格が高騰したタイミングはすぐに下落する可能性が高いため、出来るだけ高値では掴まずに価格が下がったタイミングで購入できるようにチャートを研究しましょう。

ポイント3：仮想通貨は分散投資する

仮想通貨の投資をする場合、分散投資がおすすめです。分散投資とは、1つの銘柄の資産を集中させるのではなく、複数の銘柄に投資することを指します。

1つの銘柄に資産を集中させていると値動きによって、資産を大きく失ってしまいます。

分散投資をしていることで、1つの銘柄が下落したとしても他の銘柄が下落していなければ損失はそこまで膨らみません。

損失を大きくしないためにも、投資する仮想通貨を複数にして分散投資を行いましょう。

ビットコイン（仮想通貨）の少額投資によるメリット

仮想通貨の投資手法はさまざまな方法があり、自分に資金やトレードの経験においても変わってきます。

自分に適している投資方法を見つけることで、利益の発生が期待できます。

では、ビットコインを含む仮想通貨の少額投資をすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは仮想通貨の少額投資によるメリットを紹介します。

少額なので、リスクを最小限に抑えられる

仮想通貨の少額投資は損失が出たとしても資産への影響が大きくありません。

例えば、ビットコインの価格が仮に10%を下がった時に、投資額が1,000円の場合は損失額100円となります。

100円程度の損失は、そこまで大きくないため、資産への影響も少ないです。

仮想通貨はボラティリティが高く、短期間で大きく値下がりする場合、少額投資を実施することで、価格の急変動に対応可能です。

簡単に投資経験が積める

仮想通貨の少額投資は簡単に投資経験を積めます。

仮想通貨取引の経験が少ない人は、なかなか価格変動が大きい仮想通貨を大量の取引する勇気は出ませんよね。

そこで少額投資から始めることで損失が出たとしても少額で抑えられます。

少額での投資を進めていき、徐々に慣れてきたタイミングで投資金額を増やしてみると良いでしょう。

ビットコイン（仮想通貨）の少額投資によるデメリット

仮想通貨の少額投資はリスクを削減して投資経験を詰めることから、これから仮想通貨取引を始める人におすすめです。

一方で、取引を始める前に知っておきたいデメリットなども知らないと思わぬ落とし穴にハマることもあります。

ここからは仮想通貨の少額投資のデメリットを紹介します。

少額投資なので、リターンが少ない

仮想通貨の少額投資は利益がそこまで多くありません。メリットとして少額投資であることから損失が少ないことを紹介しましたが、逆を言えば利益も出しにくいです。

そのため、少額投資だけ生活をまかなっていくことは難しいです。

レバレッジ取引はリスクも大きくなる

レバレッジ取引は大きな利益が特徴であるものの、損失も大きくなってしまいます。

そのため、仮想通貨のトレードにまだ慣れていない方はむやみに始めるべき投資ではありません。

レバレッジ取引にチャレンジしたい場合は、普通の取引を進めていき、慣れている状態で十分な余剰資金があるタイミングで始めましょう。

仮想通貨の少額投資シミュレーション

ビットコインを現在までに1年間、毎月1,000円投資していた場合は下記のような金額推移となります。

元本：12,000円
評価額：12,915円
積立数量：0.00244671BTC

結果としては微増ですが、マイナスにはなっていません。タイミングによっては大きくマイナスになってしまう可能性があるため、少額投資の場合はプラスになっていれば良い結果だと捉えましょう。

少額のビットコイン（仮想通貨）が購入可能な国内取引所

仮想通貨の取引を実施するためには取引所に登録しなければいけません。

登録する取引所によっては、取引できる仮想通貨の種類が異なったり手数料が異なったりなど、特徴があります。

特徴次第ではユーザーの取引にも影響があるため、それぞれの取引所について調べて、自分に適した取引所を見つけることが重要です。

ここからは国内の少額投資が可能な仮想通貨取引所を紹介します。

Coincheck（コインチェック）

Coincheck（コインチェック）は東証一部上場企業のマネックスグループが親会社の取引所です。セキュリティ面が高いことや取り扱い仮想通貨数が多いことが特徴です。

また、スマートフォンで利用できるCoinCheckアプリが使いやすいことで有名で、仮想通貨初心者の方でも利用しやすいです。

CoinCheckは500円から投資が可能だったり「CoinCheckつみたて」と呼ばれる機能があったりなど、少額投資を始める上でおすすめの取引所です。

bitFlyer（ビットフライヤー）

bitFlyer（ビットフライヤー）は国内最大級の仮想通貨取引所で、長期的に国内の仮想通貨市場を支えてきました。

取り扱う仮想通貨は100円単位で購入できるため、少額投資にも向いています。

bitFlyerはサポート体制も整っていることや取引所運営の歴史があることから、安心して取引可能な取引所と言えます。

ビットコインの取引量が国内の取引所の中でもトップクラスで多く、ビットコインの取引を始めたい場合はbitFlyerがおすすめです。

DMM Bitcoin

DMM BitcoinはDMMグループが運営する仮想通貨取引所です。DMM Bitcoinは大手企業が運営していることもあり、セキュリティやサポート体制が手厚いです。

また、DMM Bitcoinは販売所形式の取引はなく、取引所のみでの取引になります。取引所でのスプレッドのみになるため、手数料を抑えた取引が可能です。

出来るだけコストを抑えて仮想通貨取引を始めたい方はDMM Bitcoinがおすすめです。

GMOコイン

GMOコインはGMOインターネットグループを親会社にもつ取引所です。GMOグループがGMOクリック証券を長い期間を運用していたため、管理体制やセキュリティ対策も充実。

現物取引だけではなく、レバレッジ取引にも対応しているため、さまざまな取引が可能です。

GMOコインにも「つみたて暗号資産」と呼ばれる機能があり、毎月自動的に仮想通貨を購入してくれるため、少額で仮想通貨投資を始めたい方におすすめの取引所です。

BITPOINT（ビットポイント）

BITPOINT（ビットポイント）は2017年に金融庁からの認可が降りた取引所です。

仮想通貨の取引を500円以下から始めることが可能で。少額投資で徐々に慣れていきたい方にとっては優しい取引所です。

また、BITPOINTはCoinCheckやbitFlyerなどが取り扱っていないアルトコインを取引できます。

各種手数料が無料であることや仮想通貨を貸し出して利益を出すレンディングサービスを展開していることから、仮想通貨取引に慣れてきたユーザーにおすすめの取引所です。

少額のビットコイン（仮想通貨）が購入可能な海外取引所

国内の仮想通貨取引所を紹介しましたが、海外にも仮想通貨取引所があります。

海外の仮想通貨取引所の方が、取り扱い通貨数が多かったりサービスが充実していたりなど、使い勝手が良い場合があります。

そのため、国内だけではなく海外の取引所についても知っておくことで、より仮想通貨投資の幅が広がります。

ここからは少額投資が可能な海外の取引所を紹介します。

	Binance	Bybit
取り扱い通貨数	300種類以上	150種類以上
取引手数料	0.1%（BNB利用時割引）	Maker：−0.25％ Taker：0.075％
入出金手数料	入金：無料 出金：0.0005BTC	入金：無料 出金：0.0005BTC
最低取引単位	0.001BTC	インバース無期限契約（BTC / USD）：0.5 USD USDT無期限契約（BTC / USDT）：0.5 USDT
公式サイト	Binance	Bybit

Binance（バイナンス）

Binance（バイナンス）は世界最大規模の仮想通貨取引所として知られており、取引高も高いです。

特に注目したいのは取り扱い通貨数の多さです。国内の取引所は10種類前後ですが、Binanceは300種類を超えています。

そのため、さまざまな銘柄を取引したい方はBinanceへの登録をおすすめします。

Bybit（バイビット）

Bybit（バイビット）はシンガポールに本社をかまえる仮想通貨取引所です。

2018年3月に設立されて以降、世界中の多くの国で利用されています。日本にもユーザーが多く、日本語対応もしており、初心者でも使いやすいです。

安全性も評価されており、仮想通貨関連のトラブルなく利用できます。

また、Bybitはマイニングやステーキング、NFTの取引など、トレード以外の取引も可能です。

長期的に見て、さまざまな取引にチャレンジしてみたい人におすすめの取引所です。

ビットコイン（仮想通貨）の少額投資を始める上での注意点

仮想通貨の少額投資を始められる取引所は国内にも海外にもあります。取引所を比較してみても、どの取引所を利用したいかを検討しましょう。

仮想通貨投資で徐々に投資額を増やして利益を出していうことは重要ですが、それ以前に知っておきたい注意点があります。

注意点を知らないと、思わぬところで余計な出費が発生するケースがあったり、思ったように利益が出なかったりするため、下記の注意点は覚えておきましょう。

少額投資でも一定の利益が出た場合は、確定申告が必要

少額投資を続けていても、仮想通貨投資で一定の利益が出た場合は、確定申告が必要です。

仮想通貨で利益を出して、確定申告が必要なケースは下記の通りです。

・給与による所得が年間2,000万円を超える人
・給与をもらっておらず、仮想通貨による所得が20万円を超える人

確定申告について調べていない状態で、仮想通貨投資を始めてしまう人も少なくありません。

確定申告をしなければ脱税の扱いになってしまうため、確定申告が必要なケースは覚えておきましょう。

ボラティリティが大きいため、余剰資金で実施する

仮想通貨の投資は、ボラティリティ（価格の値動き）が激しいです。そのため、投資はあくまで余剰資金で行いましょう。

生活資金を投資に充ててしまうと、大きく下がってしまった場合、生活が苦しくなってしまいます。

結果的に損失を取り戻すために、さらに資金を投入するケースも少なくありません。

あくまで自分の生活には影響のない余剰資金で仮想通貨投資を始めることをおすすめします。

ビットコイン（仮想通貨）は少額投資でも儲かる！まずは1,000円から始めよう！

今回は少額からでも始められる仮想通貨投資を紹介しました。ビットコインを含む仮想通貨投資は少額から始めることが可能で、まだ投資に慣れていない方でもチャレンジできます。

一方でなかなか利益が生まれにくいというデメリットなどもあるため、お試しで少額投資を始めてみて、慣れてきたら投資金額を増やすのがおすすめです。

興味がある方はこの記事で紹介した取引所を利用して、少額での投資を始めましょう。